さくらさん(31歳)& 勇之助さん(36歳)NO.14

卒業生について

女性プロフィール
仮名:さくら
性別:女性
年齢:31歳
職業:無職(治療開始時、会社員)
趣味:キャンプ、音楽鑑賞
妊活・不妊治療
1人目の治療
治療開始年齢:28歳開始、2年続けたが新型コロナウイルス蔓延と、自身の体調不良が重なり、リフレッシュも兼ねて(約1年)中断。今年5月より再開予定。
治療期間:2年間

タイミング法:◯
人工受精:2回
体外受精:1回
     

男性プロフィール
仮名:勇之助
性別:男性
年齢:36歳
職業:会社員
趣味:キャンプ、釣り
妊活費用
人工授精:¥66,000
体外受精:¥393,000
その他ホルモン剤や服薬などを含めた自己負担分医療費の合計:¥500,000程

    
クリニック名: 福岡県久留米市のクリニック
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
妊活・不妊治療中の方へ 応援メッセージ

さくらさん:私の場合は、不妊治療が自分の生活や人生、価値を考え直す良いきっかけになったように思います。
治療は、先も見えず、身体的にも精神的にも負担は大きく視野も狭くなりがちなため、自分なりのリフレッシュ方法を持っておくことは大切です。
時々立ち止まったりしながらリラックスして望めるとよいと思います。

まずなによりも自分を労わること、そして自分の気持ちを大事にすることを忘れないでほしいと思います。
年齢や費用の上限をあらかじめ決めておくことも、精神的な負担の軽減につながると思います。夫婦で協力して、素敵な妊活ができるとよいですね。

勇之助さん:不妊治療は夫婦2人で行うものですが、身体的な負担も精神的な負担も妻の方が大きいのは事実です。それを理解し、サポートできるよう、妻に寄り添うことが大切だと思います。

授かりたい気持ちに目が行きがちですが、夫婦が仲良くいることを一番に、2人の時間を楽しむことを忘れないでください。

インタビュー概要

2022年3月21日にさくらさん&勇之助さんご夫妻にお応えいただきました。治療時フルタイムでお仕事をされていたさくらさん。お仕事と治療を両立するためにご夫婦お互いが寄り添う気持ちを忘れず、随時、治療のこと、家事のこと、これからの人生についてなどよく話し合うことの大切さがとても伝わってきました。さくらさん&勇之助さんご夫妻、貴重なお話をありがとうございました。
子授かりネットワーク Koshi

質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。

Koshi

治療をしようと思われたきっかけを教えてください。

さくら

もともと若いころより生理不順があったため、心のどこかでは『いつか受診をした方が良いのでは』という気持ちはあったが、結婚して1年は、2人の時間を楽しみたい気持ちもあったのであまり焦らず軽い気持ちで考えていました。

しかし、1年を過ぎたころより、『もしかして私は不妊なのかな…』と考えるようになり、生理が遅れると妊娠かと市販の 妊娠検査キッド などを使用するようになったが、結局2年たっても子どもはできず、年齢的にも1人目が欲しいと夫婦ともに感じていたため、原因を知りたいとの思いで、婦人科を受診することを決心しました。

さくら

受診の検査で 多嚢胞性卵巣症 候群 があり、妊娠しにくい体質であることがわかっりました。


また夫も検査を受け、妊娠の可能性は十分にあるものの、精子の数が基準値よりも少ないことが判明。このため、自力での妊娠は困難と思い、タイミング療法 から始めることを決意しました。

質問:治療の流れを教えてください。

Koshi

治療の流れについて教えて下さい。

さくら

最初に検査をした婦人科(不妊治療専門ではない病院)にて、 タイミング法 から開始しました。
半年ほど経ったころ、医師より、「不妊治療専門病院での治療の ステップアップ をしてはどうか」と声をかけられたが、当時は仕事もフルタイムで働いており、それなりにキャリアアップも考えていたため決断できずに、そのまま同院で1年間タイミング療法を続けました。

