おりものが白っぽい

「おりものが白っぽい」の方に向けたセルフチェックです。セルフチェックは1分程度で完了します。結果とともに、「考えられる症状の原因」や「関連する病気」、「対処法」、「受診する診療科」、「関連するQ＆Aと解説」もお届けしています。

考えられる症状の原因

• ・カンジダ膣炎（真菌感染症）
• ・細菌性膣炎
• ・ホルモンバランスの乱れ
• ・ストレスや疲労
• ・抗生物質の服用

関連する病気

• ・カンジダ膣炎
• ・細菌性膣炎
• ・性感染症（クラミジア、淋病など）
• ・ホルモンバランスの乱れ
• ・多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）

対処法

• ・膣炎や感染症の疑いがある場合、速やかに婦人科を受診し、検査と治療を受ける
• ・カンジダ膣炎の場合は、抗真菌薬の治療が効果的です
• ・性感染症が疑われる場合、適切な検査と治療を受け、パートナーも同時に治療を受けることが重要です
• ・ストレス管理や十分な休息を心がけ、免疫力を高める
• ・抗生物質の服用中または服用後は、膣内のバランスを保つために適切なケアを行う

受診する診療科

• ・産婦人科

関連するQ＆Aと解説

1. 白っぽいおりものが増えるのは正常ですか？
   排卵期や妊娠初期には白っぽいおりものが増えることがありますが、異常なかゆみや臭いがない場合は通常問題ありません。
2. カンジダ膣炎はどうして起こるのですか？
   カンジダ膣炎は、ストレス、疲労、免疫低下、抗生物質の使用などにより膣内のバクテリアバランスが乱れ、真菌が増殖することで発生します。
3. 細菌性膣炎とカンジダ膣炎の違いは何ですか？
   細菌性膣炎は悪臭を伴い、灰色っぽいおりものが見られることが多いのに対し、カンジダ膣炎はヨーグルト状の白いおりもので、かゆみを伴うのが特徴です。
4. 抗生物質を服用するとカンジダ膣炎になりやすいのはなぜですか？
   抗生物質が膣内の善玉菌を減少させ、真菌であるカンジダが繁殖しやすくなるためです。
5. カンジダ膣炎の治療法は何ですか？
   抗真菌薬の服用や外用薬が主な治療法です。症状がひどい場合は、医師の処方による治療が必要です。
6. 白っぽいおりものが続く場合、どうすればよいですか？
   異常なかゆみや臭いがある場合は、早めに婦人科を受診して検査を受けることが大切です。
7. ストレスや疲労はおりものに影響しますか？
   ストレスや疲労はホルモンバランスに影響を与え、おりものの量や質に変化をもたらすことがあります。
8. ホルモンバランスの乱れが原因で白っぽいおりものが出ることはありますか？
   はい、ホルモンバランスが乱れると、おりものの量や質に変化が現れることがあります。
9. 膣のかゆみと白っぽいおりものが同時に起こる場合、どうすればよいですか？
   カンジダ膣炎の可能性が高いため、速やかに婦人科を受診して治療を受けることが推奨されます。

参考文献

• ・日本性感染症学会　帯 下