日枝神社の子宝祈願について
東京都千代田区永田町にある日枝神社をご紹介致します。
主祭神は、大山咋神(おおやまくいのかみ)で生成化育のご神徳がある神さまとして知られています。家系図的に表現すると、祖神が大年神、その祖神が須佐之男神(三貴子の一柱)という神さまです。山王日枝神社の公式HPでも、以下のように主祭神の説明を家系図的に表現されている珍しいお社です。
この家系図的な表現の中で、大山咋神の下に別雷神と記載されており、これに関連したことが山城國(現京都)の風土記に記載されていることを公式HPで紹介されています。
「玉依日賣が川上から流れてきた丹塗の矢を持ち帰り、それを寝床に置くと子を宿したと伝えられます。この丹塗の矢は大山咋神様の化身であり、大山咋神様が子授の御神徳をお示しになった物語として知られます」
引用元:日枝神社について
また、石碑や鳥居の扁額などの中では、「山王日枝神社」と表示している箇所が散見されます。
「山王」というのは、比叡山延暦寺で生まれた神道の流派:山王神道のことを表しており、神さまの使者とされる眷属は、山王総本宮:日吉大社同様、神猿(まさる)という猿になっているお社です。猿は戌同様、他産・安産の動物と云われています。
日枝神社の子宝ご利益スポット
ご由緒などから、子宝に関するおススメスポット・授与品をご紹介いたします。
スポット1 「神猿随神像(雄)」
スポット1 「神猿随神像(雌)」
1つ目は、眷属である神猿さま随神像です。随神門をくぐって境内に入って振り返ると、左右に雄、左に子どもを抱えた雌の神猿の随神像があります。
アクリル板に囲われているので、正面からの写真がうまく撮れませんでしたが、現地でははっきり見ることができます。
とっても素敵な装束をお召しになって、大事にお子さんを抱える姿を見て、お願い事をされるのがおススメです。あまり多くの人が注目していないので、比較的ゆっくり拝むことができる場所です。
スポット2 「神猿像(雄)」
スポット4 「神猿像(雌)」
2つ目は、本殿手前の左右にある神猿の像です。こちらは、お賽銭箱も準備されており、直接拝むこともでき、子どもを抱いた雌の神猿を優しく撫でることで子宝に恵まれると云われています。
週末のお昼前後などは列ができることもあるので、時間を見計らってご参拝されることをおススメします。
日枝神社の子宝お守り
子授守
子授守
1,000円
子授矢
子授矢
3,000円
日枝神社神社の基本情報
神社名 | 日枝神社 |
主祭神 | 大山咋神(おおやまくいのかみ) |
相殿神 | 国常立神(くにのとこたちのかみ) 伊弉冉神(いざなみのかみ) 足仲彦尊(たらしなかつひことのみこと) |
住所 | 東京都千代田区永田町2-10-5 |
電話番号 | 03-3581-2471 |
受付時間 | 9時〜16時 |
駐車場 | 有り |
ご祈願料 | 10,000円〜 |
昇殿参拝対象 | ご当人様2名 |
郵送 | |
最寄り | 地下鉄(千代田線)赤坂駅(出口2)徒歩3分 地下鉄(南北線・銀座線)溜池山王駅(出口7)徒歩3分 地下鉄(千代田線)国会議事堂前駅(出口5)徒歩5分 地下鉄(銀座線・丸の内線)赤坂見附駅(出口11)徒歩8分 |
URL | https://www.hiejinja.net/ |