佐々木 徳和さん（40歳）＆ 直子さん（36歳）NO.08

年齢的に自然妊娠は難しかもしれない。
好きな人と一緒にいて幸せだが、不妊治療に取り組むことで授かれるのであれば試してみようと思いました。

先ずはタイミング法で様子をみてみましょうと医師から助言があり、費用的にもメンタル的にもあまり負担にならないと思い始めてみました。

１年が経過した頃に、次のステップ（人工授精）に移ってはどうかとアドバイスがありましたが、踏み切れずにタイミング法を続けています。

ひとつめは、県外からも不妊治療に訪れる方がいるほど、地元では子宝に恵まれると有名な病院で、医師の対応も柔らかく好感が持てる方たちだから通院しています。

二つ目は診察の予約ができることと、当日でも診察可能になったら連絡をもらえることも選んだ理由の１つです。

予約していたタイミングで急な仕事や予定が入って行けなくなったりすることもあり、待ち時間を少なくしようとする企業努力も気に入っているポイントです。

３つ目、これが最大のポイントですが、やはり徒歩圏内という利便性は大きいです。

サプリメント（亜鉛・マカ・高麗人参）は複数試してみました。理由は服用することで元気になったり、射精する量が増えるからです。

年齢なのか、或いは不摂生や運動不足の為なのか、理由はともかく結婚後すぐに5〜10kg程度太ってしまい、お腹が出た体型で銭湯に行くのも恥ずかしいくらいになってしまってい、妻にも申し訳なく思っていました。

どこで聞いたかは定かでは有りませんが、デブは遺伝すると聞いていわゆるジャンクフードや、砂糖を使ったお菓子などは避け、食品添加物にも気を配るようになりました。

元々、食品には興味があったので、自分で野菜を作ったり、野菜をできるだけ食べるように意識しています。また、睡眠も週末に寝溜めるような生活から、毎日7時間以上は寝る時間を確保する生活を心がけ、メンタル的にも安定するので、毎朝20分程度ランニングをし、休日にはジムでウエイトトレーニングを行うようにしています。

また、睡眠も週末に寝溜めるような生活から、毎日7時間以上は寝る時間を確保する生活を心がけ、メンタル的にも安定するので、毎朝20分程度ランニングをし、休日にはジムでウエイトトレーニングを行うようにしています。

正直、思っていた以上に妊娠しないのだと痛感しています。

もっと簡単に、当たり前のように妊娠するものだと思いこんでいたので、不妊治療しても難しい現状にメンタル的に凹む時もありますが、「最悪このまま子供に恵まれなかったとしても、それはそれで良い、そんな人生を２人で楽しもう」と、そんな風に夫婦で話す機会を持つことで関係を維持できているのかもしれません。

ただ、それも未だ次のステップがあるということと、義理の姉が今の妻の年齢よりも年上の時に子供を授かっていることが支えになっている気がします。

相手を思いやる。笑う・笑顔になる時間を大切に、意識的につくる。AVなどポルノを見ない。

今話しあっているのは、このままタイミング法をいつまで続けるのか、次のステップに進めていいかどうかです。

タイミング法ですら正直、すぐに決心出来たわけでは有りません。
「不妊治療」というネーミングも影響があると思いますが、自分たちは健康なはずなのに治療を受けるということを受け入れがたい。
そんな気持ちがことを後ろめたい気持ちにさせるのです。

とにかく褒める。声にする。
特にこの２つを意識しています。

相手の苦手なところをフォローするには、どう言われたら気持ちが楽になるだろうかと、気持ちに余裕がある時に考えたりします。

また、寝る前にベッドで他愛のない話をするようにしています。妻曰く、つまらない話でも安心して寝付きが良くなるんだそうです。

離職した際に責められなかったことです。

毎朝のランニングと晩酌です。

病院以外の出費としてはサプリメントの購入におおよそ2万円程度。また行政の不妊治療費助成事業などをチェックしてはいますが、何となく申請できずにいます。

今は自営なので、ほとんど影響はありませんが、務めている時には誰にも相談できず、それもストレスになっていたように思います。

職場に理解者がいるといないとでは雲泥の差がありますが、田舎の会社でそれを求めるのは無謀かもしれません。

支援体制と呼べるものはなく、仮に体調を崩すことなどプロとして以ての外（自己管理できていない）であり、私用で休むことは許されない環境でしたので離職しました。