内容
「赤ちゃんが欲しいけどなかなか授からない」「そろそろ妊活に本腰を入れたい」女性とそのパートナーへ。 不妊治療に長年携わる生殖医療専門医、内科医、栄養の専門家など、各分野のエキスパートによる授かりメソッドの最新版。 妊娠力を高める61の”いいこと習慣”をご紹介します!
本書の”いいこと習慣”は、生活リズム、食事、睡眠、ストレッチなど様々な切り口から、働きながら妊活をする女性におすすめの「無理せず続けられるもの」を選んでいます。妊活をしている人のなかには、病院へ行くほどではないけれど、「いつもおなかが冷たい」、「午前中は体がだるい」などの“プチ不調”を抱えているケースが多く見受けられます。「大事ではないから」と放っておくと妊娠をはばむトラブルにつながる可能性も……。
妊活に大切なのは「無理をしないこと」。今の生活をガラリと変える必要はありません。取り入れられそうなものから試して、授かる体へ着実に近づきましょう。
目次
序章 | 意外に多い“妊活の勘違い”。いいこと習慣を始める前に正しい知識をインプット! |
1 | いつもの生活に“ちょい足し”でOK!妊娠しやすい体になる毎日のいいこと習慣 |
2 | 何をどう食べるかが大切!おいしく食べて妊娠力を高める習慣 |
3 | 冷えた体をしっかり変える 体の中から、外から!“発熱ボディ”習慣 |
4 | プチ筋トレ、ヨガ押し、ツボetc. 体を動かして冷えや不調を整える習慣 |
5 | 男性が特に気をつけたい妊活にいいこと習慣 |
はじめに
「子どもは授かりものだから」という言葉、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。 確かに、「授かりもの」ではあるのですが、人生の中で妊娠・出産できる時間は限られています。
しばらく待ってみたけれど、なかなか授からない、年齢的にもすぐに子どもを産まないと!という考えから、 “妊活しなきゃダメなのかな”と、少しネガティブな気持ちでスタートする人も多いでしょう。
「妊活」の最大の目的はできるだけ早く妊娠すること。 そこは変わらないのですが、生活のリズムが整って疲れにくくなったり、食生活を見直すことで体の内外からナイスバディになれたり、長年の冷え体質を 変えられたりと、妊娠以外にも、いいことがいっぱいあるんです!
ちょっと大げさですが、近い将来「あのとき、妊活していてよかった〜」と思ってもらえるような、妊娠できて、その先の人生にも役立つ”いいこと習慣” を集めてみました。今の生活をガラリと変える必要はありません。無理なくとりいれられるものから、ぜひやってみてください。
本について
項目 | 詳細 |
単行本 | 192ページ |
監修 | 西弥生 石原新菜 細川モモ 木下由梨 |
出版社 | 主婦の友社 |
言語 | 日本語 |
ISBN-10 | |
ISBN-13 | 9784074449033 |
発売日 | 2020/11/20 |
梱包サイズ | 14.8 x 21×20cm |
助産師からのメッセージ
日々の生活習慣に自信がある方は少なく、ほとんどのご夫婦が何かしらの改善が必要だと感じています。またはこれまでの過ごし方が当たり前で、改善した方が良いことに気づいていなかった方もいます。
ただ、妊活は生活習慣を整えることが大切と言われると、とても大きな変化をしないといけないように思えて、ハードルが高いと思われる方も多いと思います。忙しいとはいえ、時間は待ってくれません。効率よく妊活を行うことも大切なのです。
この本に書かれていることは、起きてから寝るまでの間、毎日行っている生活行動に簡単に「ちょい足し」できることばかりなので、すぐに取り組むことができます。さらに具体的な方法だけでなく、なぜ妊活に良いのかも一緒に書かれているので、知識を得ながら生活習慣を改善することができます。
習慣になってしまえば、大変なことはありません。夫婦で行えば、共に健康増進にも繋がり妊娠力も高まる、まさにいいこと大全です。妊娠の先には出産、そして幸せなママになる未来が待っています。いいこと習慣は、妊娠後にも健やかに生きること秘訣にもなります。すでに不妊治療を行っている方は、治療との相乗効果を高めることにもなりますし、妊活を始めたばかりの方やこれから妊活を考えている方にもご夫婦で一緒にできることばかりです。
本に出てくる料理レシピやうみヨガも簡単にできるものばかりを紹介してくれているので、運動習慣のない方や料理が苦手、時間がないという方も参考になると思います。妊娠は自分の体でおこることです。ぜひご自身の生活を振り返り、「ちょい足し」妊活を取り入れましょう。