株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」は、「セックスレス」に関するアンケート調査を実施しました。その結果を公表します。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査機関:自社調査
調査人数:男女200人
対象者 :夫婦同居中で配偶者と1年以上セックスをしていない人
調査性別:男性96人、女性104人
調査年代:30代:93人、40代:74人、50代以上:33人
調査時期:2024年5月
調査レポート:https://shufufu.net/13799/
*本アンケート結果を引用する場合は「SHUFUFU」のURL( https://shufufu.net/ )を使用してください。
配偶者と最後にセックスをしたのはいつですか?
配偶者と最後にセックスをしたのはいつですか?の問いに対して最も多かったのが「1〜2年前(39%)」でした。 次いで「5年以上前(29.%)」「2〜3年前(16.5%)」という結果でした。 1~2年と比較的短い期間の方と5年以上という長い期間の方が1位と2位になっていて二極化が激しいようです。
配偶者とセックスをしない理由は?
配偶者とセックスをしない理由に関しては1位「どちらも関心がない(52.5%)」、2位「妻側が拒否(29.5%)」でした。夫婦のどちらもセックスに関心がなくなってしまったという消極的な理由が1位でした。段々と回数が少なくなっていってそれに伴い関心が失われたということなのかもしれません。
セックスレスになったきっかけとして考えられるものは?(複数回答)
セックスレスになったきっかけとして考えられるものを尋ねたところ、1位は「仕事で疲れている(49%)」、2位「出産(34%)」となりました。共働きだと特に睡眠時間を削ってでも夫婦関係を維持しようとする意欲が少なくなるのかもしれません。
上記のきっかけを選んだ理由とその出来事や状況の詳細を教えて下さい
1位:仕事で疲れている
お互い仕事で疲れてると面倒になる。(50代~男性)
やはり共働きでお互い疲れているのが主で、時間をずれて帰宅や、ご飯などもそうなので段々そうした時間などもお互い疲れをとることが精いっぱいになりました。(40代女性)
旦那の仕事が朝早くて夜遅いのでお互い疲れ切って寝てしまいあっという間レスで5年ぐらいたってしまった。(30代女性)
40代になると会社の中での立場が上になる、これに伴い精神的なストレスも多く帰宅後にそのような気分にならない、これは大きな理由だと思います。(50代~男性)
仕事で毎日帰りが遅くなるため、セックスをする気力がないからです。(40代男性)
転居に伴いお互い職場から遠くなったことで、帰宅した時にはもうぐったりしている。なるべく早く寝たいので、自然に夫婦時間が減った。(30代女性)
お互い仕事があって疲れていて、眠ることが大切だと捉えていて興味がない。(40代男性)
通勤や職場でのストレスで日中とても疲れてしまい、家に帰ってからセックスしようとする気力が起きないという意見が多かったです。
2位:出産
最も大きいのは嫁が妊娠をきっかけに母親になった事があげられます。本能的に私を敵と思っているフシがあります。(30代男性)
明確なきっかけは分かりません。妻に対して愛情が無くなった訳でもありません(妻はどう思っているかは分かりませんが)。ただ、何となく子供が生まれ、育児に追われていく中で、週1回が月1回になり、半月に1回になり…回数が減っていきました。(40代男性)
二人目ができてからは全く興味がなくなった(50代~女性)
産後、夫への不満が止まらなくて好きという感情がなくなった。(30代女性)
子供を出産してから、自然とレスになりました。子供優先になっているため、2人でセックスをする時間がなくなってしまった(30代男性)
出産してから育児に追われているうちに段々とセックスレスになってしまい恒常化してしまった、セックスする意欲がなくなってしまったとのこと。出産を機に考え方などに変化が起こり、セックスレスのきっかけとなってしまうようです。
3位:面倒臭い
私が面倒くさくてその気になれないため(40代女性)
疲れることをしたくない、趣味などの個人の時間を大事にしたいと気持ちが強く出てきているため(30代女性)
4位:子どもと寝室が一緒だから
子供が2人おり、それぞれ1人ずつ一緒に寝ているため部屋もなく物理的に無理。(30代女性)
子供が生まれて一緒に寝ていたので自然に無くなりました。(50代~男性)
子供を含めて皆で一緒に寝ているのが一番大きいと思います。赤ちゃんならいざ知らず、上はもう幼稚園の年長で意識もしっかりあるので夫婦の営みにためらいがあります(30代男性)
子どもと寝室が一緒だから。まだ子供が小さいので一緒に寝ている。(40代女性)
川の字で寝てるので難しい(40代女性)
子どもがある程度自我を持ち始めると親の行動に疑問を持ったり理解したりするため、子どもが一緒に寝ている部屋でセックスし辛いということでした。夫婦間では願望があったとしても状況的に難しくなりセックスレスになってしまう事もあるようです。
