口コミ・評判について: 旗上辨財天社 (千葉落花生)

旗上弁財天社
〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下1丁目8-31

由緒記を文字起こししてみましたが、源平池の由来や明治初年の神仏分離を受けて撤去された堂宇が復活された由来などが丁寧に書かれています。

●旗上辨財天社御由緒記
治承四年(一一八〇)八月源頼朝公は伊豆国に源家再興の旗を上げ、石橋山の戦いに敗れて房総に転じ、十月鎌倉に移るや直ちに鶴岡八幡宮を創建し、居館を定めて平家討伐の本拠とした。
夫人政子は平家滅亡の悲願止み難く、寿永元年(一一八二)大庭景義に命じ境内の東西に池を掘らしめ、東の池(源氏池)には三島を配し、三は産なりと祝い、西の池(平家池)には四島を造り四は死なりと平家滅亡を祈った。この池が現在の源平池である。
そして東の池の中の島に辨財天社を祀ったのが当社の始めで、明治初年の神仏分離の際境内にあった他の堂塔と共に除かれた。その後昭和三十一年篤信家の主願によって再興され、さらに昭和五十五年九月鶴岡八幡宮創建八百年を記念して、江戸末期文政年間の古図に基づき現在の社殿が復元されたのである。
因みに弁天信仰は、鎌倉時代既に盛んで妙音芸能の女神福徳利財の霊神として世に広く仰がれている。当社に祀られていた弁財天像(重文)は鎌倉彫刻の代表傑作で、種々の御神徳が如実に具現された人間味溢れた御神像である。

祭日 例大祭 四月和巳の日 祈願祭 毎月 巳の日
旗上奉納 二引の白旗に御神号を記したのが用意してあります。お申込み下さると願意氏名を記し、祈祷して奉納し、毎日神前に掲げます。
旗上祈祷 頼朝公旗上げして、遂に大願成就した神徳により開店、事業拡張を始め家内安全、商売繁盛、必勝祈願、病気平癒、 縁結び等の申込みを受付けております。
政子石拝観 古来縁結びの霊能があり、姫石とも称し世に知られている。
奉納 櫛田菓子



旗上辨財天社の関連口コミ

Googleの口コミ

  • 5 out of 5 stars (5 / 5)
    N. Dさん 2024.09.22
    源氏池の中にある島の一つで弁財天を祀る神社です。
    この池は小島の配置も合わせ、北条政子が平家打倒を祈願して造らせたと言われています。

    此方の社務所でも御朱印が頂けます。

    また、旗上弁天境内に鳩🐦️が沢山いるのですが、中には珍しい白い鳩が数羽います。

    2024年6月に伺いました。
  • 5 out of 5 stars (5 / 5)
    杜檸檬さん 2024.06.09
    鶴岡八幡宮に参拝した帰りに立ち寄りました。観光客たちが鳩の群れと交流していて、自分もフィルムカメラで何枚か撮らせてもらうことに。すると白い鳩が水面を眺めている景色に出会えました。何かを考えていたのでしょうか。知る由もありませんが、鳩さんには良い写真を撮らせてもらえたなと思います。