『胚培養士✖️助産師 特別対談Vol.2』【妊娠適齢期】妊活の最適なタイミングはいつ?

不妊治療をするときに出てくる悩みや不安・・。調べてみてもわからないことばかり・・・。ゆっくり聞いてみたいけれど、先生やスタッフさんはいつもお忙しいそうで、「こんなこと聞いていいのかな?」「恥ずかしいな」そんな気持ちがめぐって、今日も聞けなかった経験があると思います。今回はそんなお悩みに、子授かりネットワークを運営している「胚培養士」と「助産師」が8話に渡って対談形式でお答えます。第2回目は仕事と妊活の両立や年齢の葛藤の中で妊活や不妊治療の最良のタイミングはいつなのか? 出産の現場から見た、女性が幸せな妊娠出産をするための秘訣をお話しします。

妊活は自分の心と体と向き合う人生の転換期

小野寺

中さんは長らく分娩室で勤務されてたということですが、どうして妊活中からのサポーとが大切だと感じたのですか?

分娩室に長く勤務している中で、出産の時って、やっと赤ちゃんに会える!ママになれる!って楽しみな気持ちが強いのかなと思っていたら、

ちゃんとママになれるのか?産後の赤ちゃんとの生活はうまくやれるか?仕事復帰もしたいけど大丈夫かなど、

楽しみよりも不安の方が強い方が多かったんですよね。

不妊治療をされている方はキャリア女性も多かったので、ご自身の年齢や仕事の両立などいろいろなことを考える時期なんですよね。

妊活時期は人生の転換期でもあるというか、自分の今後の人生を考えたり自分の心と体と向き合って行く時期だと痛感しました。

なので妊活時期からのサポートがすごく大事だなと思って活動しています。

小野寺

ありがとうございます。

僕は患者様がご卒業された後、どのような別のフェーズに入っていくのかとか、不妊治療をしていた時のことをどのように思って次に進んでいくのか正直あまり知らない部分だったので勉強になります。

妊活中はまず妊娠を目指していますが、妊娠の先に向き合っていかなきゃいけないこともあるので妊娠出産育児は全て繋がっているんですよね。

ママになりたいということは妊娠がゴールではないですし、妊娠出産の後の人生も活躍できたり健康に楽しく過ごせることが大切で、そんな幸せな妊娠出産をする女性を増やしたいと感じました。

【妊娠適齢期】妊活の最適なタイミングはいつ?

仕事と妊活の両立や年齢の葛藤の中で妊活や不妊治療の最良のタイミングはいつなのか? 出産の現場から見た、女性が幸せな妊娠出産をするための秘訣をお話しします。

登壇者の紹介

胚培養士: 小野寺寛典

助産師:中 友里恵

  • 専門分野:妊活 不妊治療 妊娠期 分娩期
  • 学会・資格:助産師国家資格 看護師国家資格

この記事を書いた人

田村 由美

子授かりネットワーク 編集長