水天宮で叶える願い:不妊治療クリニック院長の子授かりと安産の祈願

東京の心に静かに佇む水天宮は、長い歴史を通じて多くの人々の願いを受け止めてきました。特に子授かりと安産祈願の聖地として知られるこの神社は、不妊で悩む夫婦や安全な出産を願う妊婦に希望の光を与え続けています。この記事では、水天宮の神秘的な魅力と、その祈願に込められた深い意味に迫ります。また、神社の歴史、参拝の流れ、そして不妊治療を行う医師の視点から見たその重要性についても探ります。

水天宮の歴史と子授かりの祈願

水天宮の静かな境内は、古くから日本の信仰の中心地として存在しています。この神社は、特に子授かりと安産の祈願で知られ、多くの夫婦や妊婦が訪れます。このセクションでは、水天宮の歴史的な背景と子授かりの祈願の意義を掘り下げ、その長い伝統と現代における重要性を紐解きます。

水天宮の由来とその重要性

水天宮は、その歴史的な由来と重要性により、多くの信者にとって特別な場所です。この神社は、四柱の神様がお祀りされています。なかでも天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)は、誰もその形を知らない宇宙の始まりに、高天原と呼ばれる天の最も高いところに現れた神様です。日本の神々の祖先神であり、安産・子授けなどに広大無辺なご神徳をあらわされます。
古代から続くこの信仰の場所水天宮は、時代を超えて多くの人々に精神的な支えを提供し、出産を控えた女性にとって大きな希望の源となっています。また、水天宮への参拝は、不妊で悩む夫婦や妊婦にとって、心の安らぎと願いの実現を求めるものです。

子授かり祈願の意義と方法

子授かり祈願の意義は、古来より日本の文化に根ざしています。水天宮での子授かり祈願は、不妊に悩む夫婦が子宝に恵まれることを願う重要な儀式です。この祈願は、予約制ではなく、各々の佳き日に受けることができます。昔から一粒万倍日、天赦日、大安などの吉日にお参りすると良いと伝えられています。 一粒万倍日は、一粒の籾(もみ)も蒔けば万倍に拡がり実り、素晴らしい稲穂になることから、動き出しのきっかけとして、”一つの事の始めが、物事の結果として幾重にも喜びが膨らみ拡がる”という縁起の良い日です。そのため、この日を佳き日と定め、お参りにいらっしゃる方も多いです。
祈願者は、心からの願いを込めて、神様に子宝を授かることを祈ります。また、境内の子宝犬を撫でると子宝のご利益があると言われています。ご参拝の際は、願いを込めて撫でてください。精神的な安らぎと希望をもたらすと同時に、家族を築くための精神的なサポートとなっています。

水天宮で叶える願い:不妊治療クリニック院長の子授かりと安産の祈願

引用元)水天宮のご祭神 
    水天宮の子授け祈願

戌の日:安産祈願の特別な日

日本の伝統において、戌の日は安産祈願に最も適した日とされ、多くの妊婦にとって特別な意味を持ちます。この日に水天宮を訪れる妊婦たちは、安全な出産と健やかな赤ちゃんの誕生を願い、神聖な儀式に参加します。このセクションでは、戌の日の起源、その文化的意義、そして安産祈願の儀式について詳しく探ります。戌の日の祈願は、古くから伝わる習慣であり、未来の母親たちに希望と安心を提供する重要な伝統です。

戌の日の意義と起源

  • 「戌の日」は、安産の象徴とされている犬(戌)にあやかり、ご妊婦様の安産を願う日として古くから信仰されています。十二日に一度めぐってくる日が「戌の日」です。十二支の干支で巡っています。
  • 戌の日は、日本における伝統的な暦の中で特別な日として位置づけられています。この日は、妊娠している女性が安全な出産を願い、神様に祈りを捧げるための日とされています。起源に関しては、犬(戌)は非常にお産が軽く、たくさんの子どもを生み育てることから、「安産の象徴」とされています。 こういった犬の特徴から「戌の日に神社へお参りすると安産になる」といわれたのが、戌の日参りの由来です。

