はるなさん(31歳)& ゆうきさん(30歳)NO.48

体験者について

女性プロフィール
仮名:はるな
性別:女性
年齢:31歳
職業:専業主婦
趣味:動画鑑賞
妊活・不妊治療
1人目の治療
治療開始年齢:28歳
治療期間:2年
タイミング法:◯
人工授精:2回


     

男性プロフィール
仮名:ゆうき
性別:男性
年齢:30歳
職業:会社員
趣味:スポーツ鑑賞
妊活費用
人工授精:5万円



    
クリニック名:東京医科歯科大学医学部附属病院
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
妊活・不妊治療中の方へ 応援メッセージ

不妊治療は金銭的にもメンタル的にも大変なことが多いですが、最近は医療が発達していて様々な治療方法があるので、ご夫婦でしっかりと話し合って、お互いを支える覚悟ができているのであれば絶対に受けた方がいいと思います。

私自身も、不妊治療に通い始めたという安心感や、先生の励ましの言葉によってメンタル面が安定し、妊娠しやすい体を作り上げることに成功しました。

妊娠にはタイムリミットがあるので悩んでいる方は、まずブライダルチェックを受けて、自分の体のことを知ることから始めて欲しいです。

インタビュー概要

2022年10月24日にはるなさんにお答えいただきました。不妊治療を始めようか悩んでいる方はとても多いですが、始めたことによってメンタルが安定し、妊娠しやすい体つくりができるようになったそうです。男性の具体的なサポートのお話は多くの方の参考になると思います。はるなさん貴重なお話をありがとうございました。
子授かりネットワーク Koshi

質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。

Koshi

治療をしようと思われたきっかけを教えてください。

はるなさん

周りの友人は、結婚から2年以内で子供を授かっている人が多かったので、自分たちも同じだろうと思いタイミング法を行なっていました。

しかし、2年経ってもなかなか授かることができなかったので、もしかしたら自分の体に異常があるのかもしれないと思い婦人科を受診しました。

そこでブライダルチェックを受けたところ、多嚢胞性卵巣症候群と診断されました。
また、卵巣年齢が実年齢より約10歳上だったので、病院の先生から不妊治療をするのであればなるべく早めに始めた方がいいと言われ、不妊治療をしようと決断しました。

質問:治療の流れを教えてください。

Koshi

治療の流れについて教えて下さい。

はるなさん

多嚢胞性卵巣症候群と診断をされましたが、先生が診ている患者さんに比べたら全然問題ないし、同じ症状でも妊娠している人はたくさんいるとのことだったので、まずは基礎体温の記録とタイミング法を行いました。

先生から指示を受けた期間にタイミングを取っていたのですが、6ヶ月ほど経過しても授かることができず、基礎体温も綺麗な二層になる月とガタガタになる月があり安定していなかったので、次のステップとして排卵誘発の注射と人工授精を行うことになりました。

質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。

Koshi

クリニックを選ばれたポイント3つとその理由を教えてください。

はるなさん

一つ目は友人からの勧めです。
友人も5年くらい小さなクリニックに通い人工授精を受けていたが、妊娠できなかったそうです。
このままではダメだと思いこちらの病院に転院し治療を開始したら、1回目の人工授精で妊娠できたため通った方がいいと勧められ、通う決断をしました。

はるなさん

二つ目は大学病院の安心感です。
大学病院なので最新機器などが多く、設備が充実しているという話を聞いたので通おうと思いました。

はるなさん

三つ目は職場からの通いやすさです。
月に何度も病院に通う必要があるので、午前中仕事をした後、早退して病院に通えるところがいいと思っていました。
こちらの病院はその条件に当てはまったので選択しました。

質問:クリニックの良かった点を教えてください。

Koshi

クリニックの良かった点を教えてください。

はるなさん

様々な機械が揃っている病院だったので、一つの方法を試してダメだった場合にすぐに次のステップを提案してもらえたところです。

質問:不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?

