卒業生について
性別:男性
年齢:42歳
職業:運送業
趣味:サッカー
体外受精:250万円
クリニック名: ミオ・ファティリティ・クリニック
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
インタビュー概要
質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。
治療をしようと思われたきっかけを教えてください。
結婚したときは、すぐに子供は出来るだろうっと思っていましたが、結婚し、3年経ってもなかなか子宝に恵まれることはありませんでした。
治療に対しては不安が大きく前に進めずにいました。
そんな中、病院嫌いな夫は「治療してまではいいかなー」っと乗り気なく、ポツンと寂しさが強くなる一方で、周りの友人達の妊娠や出産を目の当たりにし、『どうして自分には出来ないんだろう』っと素直に喜んであげる事ができず、羨ましいっという感情が強くなっていき、自分のそんな感情も見て見ぬふりをし、時間ばかりが過ぎていきました。
しかし、受診してみて『どんな結果でも受け入れて前に進みたい!』っという思いが強くなりました。
それと同時に両親に『孫の顔を見せてあげたい』っという気持ちも芽生えた事が迷っていた気持ちを後押ししてくれました。
質問:治療の流れを教えてください。
治療の流れについて教えて下さい。
質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。
クリニックを選ばれたポイント3つとその理由を教えてください。
以前、同じ病院で 体外受精 をされた知人に「とても信頼出来る先生だし、病院の雰囲気は不妊治療の患者さんと妊婦さんは建物が違うから会うことがない。」との事で、不妊治療を受ける人の気持ちに寄り添っている所と知人に聞いていたので、 『体外受精 をするならミオさんしかないっ』と決めていました。
質問:不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?
不妊治療以外で取り組んだことはありますか?
まごわやさしい食事を心がけました。
冷え性の私は体を整える為に鍼やお灸に通いお灸を、自宅で行う場合は夫がサポートしてくれました。
質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)
検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?
一番大変だった事はやはりメンタル面でした。
『どうして私だけが、、、』というとてもマイナスな考えばかりになり、結果が出なかった時、『迷惑をかけた、職場や家族に申し訳ないっ』と毎回思う様になってしまった事でした。
職場の上司は男性でしが、治療に対してとても理解と応援をしてくださっていました。
しかし、やはり長引く治療に私自身どんどん卑屈になってしまい、心のバランスが崩れてしまいました。
「仕事を辞めて、治療に専念してはどうか?」と知人に言われた事もありましたが、金銭的な問題もあり仕事は続けました。
夫に対しても『私と結婚しなかったら良かったのではないか?』等本当にマイナスな考え方ばかりの日々でした。
そんな私を夫は責める事なく時には愚痴を聞いてくれたりと寄り添ってくれました。
仕事面でも休みが取りやすい部署へ移動したことで気持ちにも余裕が持てるようになりました。
そんな、環境の変化もあり一年治療をお休みしリセットする時間を設ける事で、卑屈的な考えは徐々に減り、誰かの為にするのではなく、自分の為に日々暮らそうっと自分を甘えさせる時間を作りました。
金銭面の問題は助成があるけど、一度は自ら支払わなければならないっと言う事が大変でしたが母や姉の支援もあり、乗り越える事が出来ました。
質問:治療を続ける秘訣を教えてください。
治療を続ける秘訣を教えてください。
立ち止まってる時間がもったいないと続けて治療する事も大事だけど、一度は立ち止まって自分と向き合う時間を設けると私は少し気持ちが楽になれました。
これは職場で出会った方の言葉ですが、「自分をヨシヨシしなさい。」と卑屈的な時期によく言われてました。
『泣きたい時は泣く。食べたい時は食べる。』我慢しない事も大切ですね。
私の夫婦は周囲の知人に治療のことをオープンにするタイプだったので、周囲からの治療に対するアドバイスなども伺う事ができ、その事について夫婦で話し合いができる時間が多くありました。
デリケートな問題ですが周囲に伝える事で「実は、、、私たちも経験したよー」とか「これからしようと悩んでるんだー」など輪が広がりそのような環境も続けていく中で励まされたりしました。
質問:ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?
ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?
結果が駄目だったときがとても辛く、その度に諦めるか?続けるか毎回話し合いました。
自分たちだけでは辞めどきが分からなくて衝突する事もありましたが、「中途半端に辞めると後悔するので、保存してる卵子がある間は続けてみよう」という結果になりました。
質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?
質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?
ちいさな事も相談するようにし二人で決めるようにしました。
妻の考えを受け入れてながら助言が必要な時は行いました。
質問:お互いのサポートで嬉しかったことはなんですか?
奥さま、ご主人様それぞれのサポートで嬉しかったことはなんですか?
辛く涙をする事が多い期間を過ごしましたが、治療が ステップアップ する度に夫の意識が変わり、独自に調べてくれるなど積極的に行動してくれました。
長引く治療でメンタルが崩れたときもその事を受け入れてくれ、最後まで一緒に考えてくれた事が嬉しかったです。
あと私の知らないところで夫の気の合う友人たちに現場を伝え、周囲からの子供はまだか?といった発言への心遣いもしてくれていたようです。
バランスの良い食事を作ってくれたり、自己注射や薬の副反応もある中で、治療をしながらでも仕事を続け、金銭的な面でのサポートをしてくれていました。
「仕事をするのが気分転換になるから大丈夫」と言っていましたが、体や気持ち面で辛かったと思います。
質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。
どんなことでストレスを解消していましたか?
気の合う友達とランチをしたりおしゃべりする事です。
質問:お仕事との両立について教えてください。
仕事との両立はいかがでしたか?
仕事を休む為に上司に伝える事が嫌でしたが、理由を伝えず休むということが私自身出来なくて全てを打ち明けました。
すると上司は応援してくれました。
仕事をしている間は治療のことばかり考えてる自分を解放できたので、どうにか続けれました。
勤務先の支援体制はいかがでしたでしょうか?
急な勤務変更でも現場に支障がでにくい部署に移動になりました。
出来ること出来ないことなどの判断を任せて下さったので気は楽でした。
質問:不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。
不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。
夫婦でよく不妊治療は自然妊娠の人達には絶対分からない苦しみだけど、『経験出来るのは私たちだけ!だから自信をもって隠すことなく取り組もう』と考えてました。
『何度も諦めよう』っとも考えましたが、それでも諦められず結婚10年目にして妊娠する事が出来ました。
うちの夫婦は治療に対して質問するのが苦手だったのでとーっても遠回りをした様な気がします。
『病院のスタッフとのコミュニケーションも大事だなーっ』と今思えば。。です。
いろんな勇気が必要な治療ですよね。
先の見えない治療だと思います。夫婦の向かう目標が同じであれば大丈夫、寄り添ってあげてください。