ゆみこさん(42歳)& けいたさん(46歳)NO.044

体験者について

女性プロフィール
仮名:ゆみこ
性別:女性
年齢:42歳
職業:パートアルバイト
趣味:体を動かすこと
妊活・不妊治療
1人目の治療
治療開始年齢:38歳
治療期間:2年
人工授精:5回


     

男性プロフィール
仮名:けいた
性別:男性
年齢:39歳
職業:自営業
趣味:野球
妊活費用
人工授精:50万円



    
クリニック名:ソフィア祐子レディースクリニック
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
妊活・不妊治療中の方へ 応援メッセージ
今は情報が溢れていて、良い話もあれば悪い情報もあります。
調べれば調べるだけ不安になってしまうし、気持ちも後ろ向きになってしまいがちです。

でも、自分の体に向き合えるし、大切にしてあげることが出来ます。
笑顔でいるママの元へ赤ちゃんは来てくれると思って信じていました。

思った日が吉日です。自分の為に家族のためにもなるので、まずは検査を受けてみてください。
夫婦で同じ目標に向かってる、気持ちが同じって素敵なことだと思います。

インタビュー概要

2022年10月20日にゆみこさんにお答えいただきました。ご夫婦のコミュニケーションや取り組んだこと、ストレス解消方法など、不妊治療のためだけと捉えずに、自分のため、家族のためにとご夫婦が互いを思いやって、歩まれていらっいます。具体的なお話はとても参考になります。ゆみこさん貴重なお話をありがとうございました。
子授かりネットワーク Koshi

質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。

Koshi

治療をしようと思われたきっかけを教えてください。

ゆみこさん

自然妊娠を希望していました。
元々少し強めの排卵痛があったので、その痛みをきっかけに、自分でだいたいの排卵の時期がわかっていました。
あまり深く考えておらず、その時期がわかっていれば、すぐに妊娠出来るだろうと軽く考えていました。

お互い体を動かすことが好きだったので、趣味を楽しんでいるうちに私の年齢も38歳になり、そろそろ真剣に赤ちゃんのことを考えようと夫婦で相談をして、まずは健康診断と婦人科検診を受けて、不妊治療に取り組むことにしました。

質問:治療の流れを教えてください。

Koshi

治療の流れについて教えて下さい。

ゆみこさん

婦人科検診で、私が抗リン脂質抗体症候群であることがわかりました。
排卵痛があることを伝えると、卵管に閉塞している可能性があるということで、卵管造影検査を受けました。

主人は1回検査をして、問題がないということがわかり、私の年齢的にもタイミング法を試してみるより、人工授精を進められたので、そのまま人工授精を受けることに決めました。

まずは抗リン脂質抗体症候群の治療をスタートして、そちらも継続しつつ人工授精を5回やりました。

質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。

Koshi

クリニックを選ばれたポイント3つとその理由を教えてください。

ゆみこさん

1番は自宅から近いことです。
仕事をしているので、通院に時間が掛かると継続するのが厳しくなると思ったので近い所を選びました。

ゆみこさん

2番目に診察時間です。不妊治療の病院はどこも混雑していますが、私の通っていた病院は、空いている時間帯があり、そこを狙えば比較的短時間で終えることが出来ました。

ゆみこさん

3番目に、治療を受けている人の多さです。同じ目標を持って頑張っている方が多いと、心強いと思ったからです。

質問:クリニックの良かった点を教えてください。

Koshi

クリニックの良かった点を教えてください。

ゆみこさん

最初に不妊治療の説明を個室で受けました。
その時に対応してくれた看護師さんが温かく、お母さんのように接してくれて、心強かったです。
不安なこと、困ったこと、その方なら相談したいな、と思いました。

質問:不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?

Koshi

不妊治療以外で取り組んだことはありますか?

ゆみこさん

排卵日ではない日にも性交しました。
確率を上げたかったこともそうですが、夫婦仲良くを心がけていたので、自然と回数も増えていきました。

質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)

Koshi

検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?

