御霊神社

奈良の古い町並みが残る「ならまち」エリアにある御霊神社。その境内の片隅にひっそりと鎮座する「出世稲荷」は、京都の出世稲荷のご分霊をお祀りする神社なんですが、出世、商売繁盛、厄除開運、健康長寿などさまざまなご利益があるとの事ですが、実は地元では、知る人ぞ知る縁結びのパワースポットだとの事です。御朱印については何種類か有り、その場で手書きして頂けました。

桓武天皇の勅命により創祀された社、奈良時代、平安時代の人々は無実の罪を着せられて非業の死を遂げた人の怨みの心が怨霊となって災いをもたらすと恐れてました。その怨霊を丁重にお祀りすれば御霊となり守護してくれる神になると言う風に考える様になった、これが御霊信仰の始まりとは、奈良に御霊神社が多いのも納得です。往時の皇族の周りは今の時代と違い、憶測、主観が横行していたんでしょうね。

ならまちにある、縁結びの神様としても有名な御霊神社⛩️に伺いました。

御朱印もいただきました😊

とっても神聖な雰囲気が溢れていました。

ありがとうございました😊

縁結びで有名とのことで参拝しましたが、御朱印の種類の多さに驚きました！
通年のものは3種類あり初穂料各500円、
神輿修復記念の特別切り絵御朱印は3種類各1500円、
春夏秋冬の切り絵御朱印は4種類各1500円、
神獣四神の切り絵御朱印は4種類各1500円、
南都二大御霊社コラボ切り絵御朱印は2種類各1500円、
月替わりの御朱印は2種類500円、1000円(見開き)、
と、たくさんあり
かなり迷いましたが神獣四神の切り絵御朱印の白虎にしました♡
白色なので写真では見にくいですがかなりかっこいいです♡
日によっては直書きもしていただけるものもあるとのことでした。
また見開きの御朱印帳や神輿修復記念の御朱印帳もありました。

お天気も良くスタッフの方も親切でとても心地良い時間を過ごせました！

ごりょうじんじゃは全国に存在し、ある人の怨霊を鎮める為に、又先祖の霊を怨霊として祀る等で知られている。

この御霊神社は延暦19年(800)桓武天皇の命令で、五条市の霊安寺の御霊神社から井上皇后の御霊を勧誘し当社を創建、本殿に井上皇后、他戸親王、八所大神を祀った神社です。

新都の平安京(794～)で疫病が流行り、それ迄の都であった平城京、入口を疫病の怨霊から守る為に、当時は元興寺の南大門の井上町に有ったそうだ。元興寺の古い地図には御輿社として書かれているという。

本殿、東側、西側社殿と有り、末社も出世稲荷社、祓戸社、若宮社、水蛭子社が有り、願事達成から健康、知恵授けそして良縁と何でも叶えてくれそう✨

特に近年は縁結びにご利益とか…そして四季を彩る御朱印も人気、奈良町観光客の多い神社です。