必読!!産み分けゼリーの噂 ウソ・ホント

産み分けゼリーにまつわる噂や情報が溢れていて、一体どの情報を信じたら良いの?と、産み分けゼリーに興味があっても、期待と不安でいっぱいな方もいると思います。今回はそんな産み分けゼリーのウソ・ホントについて解説し、正しい情報をお伝えしていきます。

産み分けゼリーに副作用はあるの?

産み分けゼリーを使うと希望の性別を授かる可能性を高めるといわれていますが、産み分けで検索すると、「障害」や「流産」などのワードも出てきて心配になる方もいると思います。また、産み分けゼリーで健康被害などの副作用はないの?と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

女の子の赤ちゃんと両親

産み分けゼリーとは?

産み分けゼリーは、精子と膣の特性を利用して開発されたゼリーです。精子には女の子が生まれる「X精子」と男の子が生まれる「Y精子」の2種類が存在します。​​X精子は酸性に強く、アルカリ性に弱いですが、Y精子はその逆で、2つの精子は真逆の特性を持っているのです。この特性を利用し、男の子希望であればアルカリ性に、女の子希望であれば酸性に膣内環境のpH値をコントロールすることで、人為的に希望の性別の赤ちゃんを授かりやすい環境をつくります。

青い目の赤ちゃん

産み分けゼリーの気になる副作用やリスクとは?

希望の性別を授かる可能性を高めてくれるのであれば産み分けゼリーを使ってみたいと思っても、自分の体や産まれてくる赤ちゃんにリスクはないのか心配になりますよね。特に膣はとてもデリケートな場所ですから、膣内にゼリーを注入するということに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。

結論からいうと、これまで産み分けゼリーを使用した方の中で、産み分けゼリーによる重大な副作用の報告は確認されていません。国内製造されている産み分けゼリーの原料は100%天然成分でできているものがほとんどですので、膣内に使用することはもちろん、口に入っても問題はありません。アレルギーの発症も確認されていません。

ただし、女の子の産み分けに使うピンクゼリーは膣内を酸性に傾けるので、少ししみるように感じる方もいるかもしれませんが、体への悪影響はありません。​​

コアラのフードを被った赤ちゃん

産み分けゼリーを使うとリスクが上がるって本当?

産み分けゼリーを使うことで、授かった赤ちゃんへの健康被害や障害が出るのではないかと心配になる方も多いです。特に心配されている事柄について説明していきます。

ダウン症

ダウン症とは、通常2本ずつペアになっている染色体の21番目の数が1本多い21トリソミーという染色    体の異常で起きる病気です。受精後の細胞分裂の際に異常が起きて発症します。

ダウン症は、女性の年齢が上がるほど、リスクは上昇します。40才の妊娠では10人に1人の確率でダウン症のリスクがあります。産み分けゼリーに染色体の異常や遺伝子の異常を起こすほどの作用はありませんので、ダウン症と    産み分けゼリーの関連性はありません。

流産

妊娠初期の流産は受精時の染色体の異常が主であり約10~15% の確率でおこりますが、女性の年齢が上がるほど流産率も上がります。妊娠中期の流産は、子宮内感染や子宮収縮が原因であることが多いです。こちらも産み分けゼリーと関連する根拠はありません。   

弱い精子が受精してしまう

産み分けゼリーを使うことで精子の力が弱まり、弱くなった精子が受精して、赤ちゃんの健康や障害に影響するのではないかと不安になる方もいます。射精時には1億個以上の精子が放出されますが、膣内や子宮を通っていく中でどんどん減っていき、生き残ったたった一個の精子が卵子と受精をします。

よって、弱い精子は受精まで辿り着くことができません。産み分けゼリーは、希望する性別の精子が有利になる環境を作り一方の精子は生き残りにくくなるため、受精率は低下しますが、産み分けゼリーによって弱まった精子が受精するわけではないので、授かった赤ちゃんへの健康状態への影響はありません。

産み分けゼリーの安全性

これまで産み分けゼリーを使用した女性や生まれた赤ちゃんへの健康被害は報告されておらず、産み分    けゼリーの安全性は確率されています。それでも不安が残る方は、国内製造で成分がきちんと表示され    ている、信頼性の高い産み分けゼリーを使用しましょう。産婦人科クリニックで産み分けゼリーが販売    されていれば、医師に相談してから購入することもできます。

手でお腹を包んでいる妊婦さん

助産師からのメッセージ

中 友里恵

産み分けゼリーの様々な疑問にお答えしてきました。産み分けゼリーは気軽に安心して使用できるものの、確実に産み分けを保証するものではありませんし、妊娠率の低下にもつながる可能性があります。

産み分けゼリー使用した方で希望した性別を授かった方もいましたが、ゼリーの効果かどうかが不明なところもあります。

少し産み分けの可能性が高まるんだなというくらいの気持ちで使用することがストレスなく産み分けにチャレンジできる秘訣かと感じます。より確実に産み分けを行いたい場合は、ご自身の排卵日をしっかり特定してから産み分けゼリーを併用しましょう。

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この記事を書いた人

中 友里恵

この記事を監修した人

坂口 健一郎