5位:異性としての魅力を感じない
結婚生活が長くなると相手は異性ではなく家族として感じてしまいセックスをする気が起きなくなってしまっています。(40代女性)
年齢もあるが、旦那の老いを日々感じ始めてからは異性という目で見れなくなったのがきっかけ。それを堺に面倒になってしまった。(40代女性)
性的な魅力を感じなくなったため。(40代男性)
毎日一緒にいると、次第に異性として魅力を感じ難くなりました。(40代男性)
普段子供と接しているのを見てるので女性<母親になってしまった(30代男性)
相手がどんどんやつれていき、筋肉がなくなってしまって異性としての魅力がないため。(30代女性)
娘が生まれておっぱいを吸っているのを見て女から母として見るようになった(50代~男性)
結婚生活が長くなり異性というより家族という意識のほうが強くなった、相手の体型が年齢とともに崩れてきて魅力的に思えなくなったという意見が多かったです。
7位:拒否をされたから
複数回拒否されて心が折れた(50代~男性)
10年ほど前の40代の時、何度か求めてその度に拒否されてからセックスレスになった(50代~男性)
その他
不妊。妊活を始めたが子供ができないとわかり、辛いと感じるようになってしまったから。(40代女性)
認知症の祖母との同居(夜徘徊して部屋をのぞきに来る、介護で疲れている)(30代女性)
私が子宮内膜症がありSEXに痛みを伴う時があるから。(40代女性)
セックスレスにならないための対策やアドバイスは(女性の回答)
いつも自分自身を磨いておくことだと思います(30代女性)
普段からのお互いのコミュニケーションやスキンシップは本当に大事だと思う。あと雰囲気を変えるなど。相手が居るからと安心をし身だしなみに気をつけなくなるのも良くない。(30代女性)
夫婦仲は良く、二人きりになる時間がないだけなのでこれといった対策はありませんが…子供がいないときは名前で呼び合うなど、恋人気分を忘れないことも大事だと思います!(30代女性)
休みの日などで時間を作る(30代女性)
性格の相性とカラダの相性は別なので、カラダの相性も重視する。女としていられるように、自覚・意識する。男もそれに気付いてあげる。(40代女性)
夫婦2人だけの時間を作るようにする(30代女性)
いつまでも愛情を持って接する事が大切です。(40代女性)
家事、仕事、育児、介護等で忙しくなっても、女性は、どんな時でも綺麗でいるべきです。(30代女性)
なるべく普段から手を繋いだりして触れ合う。無理にSEXしようとしない。(40代女性)
セックスレスにならないための対策やアドバイスは(男性の回答)
定期的にリフレッシュできる環境作り(30代男性)
セックスに関して鮮度を保つ努力が必要。(50代~男性)
仲良くすることはもちろんですが、お互いの気持ちを理解し合うことだと思います。お互いに今はその時期では無いと感じたら正直に話せば良いと思います。(40代男性)
外見の努力が必要と思います(40代男性)
拒否しないこと(50代~男性)
お互いに可愛く、かっこよくいようという意識が大事だと思います。長年連れ添った相手なので気を許すことも理解はできるのですが、横に並んで恥ずかしく無い姿をイメージすることが大事だと思います。(30代男性)
寝室は夫婦同じが良いと思います。(40代男性)
相手のタイミングやいつもと違うシチュエーションなどを取り入れたりすると、また違った雰囲気が出てお互いに良い関係が築けそうです。お互いの考えを理解し合える事がレスにならない一つの対策だと思います。(40代男性)
上手にストレスを発散して体調を整えていれば自然としたくなると思う(40代男性)
調査結果まとめ
男女200人に「セックスレス」に関するアンケート調査を行った所、
配偶者と最後にセックスをしたのはいつかでは「1〜2年前」と答える方が1番多かったです。まだそこまで長い期間レスになっていないという方も多いようです。
配偶者とセックスをしない理由に関しては、「どちらも関心がない」が1位でした。特に強い忌避感があるといった訳ではなく、優先順位が下がったり、意欲がなくなってしまったということのよう。
セックスレスになったきっかけとして考えられるものでは「仕事で疲れている」が最多でした。仕事で疲れ切ってしまい、家に帰ってからご飯を食べてお風呂に入って寝るだけの気力しかないという方も多いようです。
みなさんはセックスレスで悩んでいませんか?
■株式会社しんげんについて
「知るとちょっと嬉しい。」をテーマに主婦のための生活情報サイト「SHUFUFU( https://shufufu.net/ )」を運営しています。
この他に業務管理ツールの開発やオウンドメディアの運営代行、サイト分析調査なども行っています。
会社概要
社名 : 株式会社しんげん
所在地 : 東京都渋谷区道玄坂1丁目15番地3号
代表者 : 代表取締役 高木啓之
設立 : 2018年1月9日
資本金 : 150万円
事業内容 : WEBメディアの運営
URL : https://shingen-inc.com/