卒業生について
性別:男性
年齢:37歳
職業:会社員
趣味:サウナ
クリニック名: 新潟市
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
少しでも気になることがあれば、早めの通院をお勧めします。
私は早く 不妊治療 を始めたつもりでしたが、検査を進めていくと「もっと早く始めれば良かったかもしれない」と思うことが度々ありました。
不妊治療 を始めると、一周期もチャンスを逃したくないという気持ちでした。
また、不妊治療 を始めたことによって生活習慣を見直す良い機会になりました。
お酒の適量を意識したり、運動をするようになり冷え性を改善することができました。
不妊治療のためにクリニックに行くことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、クリニックに行ってみると想像以上に不妊治療 で通院されている方は多いです。
特別なことと思わず、クリニックで検査だけでもしてみると良いかと思います。
不妊治療中はゴールが見えないため、メンタル面で辛いことが多いです。
その時一番頼りになるのは旦那さんだと思います。
些細なことでも旦那さんと共有し、一緒に気分転換をして、不妊治療だけにとらわれず、二人での生活を楽しみながら進められると良いのかなと思います。
インタビュー概要
お酒の適量を意識したり、運動をして冷え性も改善されました。治療の流れも詳細にお話しくださり、どんな治療をするのか不安な方にとても参考になります。杏奈さん&剛さん貴重なお話をありがとうございました。
質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。
治療をしようと思われたきっかけを教えてください。
私の両親が不妊治療をしていた話を幼い頃から聞いており、私自身も『結婚して一年で妊娠しなかったら、不妊治療を始めよう』と思っていました。
結婚して一年間は基礎体温を計ったり、排卵検査薬を使用しましたが妊娠せず、結婚して一年経ったタイミングでクリニックにて検査を行い、不妊治療を開始しました。
会社の同僚が妊娠したり、友人から子供が産まれた話を聞いていたので、私自身もなるべく早く子供が欲しいと思っていました。
また、私の年齢と夫の年齢を考えるとゆっくりしていられないなと思っていました。
両親にも孫を見せたいという思いがあったので、不妊治療に躊躇する気持ちはなく、『なるべく早めに始めたい』という気持ちでクリニックに通い始めました。
質問:治療の流れを教えてください。
治療の流れについて教えて下さい。
まずは私の検査として、基礎ホルモン検査 ・ 子宮卵管造影検査 ・ 卵胞発育チェック ・ 排卵チェック ・ ヒューナーテスト ・ 黄体ホルモン検査 を行いました。
夫の検査は、精液検査 を行いました。この検査だけで約3ヵ月かかったので、同時に タイミング法 を始めることになりました。
検査の結果、夫は問題なく、私の 黄体ホルモン の値が少し低かったため、排卵後に黄体ホルモンの飲み薬( プレマリン ・ ヒスロン )を12日間飲むことになりました。
医師の指導で タイミング法 を5回行いましたが妊娠しなったので、 人工授精 に進みたい旨を医師に伝え、 人工授精 に ステップアップ しました。
3回、 人工授精 をしましたが妊娠しなかったため、医師の勧めで クロミッド を処方され、卵子を育ててから 人工授精 することになりました。
人工授精 を5回しても妊娠しなったため、医師に 体外受精 を提案されましたが、もう少し 人工授精 で頑張ってみようという気持ちがあったので、6回目の 人工授精 を行いました。
6回目は医師の勧めで筋肉内注射「あすか」で卵子を育てることになりました。
排卵まで4回(2日に一度)注射をうち、 人工授精 を行ったあと 黄体ホルモン の薬をのみ、その後に妊娠したことが分かりました。
質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。
クリニックを選ばれた理由を教えてください。
新潟市で不妊治療を行っているクリニックは限られており、自宅と職場先から通いやすいかで選びました。
質問:病院の不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?
不妊治療以外で取り組んだことはありますか?
元々冷え性だったので、靴下をはいたり、腹巻をしたりと体を温めるよう心がけました。
また、ヨガをするようにしていました。
質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)
検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?