しかし、状況は変わらず、不妊治療専門の病院へ転院しました。
抗ミュラー管ホルモン検査 ( AMH )で卵巣年齢は年相応でした。

さくら

同院の体外受精は予約制であり、いつでも数か月待ちとのことで転院と同時に予約をし、待機の間、人工授精 を行うことにしました。

2回の 人工授精 を行ったが授かることはなかったです。
体外受精 (顕微授精同時)の準備のため、 HMG 投与を受けるも、上手く卵子が育たないこともしばしばで、採卵 できたのは準備開始から8か月後。

その後、胚移植 予定であったが、コロナウイルス蔓延と重なって、医師より「移植はしばらく待ちましょう」と言われました。

良好な胚の数が少なかったこともあり、移植を待つ間、2回目の 体外受精 の準備を始めていたが、自身の体調不良や精神的な疲れにより、一旦治療を中断することを決意しました。約1年の中断期間を経て、今年5月より治療再開予定です。

質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。

Koshi

クリニックを選ばれたポイント3つとその理由を教えてください。

さくら

特に重視した3点は、通院距離、開院時間、病院の治療方針です。

まず、仕事との両立がしたかった為、1時間程度で通えるところが良かったことと、午後の診療が遅くまで行っているところが条件でした。

また、HPで治療への想いや、独自の料金設定のことなどを拝見し、ここでなら治療を受けてみたいと感じたからです。

質問:不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?

Koshi

不妊治療以外で取り組んだことはありますか?

さくら

できるだけ外食を控え、体に良い食事をとり、健康管理に気を付けました。

質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)

Koshi

検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?

さくら

フルタイムで、職場の中でも特に忙しい部署で働いていたため、仕事との両立が一番大変でした。

可能な限り仕事が終わって通うようにはしていましたが、受診時間の指定がある日や、病院の開院時間などによって思うようにいかないことも多かったです。


卵子の状態によって、次の受診日が決まることも多いため、突然明日になるということも多く、仕事を急に休まなくてはならないことも多かったです。

受診の可能性が少しでもある日は、仕事を早めに終わらせておく、仕事の面談日をずらしておく、電話で申し送れるようにわかりやすく仕事を整えておくなどと色々工夫していたが、それでも調整はかなり難しかったです。

ナイーブな内容でもあるため、休む理由も公にはしにくく、相当な精神的負担がありました。

さくら

また、毎日の病院への往復、治療によるホルモンバランスの崩れなど体力的にも負担は大きかったです。

『仕事を辞めようか、負担の少ないものに変えようか』と考えることも多々あったのですが、治療にかかる費用を考えると、少しでも稼いでおきたい気持ちもあり、様々な葛藤の中とにかく治療を続けるような状態でした。

休日などにまとめて食事を作っておく、家事を夫婦で分担する、可能なものは電化製品に頼るなどして、極力家事の負担を減らしていました。

質問:お金について教えてください。

Koshi

お金について教えてください。

さくら

人工授精、体外受精でお金がかかるのは当然のことですが、それ以外にも全額自己負担の検査や治療は多くあります。

また保険診療の可能なものであっても、治療代服薬代、タイミング療法 なども加えると相当な金額になります。

また、サプリに月4500円程度かかりました。

市独自の第一段階にかかる助成金3万円を2回申請しました。県の体外受精助成金30万円を申請しました。

助成金には、「治療を受けた日の年度内の申請が必要」などの規定があるため、年度末での治療があった場合は注意が必要です。

質問:治療を続ける秘訣を教えてください。

Koshi

治療を続ける秘訣を教えてください。

さくら

2人で共通の趣味を持つ。2人の時しか行けない場所へ遊びに行く。
そうすることで、普段は話せない話も、自然と話せたり、会話が増えて、ゆっくり2人の時間を楽しめるようになりました。