この日に行われる安産祈願の儀式は、妊娠中の女性にとって、精神的な安心感と希望を与える重要な習慣となっています。

戌の日に行う安産祈願の儀式

戌の日に行う安産祈願の儀式は、日本の伝統的な妊娠祝いの一環です。この儀式では、妊娠中の女性が特定の神社を訪れ、安全な出産と健康な赤ちゃんを願って祈ります。儀式には、特別な祈祷、お守りの受領、そして神社での特別な行事への参加が含まれることが多いです。

水天宮で叶える願い:不妊治療クリニック院長の子授かりと安産の祈願
水天宮のご祈祷の様子ではありません。

水天宮での安産祈願の全て

水天宮での安産祈願は、多くの妊婦にとって心の支えとなる重要な儀式です。このセクションでは、水天宮で行われる安産祈願の具体的な手順とその深い意味に焦点を当てます。古来から続くこの伝統的な儀式は、安全な出産と健康な子どもの誕生を願う母親たちにとって、祈りの場としての大きな価値を持っています。安産祈願の流れや祈りの内容、さらには神聖なこの行事が妊娠中の女性に与える心の平安について探ります。

安産祈願の流れと儀式

安産祈願は、新たな命を授かったことに感謝し、妊娠中のお母様とお腹のお子様の健康そして無事生まれてくることを願い祈るものです。​水天宮では、事前予約の必要はなく、希望の日にご祈祷が可能です。また、​郵送でのお預かり祈祷も行われています。
安産祈願の流れと儀式は、妊娠中の女性が特定の祈祷を受け、安全な出産と子供の健康を神に願います。祈願には、神社での特別な祈りやお守りの受領、神聖な場所での儀式参加などが含まれます。このプロセスは、精神的な安心感をもたらし、古来からの習慣として重要な役割を果たしています。
水天宮の安産祈願は、水天宮HP:「ご祈祷の流れ」「安産祈願(昇殿参拝)のご案内」をご確認ください。

授与品とお守り

安産祈願後に授与される品々やお守りの選び方は、参拝者にとって重要な要素です。授与品やお守りは、祈願の成就や幸運を願うために重要な役割を果たします。選ぶ際には、その意味や神社の伝統を理解することが重要です。多くの場合、これらの品々は、安産や子宝に関連する特別な意味を持つもので、それぞれ独自の祝福や保護を象徴しています。適切な授与品やお守りを選ぶことで、祈願の力をより感じることができるでしょう。

水天宮の安産祈願のお参りとは?

水天宮での安産御守は晒(さらし)の帯そのものになります。
晒の帯が御守そのものである由来は、その昔、当社の「鈴の緒」(お参りの際に鈴を鳴らす晒の紐)のおさがりを、腹帯としていただいた妊婦さんがいらっしゃいました。帯祝いの折に、安産を祈ってお腹に巻いたところ、ことのほか楽にお産ができたとの言い伝えがあり、この安産のご神徳が人づてに広まり、晒の「鈴の緒」を安産の御守になったそうです。現在では、「御子守帯」(みすゞおび)と名付けて、戌の日早暁に宮司が社殿に一人籠り、ご祈祷した御守を毎日わけて下さっているため、どの日にお参りにこられても、戌の日にご祈念込めた御守となっているそうです。「御子守帯」は、五ヶ月目の戌の日に帯祝いをしていただく御守です。

水天宮で叶える願い:不妊治療クリニック院長の子授かりと安産の祈願
子授け祈祷
御初穂料:八千円~御志
・御神札
・子授け御守
・幣串
・御供物
​・ハンカチ
・御神酒
水天宮で叶える願い:不妊治療クリニック院長の子授かりと安産の祈願
子授け御守
御初穂料:二千円
・御守

引用元)水天宮の安産祈願のお参りとは?