Koshi

不妊治療以外で取り組んだことはありますか?

はるなさん

体調を整えることや適度な運動が大切だと思っていたので、規則正しい生活リズムになるように睡眠時間の確保や3食しっかり食べること、毎日30分程度のウォーキングに取り組んでいました。

質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)

Koshi

検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?

はるなさん

月に何回も病院に行かないといけなかったので、電車代や治療費等の金銭面が1番大変でした。
しかし夫が、「自分が稼いできてあげるから、気にせず満足いくまで治療を受けよう」と言ってくれたので何とか乗り越えることができました。

質問:お金について教えてください。

Koshi

お金について教えてください。

はるなさん

人工授精に5万円、卵管造形に1万円、排卵誘発の注射に2〜3万円です。

質問:治療を続ける秘訣を教えてください。

Koshi

治療を続ける秘訣を教えてください。

はるなさん

不妊治療は女性の方が病院に行く機会が多いので、女性はかなりつらい思いをするかと思います。
そのため可能であれば、男性も一緒に病院に行ってあげてほしいです。

また、家事などは分担をしてお互いの負担を減らすことも意識してほしいです。
それだけでも精神的にかなり楽になるので、これからも頑張って通ってみようという気持ちになります。

私はこれらのことを行ったおかげで体調や生理周期、基礎体温が安定するようになりました。

質問:ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

Koshi

ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

はるなさん

なかなか授かることができず不妊治療をダラダラ続けてもメンタル的にも金銭的にもつらくなるだけなので、不妊治療のゴールを決めようという話はしました。

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

Koshi

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

はるなさん

妊娠に向けて頑張ろうという話は逆にプレッシャーになってしまうと思ったので、あえてそういった話はせずに、いつも通りを意識していました。

質問:お互いのサポートで嬉しかったことはなんですか?

Koshi

ご主人様のサポートで嬉しかったことはなんですか?

はるなさん

金銭面を支えてくれたことや、家事を手伝ってくれてストレスを溜めないように配慮してくれたことが嬉しかったです。

質問:ご夫婦で取り組んだことを教えてくだい。

Koshi

ご夫婦で取り組まれたことはなんですか?

はるなさん

健康な体作りのために納豆やほうれん草、ザクロジュースなど妊娠に効果的と言われている食材をたくさん摂取するように意識していました。

Koshi

なぜ、その取り組みをしましたか?

はるなさん

インターネットで妊娠に効果的な食材と検索をした際に出てきたからです。
意識して摂取するようになってからは体調が安定し、お通じも良かったです。

質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。

Koshi

どんなことでストレスを解消していましたか?

はるなさん

ショッピングや動物の動画を観ることです。

質問:仕事との両立はいかがでしたか?

Koshi

お仕事との両立はいかがでしたか?

はるなさん

月に何度も病院に通わないといけなくて、いろいろな人に迷惑をかけてしまうと思ったので、職場の上司には治療をしていることを伝えました。
あらかじめ伝えたことで、病院の日の前後は大変な仕事は回さないような配慮をしていただけました。

質問:勤務先の支援体制はいかがでしたでしょうか?

Koshi

勤務先の支援体制はいかがでしたでしょうか?

はるなさん

支援体制は特にありませんでした。

質問:不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

Koshi

不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

はるなさん

不妊治療は金銭的にもメンタル的にも大変なことが多いですが、最近は医療が発達していて様々な治療方法があるので、ご夫婦でしっかりと話し合って、お互いを支える覚悟ができているのであれば絶対に受けた方がいいと思います。

私自身も、不妊治療に通い始めたという安心感や、先生の励ましの言葉によってメンタル面が安定し、妊娠しやすい体を作り上げることに成功しました。

妊娠にはタイムリミットがあるので悩んでいる方は、まずブライダルチェックを受けて、自分の体のことを知ることから始めて欲しいです。