定義如来西方寺

宮城県仙台市の定義如来西方寺(じょうぎにょらいさいほうじ)をご紹介致します。

800年前、平清盛の嫡男:平重盛が平和祈願のために中国径山寺(きんざんじ)に黄金を寄進した際、阿弥陀如来の宝軸が送献されました。

平家が壇ノ浦の戦いで敗れた後、平重盛の重臣:平貞能(さだよし)がこの宝軸を守り、この地に隠れ住んだとされています。源氏からの追討を逃れるために「定義(さだよし)」と名前を変えたことに由来して、定義如来という呼ばれております。

貞能公が亡くなる際、小堂を建てて如来を安置し後世に伝えるように遺言されたことを受け、現代に至っているとされています。

定義如来西方寺の子宝祈願について

子宝祈願のご祈祷料は3,000円〜になっています。事前予約は不要で、毎日8時、9時40分、10時50分、12時、13時10分、14時20分、15時30分にご祈祷いただけるので、ご祈祷時間の15分前までに受付願います。コロナの感染拡大防止などの観点での留意点などを事前にご確認されることをおススメします。

また、郵送祈願も対応いただけるので、詳細は直接、お寺にご確認ください。

定義如来西方寺の子宝ご利益スポット

定義如来西方寺の子授けおススメスポットを4つ紹介いたします。

スポット1 「子授け人形」

1つ目はご祈祷後にお借りできる「子授け人形」です。

大本堂でのご祈祷を終えた後、子授け人形が置かれた場所に後ろ向きに立って、目を閉じて左手で一体を取ります。赤と緑の人形があるので、どちらの人形が取れるかは分かりませんが、授かる子どもの性別占いにもなっているそうです。

祈願成就して子どもを授かった際のお礼参りでは、守護授与所で人形を一体授けてもらった上で、二体にしてお戻しするのがお作法になっています。

スポット2 「天皇塚」

2つ目は貞能堂の裏手にある「天王塚」になります。

安徳天皇の遺品が埋葬されている塚で、その上に植えられた二本のけやきが一つに結ばれたことから「連理のけやき」と呼ばれて、子授け/縁結びのご神木とされています。

人間のチカラでは作り出すことができないご神木の形を眺めつつ、目に見えないチカラの支援を感じてみることをおススメします。ご神木は一周できるように整備されているので、さまざまな角度から眺めてみてはいかがでしょうか?

スポット3 「伊達家の梅」

3つ目は貞能堂の左手の庭にある「伊達家の梅」です。

伊達家31代当主:伊達邦宗の夫人:巨梅(こうめ)という方が、子宝に恵まれなかった際に定義如来さまに子宝の願掛けをされたところ、子宝に恵まれたと云われています。

この梅の木は、その際のお礼として奉納されたものになります。

スポット4 「桃龍」

4つ目はご祈祷受付をする寺務所の二階にある「観音菩薩と桃龍」です。

個人としての納税額日本一と云われている斎藤一人さんが、宝香さんに制作依頼し奉納された絵になります。

慈悲深くお救いくださる観音菩薩さまと一緒に描かれている桃色の龍神さまは、母性に溢れて優しさに満ちて描かれており、その場に流れるヒーリングミュージックとともに心身の癒しを感じられる場所になります。


定義如来西方寺の基本情報

寺院名西方寺
ご本尊定義如来(じょうぎにょらい)
住所宮城県仙台市青葉区大倉字上下1
電話番号022-393-2011
ご祈願受付7時30分〜15時15分(予約不要)
駐車場有り
ご祈祷料3,000円〜
昇殿参拝対象パートナーと一緒可
郵送祈祷郵送可
最寄りJR 仙台駅から「定義行」バス(約1時間20分)
JR仙山線 陸前白沢駅から「定義行」バス(約30分)
URLhttps://jogi.jp/

定義如来西方寺のアクセスマップ