【助産師が解説!】産み分け成功!!女の子になるX精子を育てる4つのコツ

この記事では、女の子を望むカップルへ向けて、X精子を有利にする4つのコツを紹介します。産み分け成功のためには、X精子を優位にする環境調整やタイミングをとる時期がとても大切になります。X精子の特徴を理解し実践することで、理想の家族構成の実現に近づきます。

産み分けについて

赤ちゃんを授かることは奇跡であり、とても幸せなことですがファミリーバランスなどの理由で希望の性別を授かりたいと思う方も増えています。通常は50%の確率でどちらかの性別になりますが、産み分けは希望の性別の確率が上がるように安全な方法で人為的にコントロールすることをいいます。

産み分けに精子がどう関係するの?

妊娠は女性側の卵子と男性側の精子が受精して成立します。性別は男性側が持っているX精子とY精子の2種類のどちらと卵子が受精するかで決まります。女の子を授かるにはX精子と受精する必要があり、男の子を授かるにはY精子と受精する必要があります。

よって性別を決めるのは男性側になるのです。X精子とY精子は真逆の性質を持っているので、希望の性別の精子に優位な環境を整えることで産み分け成功の確率が上がります。

女の子になる精子を育てる4つのコツ

女の子を希望する場合は、 X精子と受精することが必要です。よってX精子の性質を生かしてX精子が優位になるように準備をしていくことが女の子の産み分け成功のコツになります。

女の子になるX精子を育てるコツ①静液中の精子を薄めておきY精子との数の差を縮める

X精子の数はY精子の約1/2少ないです。精液の量が多いほど数の差は開いていきます。よって産み分けセックスまでに精液量を減らしてY精子を減らしておくことが重要となります。

排卵日2日前までに3日に1回は射精して静液を減らす

女の子が欲しい場合の産み分けセックスは排卵日2日前が良いとされています。それまでにできるだけ精液量中の精子の数を減らしておきましょう。

ただし、精液量が少なすぎても妊娠自体が困難になるので毎日セックスをすることは避け、生理後から産み分けセックスまで3日に1回程度のペースで行っていくと良いでしょう。

ブリーフなどのピチッとした下着でX精子を優位にする

Y精子は熱に弱い性質があります。男性はブリーフなどのピッタリとした下着を履くこともX精子にとって優位です。

産み分けセックス以外では必ず避妊をする

産み分けセックス以外での思わぬ妊娠がないように、精子の数を調整するセックス含め産み分けセックス以外ではコンドームを使用してしっかり避妊をしてください。ピルやIUDなどの子宮内避妊具を使用していた場合は中止後3ヶ月程度たって、生理周期が整ってきてから産み分けにトライすると良いでしょう。

女の子になるX精子を育てるコツ② 体の変化から排卵日2日前を予測する

女の子を希望する場合は、排卵日2日前に産み分けセックスを行うので、排卵日2日前の予測がとても重要です。とはいえ、排卵日2日前を予測することは簡単なことではありません。排卵2日前を知らせてくれる排卵検査薬を使ったり、排卵日周辺の子宮頸管粘液の伸び具合などで予測していきます。排卵前は卵白状で4~5cmほど伸びる頸管粘液が出てきます。

ご自身での予測が難しく不安な方は、病院の検査も合わせて行ってみると良いでしょう。超音波で卵胞の大きさを測ったり、血液中のホルモン量を調べたりすることで、より正確な判定ができます。

X精子の寿命はY精子と比較し2〜3日と長い

X精子の寿命は約2~3日でY精子の約24時間と比較して長いことが特徴です。排卵日まで時間が長い方が先にY精子が力尽きるのでX精子にとって優位な環境を作ることができます。

女の子になるX精子を育てるコツ③ サッパリした短時間の産み分けセックス

X精子は酸性に強く、Y精子は酸性に弱い性質を持っています。よって、腟内の酸性の度合いをできるだけ高くキープして、精子が子宮に到達するまでの時間をかせいでいくことで、Y精子が脱落していきX精子が優位になります。産み分けセックスでは浅い挿入で時間をかけずにあっさりしたセックスを行うことがポイントです。

女性がオルガズムを感じると強いアルカリ性の頸管粘液が分泌されるため、産み分けセックスは女性がなるべく感じる前に射精をするようにしましょう。

女の子になるX精子を育てるコツ④ 産み分けセックス後の妊娠を避けるため1週間は避妊をする

産み分けセックスで妊娠するとは限らず、女の子の産み分けは排卵日前なのでその後も妊娠の可能性があります。産み分けセックス後の管理も重要です。

産み分けセックス後、最低でも1週間は禁欲か避妊をする

排卵日に近づくほど男の子を妊娠する確率が高くなるので最低でも1週間は禁欲をするか避妊をしてください。これまでの努力を無駄にしないよう、最後まで気を抜かずやり切りましょう。

まとめ

女の子を希望する場合、女性側の卵子と男性側のX精子が受精する必要があります。今回は女の子になるX精子を育てる4つのコツをお伝えしました。X精子が優位になるには排卵日2日前に産み分けセックスを行いますが、排卵日2日前の予測は排卵日当日よりも得られる情報が少ないので難易度が上がります。

なので、日頃から基礎体温や排卵検査薬でご自身の生理周期を正確に把握しておくこと、また体調管理をしっかり行って規則正しい生理がきていることが大切です。また、男性側も禁欲や服装、産み分けセックス時の工夫などが大切です。産み分けセックス後もまだ妊娠の可能性があるので避妊や禁欲が必要です。

助産師からのメッセージ

中 友里恵

女の子が欲しい場合は、産み分けの事前の準備がより重要になります。「方法」も大事ですが健康な体作りのためにご夫婦で取り組むことがとても大切です。

体の反応はとても素直ですのでストレスや負担があるとうまくいきません。プレッシャーをご自身にもパートナーにもかけることなく楽しみながら行っていきましょう。信頼と協力は今後のパートナーシップにも良い影響がでますし、自然妊娠の確率が上がることも期待できます。

産み分けは幸せな家族のためのひとつの選択肢です。妊活の過程としてトライすることは後悔のない妊活のためには良いことだと感じます。産み分けにこだわりすぎて妊娠に至らないのは本末転倒ですので期間を決めて行うことも大切です。お二人でよく話し合い、できることから行っていきましょう。

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この記事を書いた人

中 友里恵

この記事を監修した人

坂口 健一郎