高温期と低温期が不安定

「高温期と低温期が不安定」の方に向けたセルフチェックです。セルフチェックは1分程度で完了します。結果とともに、「考えられる症状の原因」や「関連する病気」、「対処法」、「受診する診療科」、「関連するQ＆Aと解説」もお届けしています。

考えられる症状の原因

• ・ホルモンバランスの乱れ
• ・排卵障害（無排卵周期）
• ・ストレスや生活リズムの乱れ
• ・妊娠初期
• ・更年期
• ・甲状腺の異常

関連する病気

• ・月経不順
• ・無排卵周期
• ・多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）
• ・甲状腺機能低下症
• ・更年期障害

対処法

• ・基礎体温が不安定な場合、婦人科でホルモン検査を受け、排卵障害やホルモンバランスの異常を確認する
• ・規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠とストレス管理を行う
• ・妊娠の可能性がある場合、妊娠検査薬で確認する
• ・更年期の症状が疑われる場合は、ホルモン療法や生活習慣の改善を検討する
• ・甲状腺機能の異常が疑われる場合、内分泌科で検査を受けることが推奨されます

受診する診療科

• ・婦人科
• ・内分泌科

関連するQ＆Aと解説

1. 基礎体温が2相に分かれないのはなぜですか？
   基礎体温が2相に分かれない場合、排卵が正常に行われていない可能性があります。ホルモンバランスが乱れていることも考えられます。
2. 排卵がないと基礎体温がどう変わりますか？
   排卵がない場合、基礎体温は高温期に移行せず、一定の低温状態が続くことが多いです。この場合、月経も不規則になりがちです。
3. ストレスが基礎体温に影響する理由は何ですか？
   ストレスは、視床下部や下垂体に影響を与え、ホルモンバランスを乱すことがあります。その結果、基礎体温の変動が不安定になります。
4. ピルの使用中でも基礎体温を測るべきですか？
   ピルの使用中はホルモンが調整されているため、基礎体温の測定は避妊の目安としては意味がありませんが、体調の変化を確認するためには役立つことがあります。
5. 甲状腺機能が低下すると基礎体温にどのような影響がありますか？
   甲状腺機能低下症では、基礎体温が全体的に低くなることがあります。また、月経不順や疲労感も伴うことが多いです。
6. 更年期になると基礎体温はどう変化しますか？
   更年期では、エストロゲンの分泌が減少し、ホルモンバランスが不安定になるため、基礎体温の変動も不安定になります。
7. 体重の増減が基礎体温に影響する理由は何ですか？
   急激な体重変動は、ホルモンバランスを乱し、排卵に影響を与えます。その結果、基礎体温が不安定になることがあります。
8. 高温期が短い場合、何が原因ですか？
   高温期が短い場合、黄体機能不全が疑われます。これは黄体ホルモン（プロゲステロン）の分泌が十分でないためです。
9. 基礎体温が不安定でも妊娠の可能性はありますか？
   はい、基礎体温が不安定でも排卵が起こっている可能性があり、妊娠の可能性はあります。妊娠検査薬で確認することをお勧めします。

参考文献

• ・日本産婦人科医会　（2）Ovulation dysfunction：排卵異常