まずは仕事との両立が大変でした。
排卵の周期はクリニックに行って検査しないと分からないため、たいてい仕事のある平日にクリニックへ受診する必要が出てきます。
予め「この日に休みを取りたい」ということもできず、また度々の受診となる、上司にも「不妊治療をしている」という話がしにくかったため、受診を続けることが大変でした。
また、メンタルの面でも治療を続けることは辛いことがありました。
タイミング法 で駄目だったら 人工授精 、 人工授精 で駄目だったら…とどんどん ステップアップ することを考えると、ゴールが見えないことが怖かったです。
体外受精 に進むと何十万単位でお金がかかるので、どこまで続けるか悩んだこともあります。
その時は、同じような状況の人のブログを読んでは励まされていました。
メンタル面では、周囲の人の妊娠話や子供の話を聞くことも辛く感じてました。
「なぜ私は妊娠しないのだろう…」と悩む時期もありました。
辛く感じた時は、夫にそのままの気持ちを話していました。 不妊治療 を頑張っているからこそ、外食に出かけたり旅行に行っていました。
治療後半は、「今回が駄目でも旅行に行ってリフレッシュしよう!」と思うようにしていました。
質問:お金について教えてください。
お金について教えてください。
タイミング法に4万円、人工授精に8万円です。
質問:治療を続ける秘訣を教えてください。
治療を続ける秘訣を教えてください。
仕事との両立が大変だったため、自分で仕事の調整をしたり「この日は後輩に頼む」と決めて、なるべく無理なくクリニックに通えるようにしていました。
治療のことばかり考えると辛くなることもあったので、「仕事をしている時間は思いっきり仕事をしよう!」と気持ちを切り替え、新しい仕事にも取り組み、頭を切り替えるようにしていました。
また、気分転換をするために夫と外食をしたり、旅行に行っていました。
旅行は夫婦二人とも好きなので、夫が計画してくれました。
仕事に打ち込むこと、そして気分転換できることを見つけたことで気持ちが前向きになり、 人工授精 を続けることができました。その後妊娠が分かり、旅行も良い思い出になりました。
質問:不妊治療についてご夫婦でどんなことを話し合われましたか?
ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?
治療中、医師から言われた話などは共有するようにしていました。どんな薬を飲んでいるのか、なぜ処方されているのか、どんな治療をしてきてどんな痛みだったか等を伝えていました。
夫は私の意向を尊重してくれるので、治療を一緒に進めてくれました。
質問:不妊治療についてご夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?
コミュニケーションで意識していたことはなんですか?
全て共有するようにしていました。
辛い気持ちを分かってもらえず喧嘩した時は、外食をしたりお酒を一緒に飲んだりして、気分転換をするようにしていました。
辛い時であってもできる限り明るい話題で話をすることに努めました。
お互いお酒と旅行が好きなので、適宜外出をするようにしてストレスを発散するようにしていました。
質問:旦那様のサポートで嬉しかったことはなんですか?
旦那様のサポートで嬉しかったことはどんなことですか?
私の意向を常に尊重してくれることです。
不妊治療 を始めたい、 人工授精 に ステップアップ したいという私の気持ちを受け入れて、一緒に 不妊治療 に取り組んでくれました。
おそらくクリニックへの初診に一緒にいくことは抵抗があったかと思いますが、一緒に行ってくれたこと、話を聞いてくれたことに感謝しています。
不妊治療 以外にも、毎晩ヨガをやっている私を応援してくれていたこと、旅行を計画してくれたことも嬉しかったです。
質問:奥様のサポートで嬉しかったことはなんですか?
奥様のサポートで嬉しかったことはどんなことですか?
不妊治療 で定期的に医者に通っている中であっても、毎日の夕食をできる範囲で作ってくれたことは夫婦円満の秘訣だったと思います。
夕飯後の皿洗いやその他の家事などは作業を分担し、妻に負担がかかりすぎないように配慮していました。
質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。
ストレス解消のコツを教えてください。
同じ状況の人のブログを読んだり、お酒を飲むこと、旅行に行くことなどでストレスを解消していました。
質問:お仕事との両立について教えてください。
仕事との両立はいかがでしたか?
仕事との両立は大変でした。
職場の人には 不妊治療 をしていることを伝えていなかったため、急にクリニックに行く必要があった際には上司に医者に行く旨だけ伝え通院を続けました。
自身で仕事の調整ができる体制を作っていたため、そのような環境を整えておくと仕事との両立がしやすいかと思います。
勤務先の支援体制はいかがでしたでしょうか?
職場の人には伝えていなかったため、支援体制等はありませんでした。
質問:これから不妊治療を検討している人へのアドバイスをお願いします。
不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。
少しでも気になることがあれば、早めの通院をお勧めします。
私は早く 不妊治療 を始めたつもりでしたが、検査を進めていくと「もっと早く始めれば良かったかもしれない」と思うことが度々ありました。
不妊治療 を始めると、一周期もチャンスを逃したくないという気持ちでした。
また、不妊治療 を始めたことによって生活習慣を見直す良い機会になりました。
お酒の適量を意識したり、運動をするようになり冷え性を改善することができました。
不妊治療のためにクリニックに行くことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、クリニックに行ってみると想像以上に不妊治療 で通院されている方は多いです。
特別なことと思わず、クリニックで検査だけでもしてみると良いかと思います。
不妊治療中はゴールが見えないため、メンタル面で辛いことが多いです。
その時一番頼りになるのは旦那さんだと思います。
些細なことでも旦那さんと共有し、一緒に気分転換をして、不妊治療だけにとらわれず、二人での生活を楽しみながら進められると良いのかなと思います。
不妊治療 は女性に大きな負担がかかります。
男性は女性の辛さを感じ取ることしかできませんが、相手の不安をしっかりと受けとめることで気付くことも多いです。
不妊治療 のことが少しでも頭の中にあるのであれば、早いうちに検査だけ行っておくことも良いかも知れません。
普段の生活で気付くことができない内容を知ることで考え方も少し変わるかもしれません。
いずれにしても相手のあることなので、お互いじっくりと話し合うことが大事です。