takopachiさん(37歳)& nappiさん(37歳)NO.41

体験者について

女性プロフィール
仮名:takopachi
性別:女性
年齢:37歳
職業:フリーランス
趣味:ヨガ・パズル
妊活・不妊治療
1人目の治療
治療開始年齢:35歳
治療期間:2年
タイミング法:◯
体外受精:0回(11月1回目予定)


     

男性プロフィール
仮名:nappi
性別:男性
年齢:37歳
職業:会社員
趣味:ウォーキング・ランニング
妊活費用
不妊検査費用:2万円
体外受精採卵):10万
子宮ポリープ除去手術:5万


    
クリニック名:森産科婦人科病院
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
妊活・不妊治療中の方へ 応援メッセージ
30代以降は悩んでいる時間がもったいないこともあると思います。
取り急ぎ検査だけは早めに受けておいた方が良いです。

不妊治療に限りませんが、どれだけストレスをためずに過ごせるかが全てにおいて大切なので、良い結果が出ると信じてうまくリフレッシュしながら治療に臨んでください。

インタビュー概要

2022年10月19日に、takopachiさんにお答えいただきました。通院ができる環境になったことをきっかけに治療を始められたtakopachiさん。検査や治療の痛みはお辛いものの、高度不妊治療に切り替えてからの方が、精神的にもご夫婦のパートナーシップにも良かったそうです。受診することやステップアップに悩んでしまう方もいらっしゃると思いますが、takopachiさんのお話がとても参考になります。takopachiさん、貴重なお話をありがとうございました。
子授かりネットワーク Koshi

質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。

Koshi

治療をしようと思われたきっかけを教えてください。

takopachiさん

35歳頃から自己流でタイミング法を試すもなかなか授からなかった(1年くらい)ため、もしかして妊娠しづらい体質なのかと思い、取り急ぎ不妊検査を受けようとクリニックを受診したことがきっかけです。

旭川市内で不妊治療に対応しているクリニックは少ないので、みずうち産婦人科か森産婦人科のだいたい2択になるのですが、口コミが良かったのと車がないため、通いやすさを考慮して森産婦人科を選びました。

実際に受診してみると、森院長をはじめ医師・看護師などスタッフの方もとても親切だったため、引き続きお世話になろうと思いました。

質問:治療の流れを教えてください。

Koshi

治療の流れについて教えて下さい。

takopachiさん

ホルモン値などの検査結果で夫婦ともに特に問題が見当たらなかったことと、当時の居住地が遠方(富良野)だったこともあり、「とりあえず引き続きタイミング法で様子を見る」という結論になりました。

その後、さらに1年程度、タイミング法を試すも授からず。富良野では高度な不妊治療が受けられないため焦っていたのですが、運よく、旭川市内に転居することになり、転居後すぐに体外受精へステップアップしました。

現在は採卵を終え、移植待ちです。

質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。

Koshi

クリニックを選ばれたポイント3つとその理由を教えてください。

takopachiさん

①通いやすさ(車の免許がないため、公共交通機関+徒歩で行ける範囲にあること)

takopachiさん

②口コミと評価(上述したcalooなどで口コミを探し、「森産婦人科 体外受精」などで検索して成績をリサーチしました)

takopachiさん

③クリニックの雰囲気(長く通うかもしれないので、最も重視しました。先生もスタッフの方も親切で癒されています。)

質問:クリニックの良かった点を教えてください。

Koshi

クリニックの良かった点を教えてください。

takopachiさん

ART外来の先生(森院長の奥様)は最初怖そうに思えましたが、慣れてきます。

スタッフの方は皆さん「ここまで親身になってくれるのか」と思うほど優しく、採卵などの手術を安心して受けることができました。

手術前の控室も痒い所に手が届く快適な空間で、採卵後にサービスで出して頂ける食事がとても美味しいです。

今年度に入ってから予約が混みあっているようですが、ART外来はそこまで待たず診察を受けられます。(一般病棟の診察は基本的に待ち時間長いです)

質問:不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?

