内容
妊活メディア「赤ちゃんが欲しい」での連載も人気!
体験マンガが待望の電子書籍化。
29歳でスタートした妊活。
生理も順調。健康診断も毎回、問題なし。
病院にいけば、すぐに妊娠できるでしょ!
そんな甘い考えは、通用しませんでした…
不妊治療クリニックの検査で判明したのは
低AMH、高FSH、早発閉経、卵管水腫などの妊娠を妨げる原因の数々。
まだ30代なのに、閉経ってどういうこと!?
知らなかった自分の体のこと。妊娠って簡単にできることじゃないってこと。
平坦ではない妊娠までの道のりを
明るく、ときには落ち込みながらもリアルに綴った実録妊活コミックです。
1万組の妊娠を見届けた山下レディースクリニック・山下 正紀院長の解説つき!
マンガを楽しみながら、不妊治療用語についても学べます。
はじめに
はじめまして!まんぼうです。 私は29歳で結婚、すぐに妊娠を意識し行動を開始しました。母子家庭育ちということもあり、人一倍”温かい家庭”というものに憧れがあったのです。
そんなこんなで妊活スタートとほぼ同時に不妊治療を始めたのですが自分が「不妊」という認識は1ミリもなく、少しの医療の力を借りればすぐに妊娠できると思っていました(苦笑)。 治療を始めると、次々と判明する妊娠をさまたげる問題‥ うまくいかない日々の連続。負の感情に押しつぶされてしまう日もありました。
そんなとき、ネットで見る妊活戦士達の体験を読んでは自分を奮い立たせていました。 このマンガは、まんぼうの実体験を綴った不妊治療記録です。壮絶な妊活ロードを経て、私は母になることができました。 私がそうであったように、この記録がこれから妊活を考えているかたやすでに奮闘している妊活戦士のみなさまの明日への活力に繋がったらうれしいです!
本について
項目 | 詳細 |
単行本 | 156ページ |
著者 | まんぼう |
出版社 | 主婦の友社 |
言語 | 日本語 |
ISBN-10 | 4073319900 |
ISBN-13 | 9784073319900 |
発売日 | 2021/8/23 |
ファイルサイズ | 40230 KB |
助産師からのメッセージ
妊活や不妊治療の知識や方法を伝える本はたくさんありますが、難しい用語などもありなかなか頭に入ってこなかったり、どこか人ごとのように感じてしまう方もいると思います。
この本は不妊治療を開始すればすぐに妊娠できると思っていた筆者が、様々な検査や治療をしてもなかなか授からないという現実に直面し、笑いあり涙ありの体験記を漫画で書いてくれています。
絵もカラーなので読みやすく、文字も少なめ、漫画に出てくる検査や治療用語の説明もありわかりやすいので、漫画に集中して一気に読むことができます。また不妊治療の過程の筆者の心情は、共感できる部分が多いのではないかと感じました。
日本は不妊治療の技術は高いですし、世界で1番不妊治療をおこなっている国でもあります。しかし不妊治療をすれば確実に妊娠できるという保証はなく、妊娠率が格段に上がるわけではありません。
皆さんの中には不妊治療を受ければ大丈夫だ。と病院任せになってはいませんか?治療を受ける際も受け身になるのではなく、正しい知識をもったり健康管理を行うことが大切です。こちらは続編もあるのでぜひ続きも読んでみてくださいね。