急な腹痛が続く

「急な腹痛が続く」の方に向けたセルフチェックです。セルフチェックは1分程度で完了します。結果とともに、「考えられる症状の原因」や「関連する病気」、「対処法」、「受診する診療科」、「関連するQ＆Aと解説」もお届けしています。

考えられる症状の原因

• ・子宮外妊娠
• ・卵巣嚢腫の破裂またはねじれ
• ・骨盤内炎症性疾患（PID）
• ・盲腸炎（虫垂炎）
• ・腸閉塞
• ・過敏性腸症候群（IBS）
• ・子宮内膜症

関連する病気

• ・子宮外妊娠
• ・卵巣嚢腫
• ・骨盤内炎症性疾患（PID）
• ・盲腸炎
• ・腸閉塞
• ・子宮内膜症

対処法

• ・急な腹痛が続く場合は、速やかに婦人科または消化器科で診察を受け、緊急を要する疾患を確認する
• ・子宮外妊娠や卵巣嚢腫の破裂が疑われる場合、緊急手術が必要になることがあります
• ・腸閉塞や盲腸炎が疑われる場合は、消化器外科での治療が必要です
• ・骨盤内炎症性疾患（PID）や子宮内膜症の場合、抗生物質やホルモン療法が行われることがあります

受診する診療科

• ・産婦人科
• ・消化器科
• ・緊急外来（急激な痛みや発熱がある場合）

関連するQ＆Aと解説

1. 急な腹痛が続くのは何が原因ですか？
   子宮外妊娠や卵巣嚢腫の破裂、盲腸炎、腸閉塞など、緊急の治療が必要な疾患が原因である可能性があります。速やかに医師の診察を受けることが重要です。
2. 子宮外妊娠による腹痛の特徴は何ですか？
   子宮外妊娠では、妊娠初期に片側の下腹部に鋭い痛みが現れ、不正出血やめまいを伴うことがあります。緊急手術が必要です。
3. 卵巣嚢腫の破裂やねじれによる痛みはどのようなものですか？
   卵巣嚢腫が破裂したりねじれたりすると、突然の強い腹痛や吐き気を感じます。緊急の治療が必要です。
4. 盲腸炎（虫垂炎）の痛みの特徴は？
   盲腸炎では、最初はおへその周りに痛みが現れ、次第に右下腹部に移動します。発熱や吐き気を伴うことが多く、手術が必要になることがあります。
5. 腸閉塞による腹痛の特徴は？
   腸閉塞では、腹部が膨らみ、ガスや便が出にくくなり、痛みが波のように繰り返します。緊急治療が必要です。
6. 骨盤内炎症性疾患（PID）はどのような症状が出ますか？
   PIDは性行為によって感染した細菌が骨盤内に広がることで起こり、下腹部痛、発熱、不正出血、性交痛を引き起こします。
7. 性交後に腹痛が続くのは何が原因ですか？
   子宮内膜症や骨盤内炎症性疾患（PID）が原因で、性交後に腹痛が悪化することがあります。これらの疾患は早期治療が必要です。
8. 生理周期に関連する腹痛の原因は？
   子宮内膜症や卵巣嚢腫があると、生理周期に合わせて腹痛が悪化することがあります。排卵時や生理前後に痛みが強くなることが特徴です。
9. 緊急外来を受診すべき腹痛の症状は何ですか？
   突然の激しい痛み、発熱、吐き気や嘔吐、出血などがある場合は、緊急外来を受診し、迅速な対応が必要です。

参考文献

• ・日本婦人科腫瘍学会　卵巣腫瘍