お互いが寄り添う気持ちを忘れず、随時、治療のこと、家事のこと、これからの人生についてなど夫婦でよく話し合うことが大切です。

また、子どもを授かる為ならと自己犠牲の気持ちが強くなると精神的に苦しくなることも多いため、上手くリフレッシュしながら、時には自分の気持ちを優先させるなど自分を甘やかしてあげるようにしました。
そうすることで、また頑張ろうという気持ちが自然と出てくるようになりました。

質問:ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

Koshi

ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

さくら

不妊治療 は何歳までするか。お金はいくらまで費やすか。もし授からない場合にはこれからどんな生き方をしていくのか。家事の分担はどうするか。リフレッシュ方法などです。

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

Koshi

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

さくら

治療の経過や状況を夫にわかりやすく説明できるように工夫していました。

勇之助

相手の話をよく聞くようにしていました。 

質問:お互いのサポートで嬉しかったことはなんですか?

Koshi

奥さま、ご主人様それぞれのサポートで嬉しかったことはなんですか?

さくら

病院に行っている間に食事の準備などの家事をしていてくれる。
ホルモンバランスの乱れなどで体調を崩した際には労わってくれる。
イライラしてしまっても寛容に受け止めてくれる。
休日にはリフレッシュのため、一緒に外出するなどの提案をしてくれる。
生理が来ても、また来月頑張ろうと明るく声をかけてくれる。
病院から帰ってくると必ず「どうだった?」と声をかけてくれる。

勇之助

健康管理のために、食事やダイエットの協力をしてくれた。
また、仕事と妊活と両立する中で体力的な疲れ、精神的なストレスがあることを理解してくれ、休みの日には自由な時間をくれたり、自分が好きなことに一緒に付き合ってくれたりすることが嬉しかった。

金銭面においては、妊活にもお金がかかるにも関わらず、ストレス発散になる金銭には寛大でいてくれた。

質問:ご夫婦で取り組んだことを教えてくだい。

Koshi

ご夫婦で取り組まれたことはなんですか?

さくら

最初は夜に散歩をしていたがなかなか続かず、週2~3回ジムへ通いました。
月会員制であれば継続していくことができそうな気がしたからです。

柔軟体操の動画を見ながら毎晩夫婦で一緒に体操をしました。

質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。

Koshi

どんなことでストレスを解消していましたか?

さくら

キャンプへ行く。お互いひとりの時間も作る。音楽鑑賞。
アロマを使用するなど自分の居心地の良い環境を整えました。

質問:お仕事との両立について教えてください。

Koshi

仕事との両立はいかがでしたか?

さくら

私は、なかなか上司に伝えることもできず、相当大変だったので、可能であればきちんと伝えて同僚などにも分かってもらった状態で、協力してもらうのが良いと思います。

Koshi

勤務先の支援体制はいかがでしたでしょうか?

さくら

急な休みにも対応してもらいました。

質問:不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

Koshi

不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

さくら

私の場合は、不妊治療が自分の生活や人生、価値を考え直す良いきっかけになったように思います。
治療は、先も見えず、身体的にも精神的にも負担は大きく視野も狭くなりがちなため、自分なりのリフレッシュ方法を持っておくことは大切です。

時々立ち止まったりしながら、リラックスして望めるとよいと思います。

まずなによりも自分を労わること、そして自分の気持ちを大事にすることを忘れないでほしいと思います。

年齢や費用の上限をあらかじめ決めておくことも、精神的な負担の軽減につながると思います。

夫婦で協力して、素敵な妊活ができるとよいですね。

勇之助

不妊治療は夫婦2人で行うものですが、身体的な負担も精神的な負担も妻の方が大きいのは事実です。
それを理解し、サポートできるよう、妻に寄り添うことが大切だと思います。

授かりたい気持ちに目が行きがちですが、夫婦が仲良くいることを一番に、2人の時間を楽しむことを忘れないでください。