卒業生について
性別:男性
年齢:39歳
職業:会社員
趣味:映画観賞
クリニック名:リプロダクション大阪→リプロダクション東京→五の橋レディースクリニック
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
これから不妊治療をしようかと迷っているかたがいらっしゃったら、とりあえず病院へ行って、検査だけでも受けられることをおすすめします。
思わぬところに不妊の原因があったりすることもあります。原因を知らずに自己タイミングで大事な周期をむだにするのは本当にもったいないことです。
不妊治療の病院は親切に説明してくださるところが多いので、始めての方でも安心して行ってみてほしいです。
現在不妊治療中のかたへ。
いつ終わりがくるのか分からなくて、不安な気持ちでいっぱいだとおもいます。
わたしも『自分は親になれないんだ』と悲観になったりもしていました。
でも、考えすぎてストレスを溜め込むのは体によくないので、しっかりとストレス発散して赤ちゃんを待ちましょう。
インタビュー概要
質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。
治療をしようと思われたきっかけを教えてください。
質問:治療の流れを教えてください。
治療の流れについて教えて下さい。
夫が7歳年上で年齢のこともあり、自分も元々子どもが大好きで、ずっと子どもと関わる仕事をしていたので、結婚後は早く子どもが欲しかったからです。
妊活を始めたときは、何の知識もなく、とりあえず基礎体温をはかったり、ルナルナのアプリで、排卵日を予測して自己タイミングをとったりしていました。
2ヶ月目で妊娠検査薬で陽性が出たあと、すぐに生理がくる科学流産を経験し、そのあとはなかなか妊娠にいたらなかったので『早く結果がほしい』と強く思うようになり、妊活開始から5ヶ月目で不妊治療をしている婦人科へ行きました。
妊活は人にオープンに話しづらく、『誰かに話を聞いてほしい』という想いや、プロの話を聞きたいという想いもあり、クリニックに足を運びました。
質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。
クリニックを選ばれたポイント3つとその理由を教えてください。
最後に通っていた病院は、家からも職場からも通いやすい立地というところと、治療費も東京都内のクリニックの中では低めだったというところと、近くに同じグループの産婦人科があるというところでえらびました。
実際、その産婦人科で出産しました。
質問:不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?
不妊治療以外で取り組んだことはありますか?
取り組んだというほどではないですが、子どもができたらなかなかできなくなると思い、海外旅行やデートはたくさん楽しみました。
質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)
検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?
大変だったことはまず金額の面です。
タイミング、人工授精は不妊治療の助成金の対象とならなかったので全額負担で、さらに都心にある病院なので、治療費は他と比べても高かったと思います。
高い治療費と長い待ち時間を経ても妊娠できないという現実が、精神的にもかなりの辛さを感じていました。
生理がくるたびに、夫に当たったりひとりで泣いたりしたこともありました。
ひとりで抱えきれず友達にも不妊治療をしていることを話すようになり、励ましてもらったり、愚痴を聞いてもらったりして乗り越えられたと思っています。
不妊治療は出口の見えないトンネルのようなものなので、生理がくると
「自分は一生子どもを授かることは出来ないんじゃないか」とか
「自分はまだまだ未熟な人間だから母親になる資格がない」とか
「親になってはいけないのではないか」などと、
ネガティブな気持ちがどんどんとわいてきていましたが、夫はそういったネガティブな発言は絶対せずにいてくれていつも「今度こそできる」「大丈夫」と言ってくれていました。
夫が自分と同じように落ち込むタイプの人間だったら二人で落ち込んで前に進めていなかったかもしれません。ポジティブでいてくれた夫に感謝です。
辛かったことでいえば、自分の親に「子どもはまだか」「〇〇さんのところは赤ちゃんが産まれたそうだ」というデリカシーのない発言をされたことが本当に辛かったです。
質問:お金について教えてください。
お金について教えてください。
人工授精は病院にもよりますが、一回約20000から30000円ほどで、東京都は不妊検査の助成金があったので申請して、50000円受け取りました。申請方法は特に難しいものではなかったです。
質問:治療を続ける秘訣を教えてください。
治療を続ける秘訣を教えてください。
不妊治療を始めてからなかなか結果が出ずにいたのですが、その間に新しい仕事を始め、とても忙しくなった為、一旦通院をやめることにしました。
夫はわたしが決めたことなので、何も言わず反対もせずにいました。
仕事が落ち着いて4ヶ月ほどしてから、心機一転の気持ちで病院を変えました。
今までの病院で少し納得のいっていない部分があったのと、無理なく通うために職場からも家からも通いやすいとこにしたいという気持ちで病院を選びました。
前の病院より有名ではなかったですが、変えてよかったと思います。
質問:ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?
ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?
お互い原因はないのに人工授精を繰り返しても妊娠にいたらなかったので、わたしは早く体外受精へ進みたいと思っていました。
ですが、夫はなかなか「うん」とは言ってくれず、「そこまでしなくてもそのうちできるよ」と楽観的な感じでしたので、お願いして体外受精の説明会へ一緒に参加してもらいました。
実際の体外受精の治療をうける前に妊娠できたので、体外は何回まで等の話し合いはしていませんでした。
質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?
質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?
妊活がうまくいかない、仕事が忙しい、夫の帰りが遅い等ストレスでイライラすることがとても多く、ケンカになって何日も口をきかないこともありました。
排卵期にタイミングをとれないのは絶対困るので、その時期だけはケンカしても早く仲直りするように気をつけていました。
質問:お互いのサポートで嬉しかったことはなんですか?
奥さま、ご主人様それぞれのサポートで嬉しかったことはなんですか?
妊活がうまくいかず落ち込んだりイライラしたりしているときに、ポジティブに励ましてくれたり、いつも通りでいてくれることが一番助かっていました。
肥満ぎみだったので食事のコントロールやお弁当作りで健康管理してくれていたことです。
あとは妊活のためにサプリメントを買っていましたが、飲むのを忘れてしまうので、妻に促してもらっていつも飲んでいました。
質問:ご夫婦で取り組んだことを教えてくだい。
ご夫婦で取り組まれたことはなんですか?
インターネットの情報をみて、妻は葉酸、夫は亜鉛のサプリメントを飲んでいました。
質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。
どんなことでストレスを解消していましたか?
美味しいものを食べて、美味しいお酒を飲むことです。
質問:お仕事との両立について教えてください。
仕事との両立はいかがでしたか?
不妊治療を一旦休んで、新しい仕事を始めました。
そのときは職場の都合に合わせて朝も晩もシフトに入っていたのですが、また不妊治療を再開するにあたり『やっぱり治療を最優先にしないといけないな』と思い、シフトを減らしてもらえるよう頼みました。
不妊治療の為とは言いたくなかったので、夫の扶養の関係でということにしていました。
治療の内容や病院の混み具合、通院時間などによってもかわってきますが、仕事との両立は可能だと思います。
ただ治療のことを伝えたほうがスムーズにいくと思います。
勤務先の支援体制はいかがでしたでしょうか?
質問:不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。
不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。
これから不妊治療をしようかと迷っているかたがいらっしゃったら、とりあえず病院へいって検査だけでも受けられることをおすすめします。
思わぬところに不妊の原因があったりすることもあります、原因を知らずに自己タイミングで大事な周期をむだにするのは本当にもったいないことです。
不妊治療の病院は親切に説明してくださるところが多いので始めてのかたでも安心して行ってみてほしいです。
現在不妊治療中のかたへ。
いつ終わりがくるのか分からなくて不安な気持ちでいっぱいだとおもいます。
わたしも自分は親になれないんだと悲観になったりもしていました。
でも考えすぎてストレスを溜め込むのは体によくないのでしっかりとストレス発散して赤ちゃんを待ちましょう。