さあこさん(34歳)& けんさん(32歳)NO.49

体験者について

女性プロフィール
仮名:さあこ
性別:女性
年齢:34歳
職業:会社員
趣味:カフェ巡り
妊活・不妊治療
1人目の治療
治療開始年齢:29歳
治療期間:1年半
タイミング法:◯
人工授精:2回


     

男性プロフィール
仮名:けん
性別:男性
年齢:32歳
職業:会社員
趣味:ダーツ
妊活費用
人工授精:10万円



    
クリニック名:はなおかレディースクリニック
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
妊活・不妊治療中の方へ 応援メッセージ

私の場合、長い長い暗い出口の見えないトンネルをずっと歩いてる気持ちでした。
でも不妊治療以外のことに目を向けた時、私は妊娠することができました。

「今の自分は過去の自分がつくっている。なら未来の私は今の自分がつくることができる」妊娠する、しないことにこだわるのではなく、自分がどう生きていきたいかを見つめて、不妊治療とうまく付き合うことが大事だなと思います。

インタビュー概要

2022年10月24日にさあこさんにお答えいただきました。ご主人に気持ちを伝えたり、二人でヨガをしたり、一緒にお酒を飲むなど楽しく妊活するための取り組みをご夫婦でされていらっしゃいました。長い長いトンネルの中にいるように感じていたさあこさんが不妊治療以外のものに目を向けてみたお話も参考になります。さあこさん、貴重なお話をありがとうございました。
子授かりネットワーク Koshi

質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。

Koshi

治療をしようと思われたきっかけを教えてください。

さあこさん

もともと結婚前から私が多嚢胞性卵巣症候群の診断を受けていたため、すぐには妊娠できないだろうなと思っていました。

生理不順もずっと続いており、連続で生理が来る時もあれば、2〜3ヶ月来ないということも頻繁にありました。

結婚してからは、挙式をあげてすぐに妊娠したいと思ったので早いタイミングで受診しました。

質問:治療の流れを教えてください。

Koshi

治療の流れについて教えて下さい。

さあこさん

年齢も不妊治療に通う人の中では比較的若い方だったため、まずはタイミング法でやっていきましょうとのことでした。
旦那も精液検査を最初に行いましたが異常なし。

私がきちんと排卵しにくい体質なため、排卵するお薬をのんだり、注射をしたりしました。1年ほど様子を見ましたが妊娠には至らず。早く妊娠したい気持ちが強かったため、人工授精に移りたいと医師に伝え、2回人工授精を行いました。

結果それでも妊娠に至らず、タイミング法に戻したところ妊娠することができました。

質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。

Koshi

クリニックを選ばれたポイント3つとその理由を教えてください。

さあこさん

①通いやすさ
体外受精 も行なっている
③医師との相性
です。

①は、頻繁に通うことになりそうと思っていたので、とにかく出来るだけ近いところを探してました。
②は、もしかしたら体外受精を行うことになるかもしれない。その際にスムーズに移行できるようにしたかったため。
③は、医師との相性が悪ければ信頼もできないなと考えていたため。

質問:クリニックの良かった点を教えてください。

Koshi

クリニックの良かった点を教えてください。

さあこさん

駅から比較的近く、とても清潔感のある綺麗なクリニックでした。

質問:不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?

Koshi

不妊治療以外で取り組んだことはありますか?

さあこさん

漢方を医師から勧められて飲んでいました。

質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)

Koshi

検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?

さあこさん

メンタルは随分とやられました。
会社に、ちょうど結婚するタイミングが同じ頃の子たちがいて、みんな特に不妊治療はしていなかったものの、次々に妊娠していきました。

私は頑張ってるのに。なんで特に苦労もなく妊娠できるんだろう、と周りを羨ましくも思ったり、悲観的に考えることも多かった気がします。

質問:お金について教えてください。

Koshi

お金について教えてください。

さあこさん

人工授精に約10万円、タイミング法を行っていた分をあわせると総額20万くらいかなと思います。

質問:治療を続ける秘訣を教えてください。

Koshi

治療を続ける秘訣を教えてください。

さあこさん

いつかはきっとできる、諦めない気持ちだったのかなと思います。

妊娠したいと望んだ時から妊活は始まっていて、自分が諦めない限りはきっと来てくれると信じていました。

私の場合は、同じく過去に不妊治療を行っていた姉がいたため、相談したり励まされたりしてなんとか治療を続けるモチベーションを保っていた気がします。

質問:ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

Koshi

ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

さあこさん

不妊治療はどこまでやるか、については何度も話し合いました。
お金も沢山かかるし、ふたりで生きていく道もあるし、人工授精までかな?と旦那は割と治療にそこまでお金をかけたくない派だったかもしれません。

毎回の通院費はほとんど私が出していましたので、そこを不満に思うこともありました。
私がその不満をストレートに伝えることで、毎月5000円は旦那から治療費としてもらえることになりました。

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

Koshi

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

さあこさん

私も旦那もお酒が好きなので、妊娠したいからお酒を我慢しようといったことはしませんでした。

楽しく妊活しようとお互いポジティブにいた気がします。

質問:お互いのサポートで嬉しかったことはなんですか?

Koshi

ご主人様のサポートで嬉しかったことはなんですか?

さあこさん

妊娠に至らなかった時には、じゃあお酒のもうか!なんか買ってくるよと、気持ちを切り替えて一緒にお酒を飲んでくれたことです。

質問:ご夫婦で取り組んだことを教えてくだい。

Koshi

ご夫婦で取り組まれたことはなんですか?

さあこさん

ふたりでヨガをやったり、クリニックに行く時はなるべくふたりで行くようにしました。

Koshi

なぜ、その取り組みをしましたか?

さあこさん

ヨガは本を読んでやってみようと思いました。
クリニックに一緒に行っていたのは、私ひとりが頑張るのではなく、ふたりで頑張りたいと話していたので自然とその流れになりました。

質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。

Koshi

どんなことでストレスを解消していましたか?

さあこさん

お酒をのむことです。

質問:仕事との両立はいかがでしたか?

Koshi

お仕事との両立はいかがでしたか?

さあこさん

職場の人には不妊治療に通っていることを伝えていたので、スケジュールを調整してもらえたりと大変助かりました。
女性が多い職場だったので、理解度も高かったと思います。

質問:勤務先の支援体制はいかがでしたでしょうか?

Koshi

勤務先の支援体制はいかがでしたでしょうか?

さあこさん

病院に行くときは前もって伝え、遅刻や早退なども理解していただけてました。

そのことで人からなにか言われたりすることもなく、治療の大変さも理解しようと積極的に会話してくれていました。

質問:不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

Koshi

不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

さあこさん

私の場合、長い長い暗い出口の見えないトンネルをずっと歩いてる気持ちでした。
でも不妊治療以外のことに目を向けた時、私は妊娠することができました。

「今の自分は過去の自分がつくっている。なら未来の私は今の自分がつくることができる」妊娠する、しないことにこだわるのではなく、自分がどう生きていきたいかを見つめて、不妊治療とうまく付き合うことが大事だなと思います。