子安神社

東京都八王子市にある子安神社をご紹介致します。

子安神社

子安神社の子宝祈願について

主祭神は、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で、古事記では天孫降臨で地上に降りてきた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と一夜をともにしただけで子どもを身ごもり、自ら火を放った産屋で無事に出産されたとされる神さまです。それゆえ子授け・安産のご神徳があると云われています。

子安神社は、7世紀頃、天皇のお后の安産祈願のために神社創建を命じられた橘右京小輔(たちばなうきょうしょうゆう)が、湧き水の美しさに魅了され、この地を選んだとされる1250年もの歴史がある神社です。

境内には古くから美しい水が湧く「ご神池」があり、子授け祈願はご神池で、かぐや姫の話にのっとり竹筒を用いて行われていました。

現在は池に降りて祈願するのでなく、ご本殿で執り行われ、祈願した竹筒はご本殿右前にある「神水殿」に奉納されます。

ご祈願料は6,000円からになっていますが、竹筒奉納祈願は12,000円以上になっております。事前予約は受け付けておられないので、当日、関係者が揃い次第、社務所でお申込み願います。

なお、昇殿参拝できるのは当事者2名のみとなっているので、ご家族などは境内でお待ちいただくことになります。

子安神社の子授け祈願

子安神社の子宝ご利益スポット

子安神社「橘社」

子宝祈願以外にも境内には、子宝のご利益があると云われているスポットが4つあります。

スポット1 「神水殿」

子安神社「神水殿」

1つ目は、ご祈願した竹筒を最初に奉納する「神水殿」です。

「神水殿」には、主祭神である木花開耶姫命の銅像が祀られており、銅像の前にはご神水が湧いています。子授け祈願された竹筒は銅像の脇に祀られるので、ご祈願後、今一度ゆっくりとご参拝されることをおススメします。

スポット2 「竹筒の奉納場所」

子安神社「竹筒の奉納場所」

2つ目は、子授け祈願された竹筒の奉納場所です。

こちらには、既に子授け祈願をされた方々の竹筒が奉納されております。
1200年以上の歴史ある神社で、今なお子授けのご神徳があると云われているということは、たくさんの方々の願いが成就されたことを物語っています。
この場所では、過去に願いが成就された方々がたくさんおられたことに思いを馳せ、ご自身の願いが叶った状態を想像されることをおススメします。
昔の日本人が満開の桜をたわわに実った稲穂に見立てて、花見の時に豊作を予め祝っていたように!

スポット3 「ご神池」

子安神社「ご神池」

ご本殿に向かって右側にある「ご神池」は、境内から石の階段で少し下ったところにあります。現在は、お子様を中心に鯉に餌をあげる参拝客が多いですが、過去に多くの方々がご祈願され、願いが叶ったようにご自身の願いも叶うと想像しながら美しい湧水を眺められることがおススメです。

古来日本では、水は人間だけでなく動植物の繁殖に欠かせない神聖なものとされていたことを想像しながら眺めてみてはいかがでしょう!

スポット4 「橘社」

子安神社「橘社」

ご本殿に向かって左手にある橘社は、天皇のお后の安産を祈願する場所を探すことを命じられた橘右京少輔がご祭神として祀られています。この方が「ご神池」に湧く水の美しさに魅了されて、この場所を選んでいなかったら、子安神社はここに存在しなかったということを考えるとお参りしておきたいおススメスポットです。

現代の私たちだけでなく、1200年以上もの間、先人たちがお参りし続けられる場所を選び、その場所が維持され続けていることの素晴らしさ(奇跡?)を感じつつお参りすると、ご利益が倍増するかも知れませんね。

子安神社の子授かりお守り

子宝守

子安神社「子宝守」

子宝守
1,000円

竹筒奉納祈願

子安神社「竹筒奉納祈願」

竹筒奉納祈願
12,000円〜

子安神社の基本情報

住所東京都八王子市明神町4-10-3
電話番号042-642-2551
ご祈願受付9時〜15時30分 事前予約不可(当日申込み)
駐車場なし(近くにコインパーキングあり)
ご祈祷料6,000円〜 竹筒祈願ありは12,000円〜
昇殿参拝対象ご当人様2名(ご家族などは境内待機になります)
郵送祈祷郵送可
最寄り徒歩の場合
・JR八王子駅北口から徒歩5分
・京王八王子駅から徒歩2分
URLhttps://koyasujinja.or.jp/

子安神社のアクセスマップ