院長の目を通して見る子授かりの祈願

このセクションでは、不妊治療の専門家である院長が実際に水天宮で祈願を行った体験を通して、子授かりの祈願を深く探ります。院長の視点から、医学的アプローチと伝統的な信仰の融合がどのように患者の希望と心の安らぎに寄与するかを明らかにします。

祈願の日:参拝レポート

2024年新春に、三軒茶屋ARTレディースクリニックの坂口健一朗院長が、子授かりの祈願のために東京の水天宮を訪れました。神聖な雰囲気と深い伝統を感じながら、患者様の子授かりと安産を願う様子をお届けします。

アクセス

水天宮は、東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(5番出口)より徒歩1分です。
入口は、コンクリート造りのモダンなデザインで、都会の神社らしい洗練された印象を与えます。この現代的な雰囲気が、伝統的な神聖さと融合し、独特の魅力を醸し出しています。
「階段を上ると、荘厳な社殿が姿を現します。一歩一歩高まる期待と共に、水天宮の伝統的な美しさが訪れる人々を迎え入れる様子は、心に深く印象を残します。

水天宮で叶える願い:不妊治療クリニック院長の子授かりと安産の祈願

基本情報

住所東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1
電話番号03-3666-7195
最寄り駅東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅(5番出口)より徒歩1分
東京メトロ日比谷線 人形町駅(A1出口)より徒歩6分
都営地下鉄浅草線 人形町駅(A3出口)より徒歩8分
都営地下鉄新宿線  浜町駅(A2出口)より徒歩12分
※東京駅八重洲口からはタクシーでおよそ15分
HPhttp://www.suitengu.or.jp/

参拝

参拝前には、手水鉢で身を清める儀式を行います。ここで手と口を洗い清めることで、心身ともに神聖な祈りに備え、心を穏やかに整えることができます。

水天宮で叶える願い:不妊治療クリニック院長の子授かりと安産の祈願

二礼二拍手一礼の格式で、心からの祈りを捧げました。

子宝犬

参拝を終えた後は、子宝犬の像へと向かい、優しく撫でました。愛らしい子犬を見つめる母犬の像からは、温かな情愛が伝わってきます。この像の周りには、十二支の動物たちも配置されており、自分の干支を撫でることで安産、子授け、子どもの無事な成長など、さまざまなご利益があるとされています。この伝統的な信仰は、参拝者に希望と安心を与えます。

水天宮で叶える願い:不妊治療クリニック院長の子授かりと安産の祈願

狛犬と安産子育河童

その後、境内を散策し、印象深い狛犬の像に出会いました。一方の狛犬は口を開けて前足で玉を守り、もう一方は口を閉じて子犬を守る姿が特徴的です。また、「安産子育河童」と呼ばれる仲睦まじい河童の親子像も目を引きました。この像では、赤ちゃん河童が親河童の足下や胸、肩にしがみつく様子が表現されており、家族の絆を象徴しているかのようです。これらの像は、水天宮の神聖な雰囲気を一層深め、訪れる人々に感動を与えます。

水天宮で叶える願い:不妊治療クリニック院長の子授かりと安産の祈願
水天宮で叶える願い:不妊治療クリニック院長の子授かりと安産の祈願

医学と信仰の交差点

三軒茶屋ARTレディースクリニック坂口賢一朗院長は、不妊治療の世界に深く根差しています。科学的根拠に基づく治療を日々実践する中で、院長はまた別の側面にも目を向けています。それは、信仰の力です。水天宮での祈願体験を通じて、院長は不妊治療という科学的なアプローチと、信仰による精神的な支援がどのように相互に補完し合っているのかを深く掘り下げています。院長は、患者さんが直面する不妊という課題に対して、医学だけでなく、心の支えとなる信仰の力も大切であると語ります。このバランスの取れたアプローチは、患者さんに新たな希望と安心をもたらし、治療の成功に向けた大きな一歩となるのです。

院長より

私は不妊治療クリニックの院長として、日々、不妊治療の最前線で患者さんと向き合っています。私たちの使命は、科学的なアプローチにより、皆さんの子授かりの夢を叶えることです。しかし、私はただの医療提供者であるだけではなく、患者さん一人ひとりの精神的なサポートも重視しています。

水天宮を訪れ、そこでの祈願の経験を通じて、私は新たな気づきを得ました。それは、医学と信仰の力がどのようにして相互に補完しあい、患者さんを支えることができるかということです。この経験は、私自身にも新たな力を与えてくれました。より一層、治療に力を入れ、皆さんの子授かりや安産を心から願うことを新たに誓います。

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