ゆみこさん

私は元々明るい性格で、落ち込んでも寝れば忘れるタイプなのですが、先生から「また次回頑張りましょう」という言葉を聞くと、診察台で涙をこらえるので精いっぱいでした。

親や友達、職場の仲間に不妊治療していることを伝えていなかったので、誰にもその気持ちを言えずに苦しかったです。
排卵近くなると今回は頑張るぞ!と前向きな気持ちになって、2週間後の検査の結果を聞いて落ち込む、この気持ちの波とサイクルが一番つらかったです。

質問:お金について教えてください。

Koshi

お金について教えてください。

ゆみこさん

検査料、お薬代、人工授精5回、すべてで60万円ほど掛かりました。

質問:治療を続ける秘訣を教えてください。

Koshi

治療を続ける秘訣を教えてください。

ゆみこさん

一番は赤ちゃんに会いたい、その気持ちでした。

私も主人も一人っ子で、お互いの両親に孫に会わせてあげたくて、それをモチベーションに頑張りました。

親から孫を催促されるようなことはありませんでしたが、街で赤ちゃんを見ている親に孫を持たせてあげたかったんです。

不妊治療をする以前に、私の元へ宿ってくれた赤ちゃんとお別れしたことがありました。もう一度私の元へ来てほしいと心から願っていたので、その思いで、続けることが出来たと思います。

質問:ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

Koshi

ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

ゆみこさん

不妊治療をいつまで続けるか、それはあまり話し合いませんでした。
金銭面でも主人がサポートしてくれていたので、そこは心配せずに済んでいたと思います。

二人で心がけたことは、とにかく明るく、楽しく、いっぱい話すこと。
病院が終わったら、必ず電話するようにと言ってくれて、どうだったか等ねぎらいの言葉を掛けてくれました。

その日は帰ってから、詳しく話しましたが、翌日からその話は終わり、次の楽しい予定のことを話していたと思います。

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

Koshi

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

ゆみこさん

不妊治療を重く思わないこと。
必要な時は治療のこと、検査のことを話しますが、それ以外はいつも通りで、楽しく過ごせるように意識していました。

質問:お互いのサポートで嬉しかったことはなんですか?

Koshi

ご主人様のサポートで嬉しかったことはなんですか?

ゆみこさん

遠出したり、旅行に行ったり、お互いの趣味を応援したり、気分転換に連れ出してくれたことは嬉しかったです。

質問:ご夫婦で取り組んだことを教えてくだい。

Koshi

ご夫婦で取り組まれたことはなんですか?

ゆみこさん

とにかくストレスをためない事を心がけました。
仕事も趣味も違うので、それまではすれ違う時間も多かったのですが、お出かけしたり旅行したり、美味しいものを食べに行ったり。

いままで以上にいっぱい話をして、二人の時間をより楽しくするようにしていました。

Koshi

なぜ、その取り組みをしましたか?

ゆみこさん

病院の日、私が少しナーバスになり、暗い顔をいていたことに気が付いた主人が率先して頑張っていてくれていたと思います。

質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。

Koshi

どんなことでストレスを解消していましたか?

ゆみこさん

美味しいお酒を飲む事!
不妊治療中だから体に悪いのでは…というご意見はごもっともなのですが、大好きなことを厳しくストップしてしまうとそれはそれでしんどくなってしまうので、今日は大丈夫という日は、晩酌していました。

質問:仕事との両立はいかがでしたか?

Koshi

お仕事との両立はいかがでしたか?

ゆみこさん

女性が多い職場で、相談したらきっと対応してくれていたと思うのですが、私は相談せずに不妊治療をしていました。

フルタイムではなかったので、シフトを調整して、通院の日はお休みにしたり、午後からにしたり、なるべく影響が出ないようにしていました。

とは言え、時間は確保できても体調が優れないこともあって、急なお休みを頂いたこともあるので、理解してくれる職場の場合は、信頼できる方に相談してみることをおすすめします。

質問:不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

Koshi

不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

ゆみこさん

今は情報が溢れていて、良い話もあれば悪い情報もあります。
調べれば調べるだけ不安になってしまうし、気持ちも後ろ向きになってしまいがちです。

でも、自分の体に向き合えるし、大切にしてあげることが出来ます。
笑顔でいるママの元へ赤ちゃんは来てくれると思って信じていました。
思った日が吉日です。自分の為に家族のためにもなるので、まずは検査を受けてみてください。
夫婦で同じ目標に向かってる、気持ちが同じって素敵なことだと思います。