「World Prematurity Day2023 – ⼩さな赤ちゃんは大きなキボウ-」イベントの目的と参加方法

 早産児やその家族のケアを目的にする特定⾮営利活動法⼈T&E-HtW(代表理事:⽊島多加絵)は、11月17日の「世界早産児デー」に合わせて、早産児の現状の周知とその家族のケアを目的に、11月18日(土)に TOKYO TOWERメインデッキ Club333にて、イベント「World Prematurity Day2023 -⼩さな赤ちゃんは大きなキボウ-」を開催いたします。イベントには4児の母であり、モデル、歌手、女優として活躍する土屋アンナさんが登場。早産児についてのトークセッションや、ライブを披露いただきます。

  • 「World Prematurity Day2023 -⼩さな赤ちゃんは大きなキボウ-」について

■目的

 トーク&ライブイベント「World Prematurity Day2023 -⼩さな赤ちゃんは大きなキボウ-」の1つめの目的は、医療的ケア児、超低体重児をたくさんの⽅に知ってもらうことです。これから妊娠を考えている⽅、不妊治療中の⽅や妊娠中の⽅に超低体重児のことを知ってもらうことで、出産後の悩みや、相談先がわからない等の不安を軽減させることができると考えています。また、今現在⼦供がNICUやGCUに⼊院中のお子さんのご家族に当団体を知ってもらうことで、同じ境遇の⽅とのパイプづくりや、悩みの共有ができるようになり、退院後の⽣活のイメージに繋がります。

 2つめの目的は、医療的ケア児や障害を持つ⼦の家族に、ライブイベントを通してリフレッシュしてもらうことです。特に24時間お子さんの急変に備え⾃分のケアができない親御さんに対し、お子さんと⼀緒に参加できるイベントで、⽇々のストレスを少しでも軽減してもらいたいと考えています。本イベントには看護師が待機しており、お子さんの急変にも対応できるので、安⼼してご参加いただけます。

■概要

イベント名:World Prematurity Day2023 -⼩さな赤ちゃんは大きなキボウ-

⽇程:2023年11⽉18⽇(土)

時間:第一回|13:00-13:30(12:30開場) / 第二回|14:15-14:45(13:45開場)

会場:TOKYO TOWERメインデッキ Club333

ゲスト:土屋アンナさん

プログラム:ライブとトークセッション

参加費:無料(チケット制) ※ただし東京タワーメインデッキへの入場料がかかります。(大人1,200円、幼児500円など) 

定員:1回70名程度

参加方法:ご来場をご希望の方は、以下のEmailまたはInstagramまでご連絡ください。

  Email:takae@npo-t-and-e.com

  Instagram:https://www.instagram.com/chibiema_/

■ゲストプロフィール

土屋アンナ

ミュージシャン、ファッションモデル、⼥優としてマルチな活動を続ける。

1998年モデルとしてデビュー。

雑誌・テレビ・広告・ファッション・ショーやTV-CM等幅広く活動。

2004年には「下妻物語」(中島哲也監督)に出演し、⽇本アカデミー賞新⼈賞・助演⼥優賞、

ブルーリボン賞最優秀新⼈賞をはじめとする8個の賞を受賞。

ライフワークとしては、様々なチャリティー活動に積極的に参加しており、

中でも⼦供たちを応援する「フリー・ザ・チルドレン・ジャパン」や

「東京グレートサンタラン」のアンバサダーを務め、ジョイセフや江東区の

「脱・孤育てシンポジウム」では⼦育てに奮闘中の⺟親という同じ⽴場の⼈に

 寄り添いたいという強い思いを⾏動にしている。

  • 写真展やオリジナルグッズ販売も同時開催

 11月10日(金)〜11月19日(日)の期間、世界の早産児に関する写真やメッセージを展示する写真展を開催いたします。また、ハンドメイドベビー用品などのオリジナルグッズも販売いたします。

⽇程:2023年11月10日(金)〜11月19日(日)

時間:東京タワーの営業時間に準ずる ※物販は10:00〜17:00

会場:  東京タワー フットタウン2階 通路スペース

  • “世界早産児デー”とは?

11⽉17⽇は世界早産児デー(World Prematurity Day)。

世界早産児デーは、世界の早産における課題や負担に対する意識を⾼めるために、2008年にヨーロッパNICU家族会(EFCNI)および提携している家族会によって制定された、1年で最も重要な記念⽇の⼀つです。

Little Big Souls (アフリカ)、March of Dimes (アメリカ合衆国)、National Premmie Foundation(オーストラリア)がこの記念⽇に参加することで、世界早産児デーは世界的な活動になりました。100カ国以上の国々で多くの個⼈や団体が様々な活動や特別なイベントに参加して、早産児やその家族の状況を改善させるための取り組みを援助しています。

家族会、医療機関、企業、メディア、各種団体、医療従事者、政治家、個⼈、すべての⼈がこの記念⽇への参加を歓迎されます。

協⼒できる時間や資⾦、労⼒の量に関わらず、例えそれが些細なものであったとしても、すべての⼈が社会に影響を与えることができます。

多様性と思いやりを表す紫⾊に加えて、靴下が並ぶイラストは、世界早産児デーのシンボルとなっています。

9⾜の⾚ちゃんの靴下の間にある1⾜の紫⾊の⼩さな靴下は、世界中で10⼈に1⼈の⾚ちゃんが早産で⽣まれていることを象徴しています。

  • “特定非営利活動法人T&E-HtW”について

医療的ケア児や障害を持った⼦供やその保護者、妊娠前、妊娠中の⽅に対して、性教育や出産後の障害リスクや超低体重児、医療的ケア児の正しい情報を提供し認知度を⾼める活動を⾏い、理解不⾜による中絶や出産後虐待防⽌に繋げることや、託児所とカフェを併設させた施設作り、イベント、交流会等の場を提供することで精神的サポートを⾏い、虐待やネグレクト防⽌に繋げることを⽬的としています。

代表の⽊島多加絵が856gで娘を出産した経験から、SNS上で同じ境遇の⽅と繋がり、苦しんでいる親御さんの話を元にサポート不⾜による精神崩壊や経済的な負担がとても多いことに気付き、⾃⾝がサポート側に回ろうと思ったのが当法⼈を⽴ち上げるきっかけとなりました。

医療的ケア児は⽣まれてすぐにNICUに⼊院し、⼦供が⼊院中もお⺟さん達は3時間ごとに搾乳をし、毎⽇病院に⺟乳を届けたり、中には⼊院中に亡くなってしまう⼦もいます。

⼦供が退院後も医療的ケア児を持つ親御さんは24時間いつ症状や状態が悪化するか分からない不安と戦いながら、受け⼊れ可能な保育園や幼稚園等がなく⼦供を預けることができずに、リフレッシュのための外出や⾃⾝の⽤事を済ませることも難しくなっています。

医療的ケア児や障害も持つ⼦供への虐待率が⾼いと⾔われていることから、⽇常のリフレッシュのために医療的ケア児の受け⼊れ可能な⼀時預かりができる託児所とカフェを併設させた施設を作ることを⽬指しながら、医療的ケア児の認知度の低さを解消させるためのイベント等による周知活動、親御さんへのサポートや寄付活動を続け、最終的には虐待やネグレクトない世界を⽬指し活動を続けていきたいと思っています。