高橋愛さん（33歳）＆ 圭太さん（30歳）NO.05

結婚したらすぐに子どもが欲しいとゆうのは前提としてありました。
周りは結婚するとすぐ子どもができていたのに、私たちは一年してもできずレディースクリニックに行ってみました。

そこで、チョコレート嚢胞があることが分かりその時に、
「チョコレート嚢胞は直径2センチほどで治療をするほど大きくないし、このぐらいなら普通に妊娠できる。チョコレート嚢胞を治すのは妊娠するのが1番の治療になる。」
とのことだったので、とりあえずそこから基礎体温を記録し、タイミング法から始めることになりました。

不妊治療と聞くとハードルが高く、なかなかすぐ通っていなかったかも知れませんが、チョコレート嚢胞があるとのことで、『早く妊娠しなくては！』とゆう思いが強くなり、治療をすぐはじめました。

まずレディースクリニックで『タイミグ法で。』とのことで半年試しましたが妊娠できず。
その際、妻「卵管造影検査」、夫「精液検査」をして問題がなく、基礎体温を測り、尿検査で排卵日を『この頃だと思うと教えてもらう。』とゆう治療を半年ほどしました。

薬等も使っておらず、『このままでは微妙かな？』と思い、不妊治療専門のクリニックへ転院しました。

そこでまず、初診時に夫婦とともに血液検査がありました。
そこで問題がなかったので、卵胞を育てる薬を使いながらのタイミング法を半年ほど。

その間に卵管造影検査、子宮鏡検査、性液検査をしました。
子宮鏡検査では少しポリープがあるとのことで薬で治療をしました。

次に、人工授精を4回しましたがかすりもせず、3か月ほど休み体外受精にうつりました。

体外受精ではアンタゴニスト法で治療をし、9つ卵胞でき、4つ凍結しました。
１つはグレードB初期胚、3つは胚盤胞でグレードBが２つにCがひとつでした。

1回目に胚盤胞の1番いいグレードのものを移植しましたが、全くダメでした。
2回目に胚盤胞もうひとつの胚盤胞グレードBのものを移植し、着床しましたが、HMGがとても低く成長せず中止となり、稽留流産の手術をしました。

その際細胞の検査に出し、染色体異常のため成長できなかったとわかりました。
残り２つも移植しましたが、全然ダメでした。
全て、移植する周期は薬でホルモン調整をして移植しています。

そこから、「半年ほど休んで治療を再開したい。」と医師に相談し、薬や通院から解放され、夫婦で趣味の釣りを満喫している頃に、治療をやめた3か月後ほどで、自然妊娠しました。

クリニックを選んだポイントは、１つ目は、実績のある先生が新しく開業したとのことだったので選びました。
新しくできたとゆうことは、設備も整っていそうでしたし、患者さんも溢れかえってないかなと思いました。
また浅田レディースクリニックと繋がりのある先生だったのも気になって選びました。

２つ目は、説明会で先生の感じが良かったこと。先生で病院は選ぶ方なので、先生の印象は大事でした。

3つ目が、通いやすい場所だったこと。月に何度も通うので通いやすい場所は大事だと思いました。

漢方薬局に行きましたが効果もわからず、高くてすぐやめました。
ただ、最後に自分で調べてイスクラ婦宝当帰膠Bを飲んでみたく、取り扱っている調剤薬局に行き購入しました。
こちらは生理痛が辛い時に飲めば軽くなるし効果がありました。これは続けていました。

サプリは葉酸、ビタミンDは飲んでいました。ビタミンDは血液検査で数値が低いと言われていたので飲んでいました。

大変だったことはたくさんあります。まずは金銭面。

そこまで貯蓄もなかったのですが、『若い方が結果がでる…』と色んなところで目にしますし、クリニックでも言われます。

なので、贅沢はせず治療の費用に当てていました。
まだ広島は助成金があったのでいい方だったのかもしれませんが、治療していなければ貯蓄もできていたのになぁとは今も思います。
周りの人はそこにお金を使っていないのだから余計辛かったです。

次に、仕事。

仕事は私がパートなので休みは取りやすい方だと思いますが、不妊治療は「この日に来てください。」と言われることが多くて、それも1週間前とかに言われることもあり、仕事の日だと遅れて行ったり、休みをもらったりするのが気を使いました。
私の場合は治療をしていることは言っていませんでした。

検査や治療だと、結果がでないのは辛かったですが、体外受精までしてやっと妊娠したと思ったのに流産した時は1番苦しかったです。
クリニックでも人目も気にする余裕もなく泣いていました。
自己注射よりも流産の手術と子宮を収縮させるための薬が1番辛かったです。

あとはやっぱり、メンタル面が1番大変でした。
LINEや年賀状での妊娠、出産報告。芸能人の妊娠報告ですら辛かったです。

あとは、友達と出かけてもみんな子持ちだといづらかったりして、次から誘われても断ったりしてどんどん疎遠になったりしました。
でも、それでよかったと思っています。わざわざ自分から心が辛くなる場所に身を置きにいかず、独身や子供のいない既婚の友達とあった方が楽しかったです。

あとは旦那さんが1番そばで全てを見ている理解者だったので、旦那さんとゆう味方がいることで乗り越えて行けたと思います。
旦那さんとどれだけ一緒に乗り越えれるかがメンタルを保つのに1番かなと思います。

治療を続ける秘訣は、最初に金銭面はある程度無理しすぎないこと。

医師と相性がよくしっかりコミュニケーションがとれるクリニックであること。
クリニックに通うことでとてもメンタルが削られていくので、そこに行くことが少しでも辛くないよう、医師だけでなく看護師さんや事務さんの雰囲気やフォローもしっかりあるほうがよかったです。

あとクリニックはとても時間がかかることもあるので、時間に余裕を持つこと。

仕事をされている方は、休みが取りやすい方がストレスないと思います。

あとは、旦那さんにしっかり協力してもらい、一緒に来れる時は来てもらったりして大変さも知ってもらうこと。

旦那さんに興味を持ってもらって理解してもらうことで、治療の辛さも分かってもらえるし、医師に「これはどうする？」など決断を迫られた時、一緒に悩むことができるので、『旦那さんとどれだけ真剣に取り組めるか』が長くなるかも知れない治療で1番大事かなと思います。

私も旦那さんに支えられていたので、辛い時も頑張れました。

タイミングは常にたくさんとるようにしていました。休日は2人で外に出て身体を動かしたり、日光に当たるようにしていました。体に良さそうだったので。

不妊治療はどこまでするか。何回体外受精をするか。金額より年齢はいつまでするか。できなかった場合は2人で過ごすか、養子は考えるかを話しました。

何事も2人で決めていく。
治療をしていても、タイミング取らないでいい時でも夫婦生活は大事にする。

休みの日は2人で出かける。
治療でお金はかかるから贅沢は出来ないけど、たまには旅行に行ったり高級なら外食をするです。

夫婦で釣りに出かけていました。

治療に疲れたら休む。スマホから離れる時間をもつ。自分の時間を大切にするです。

元々パートで週に3日しか働いてなかったので、私は治療のために休まないといけない日は休みやすかったのですが、正社員の方だと職場での理解が必要になると思います。

事務職などなら大丈夫かしれませんが、サービス業の人は薬を飲む時間などを取るのも、『3時にこの薬』とかあったら大変かもしれません。

周りの理解してもらうのが1番やりやすいと思います。隠し切るのはとても難しいです。

私は言ってないのでわかりませんが、他に治療してる方がいて、その方はみんなに伝えていてみんなでサポートしていました。
休みも優先的にとらせてあげていました。