Koshi

不妊治療以外で取り組んだことはありますか?

takopachiさん

在宅ワークで運動不足なので、踏み台を買って昇降運動を始めました。

また、体のあらゆる不調に効くと思いヨガを始めました。
就寝前にすると体が軽くなり、翌日に疲れが残りにくくなった気がします。

質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)

Koshi

検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?

takopachiさん

私の場合は費用よりも、諸々の検査や処置が体にこたえました。
子宮卵管造影検査を通院直後と体外受精に切り替えた際の2回受けたのですが、本当に痛くてトラウマになりました。

子宮環境を良くするためポリープ除去手術も受けたのですが、こちらも地味に痛かったです。
また、採卵前は毎日のように通院が必要になり、毎回注射するため注射痕が常にあって病人みたいに感じました。

ただ、自己流でタイミングを取っている時よりも、治療を受けている方が夫も私もプレッシャーを感じずに済み、メンタル的には安定しました。

質問:治療を続ける秘訣を教えてください。

Koshi

治療を続ける秘訣を教えてください。

takopachiさん

なかなかタイミングが取れなくてもやもやしてしまう方は多いと思うので、可能であれば早めに高度不妊治療に切り替えることをお勧めします。

体はきついしお金もかかりますが、信頼できるクリニックであれば身を委ねてしまった方が精神的には本当に安定します。

タイミング法による妊活中は授からないストレスで発狂してました。
治療を始めれば良い意味で忙しくなるので、余計なことを考える暇はなくなります。
私たち夫婦の場合は、体外受精に切り替えてからの方が仲良くなりました。

質問:お金について教えてください。

Koshi

お金について教えてください。

takopachiさん

不妊検査 2万円、体外受精 10万円(採卵2回)、ポリープ除去手術 5万円、葉酸サプリ(年間7,000~8,000円・ディアナチュラ)です。

質問:ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

Koshi

ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?

takopachiさん

採卵の回数や受精卵凍結するタイミングについて話しました。
採卵は希望すれば追加できましたが、私が身体的にきつそうだったので取り急ぎ2回で止めました。
数回移植して授からなかった場合は追加で採卵すると思います。

採卵前は夜間に注射を打ちにいくことがあったので、送り迎えをお願いしました。
あとは年齢を考慮して「産めても1人だね」と話したり、不妊治療のやめどきについて話したりしています。

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

Koshi

質問:夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?

takopachiさん

体外受精するにあたっては、私1人で決められないことが多かったので、都度相談していました。
私のなかである程度希望は固まっているものの、背中を押してもらったり肯定して欲しい気持ちがあったりしたからです。

我が家の場合は体外受精に切り替えてから仲が良くなったので、これ以外に特に意識していたことはありません。

質問:お互いのサポートで嬉しかったことはなんですか?

Koshi

ご主人様のサポートで嬉しかったことはなんですか?

takopachiさん

夫が体外受精に協力的だったことです。
都度の採精も問題なく、無事採卵を終えられました。

土曜日や夜間はお願いすれば送迎してくれました。

タイミング法は我が家にはハードルが高かったんだと思います。

質問:ご夫婦で取り組んだことを教えてくだい。

Koshi

ご夫婦で取り組まれたことはなんですか?

takopachiさん

排卵日付近は夫にその旨を伝えて妊活に励む、というスタイルを取っていたのですが、正直お互いプレッシャーになってしまいました。

クリニックの受診は相談して決めて、夫も協力してくれましたし、私は卵子の質を上げる食べ物を積極的に取ったりしました。

Koshi

なぜ、その取り組みをしましたか?

takopachiさん

治療開始当初はクリニックに通いづらかったため、タイミング法という選択肢を取るしかなかったのが現状です。

卵子の質は食べ物や生活習慣に左右されると本で知ったので、うなぎやいくら、卵などを積極的に食べるようにしました。
卵子の質を図る検査はない(予測はできる)ので、実際効果があったのか正確なところは分かりません。

質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。

Koshi

どんなことでストレスを解消していましたか?

takopachiさん

ヨガをして疲れを取っています。あとは好きな芸能人のYouTubeを見る、スマホでパズルゲームをすることです。

少し贅沢ですが、たまに1人で外食するのもかなり気分転換になっておすすめです。

質問:仕事との両立はいかがでしたか?

Koshi

お仕事との両立はいかがでしたか?

takopachiさん

在宅ワークのため、比較的調整しやすかったです。
午前中に通院し、午後から働くなどフレキシブルに対応できました。採卵前はこまめに通院したり、急遽採卵日が決まったりするので、お勤めしている方は本当に大変だと思います。

少子化は全国的な問題なので「不妊休暇」なんて制度もあったら良いと思います。

質問:勤務先の支援体制はいかがでしたでしょうか?

Koshi

勤務先の支援体制はいかがでしたでしょうか?

takopachiさん

クライアントには「通院している」とだけ伝え、チャットの返信が遅れる場合があるかもと根回ししておきました。
実際、週1回のWeb会議ややり取りに支障をきたしたことはありません。

質問:不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

Koshi

不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。

takopachiさん

30代以降は悩んでいる時間がもったいないこともあると思います。
取り急ぎ検査だけは早めに受けておいた方が良いです。

不妊治療に限りませんが、どれだけストレスをためずに過ごせるかが全てにおいて大切なので、良い結果が出ると信じてうまくリフレッシュしながら治療に臨んでください。