医療法人 森永産婦人科(本社所在地:愛知県春日井市、院長:森永康文)は、無痛分娩を経験したことがある20代~40代の女性1,030名を対象に、「分娩方法」についての調査を実施しました。
子どもの出産は喜ばしい一方、出産の痛みの不安もあるかと思います。
日本も徐々に“無痛分娩”を選択する方が増えてきておりますが、海外に比べるとまだまだ低い傾向にあると報道されています。
では、実際に無痛分娩をした方は何がきっかけで選び、実際にしてよかったことや、その選択へのハードルは何だったのでしょうか?
今回、医療法人 森永産婦人科(本社所在地:愛知県春日井市、院長:森永康文)は、無痛分娩を経験したことがある20代~40代の女性1,030名を対象に、「分娩方法」についての調査を実施しました。
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7割以上の方の無痛分娩を選んだきっかけは“出産時の痛み軽減”と判明
まず、無痛分娩をした方に選んだきっかけを伺ってみました。
「無痛分娩を選んだきっかけは何ですか?(複数回答)」という質問に対して、『出産時の痛みの軽減のため(74.3%)』『痛いのが苦手だったため(38.8%)』『産後の体力温存のため(33.5%)』『産後の体調の回復が早いため(19.3%)』『自然分娩の経験をして辛かったため(17.0%)』『友人の勧め(7.4%)』という結果となりました。
出産時の痛みや不安を和らげるためにも無痛分娩を選ぶ方が多いと見受けられます。
出産の痛みは色々なたとえや、周りの意見などから怖さを感じる方もいることでしょう。
麻酔を使用することで、痛みを和らげることができるため、それらの怖さを払拭する1つの方法として視野に入れておいても良いかもしれません。
続いて、初めて無痛分娩をしたのはいつだったのか聞いてみました。
「初めて無痛分娩をしたのは第一子でしたか?」という質問に対し、『第一子(73.4%)』『第二子以降(26.6%)』と続きました。
第一子から無痛分娩をした方が多いようです。
では、無痛分娩を希望したのは誰なのか伺っていきましょう。
「無痛分娩の希望は誰がしましたか?」という質問に対して、『本人(87.8%)』『医者からの提案(5.4%)』『旦那さん(3.8%)』『親御さん(1.9%)』『その他親族(0.8%)』『その他(0.3%)』という結果となりました。
自身が出産するからこそ自分自身で無痛分娩を希望する方が多いとわかります。
痛みの軽減はもちろん、産後の体力の温存など出産するご自身の身体のことですので、ご自身で考えて選択することが大切だと言えます。
また、無痛分娩で不安だったことを聞いてみました。
■無痛分娩をするにあたって不安だったこととは
・薬による副作用
・本当に痛くないのか
・胎児への影響
・しっかりサポートがあるのか
副作用や胎児への影響など無痛分娩を選択する上でも不安はあるかと思います。
産院の先生に相談し、納得のいく選択をすることが重要です。
では、無痛分娩をするにあたって準備したことは何なのでしょうか?
■無痛分娩をするにあたって準備をしたこと
・体調管理をした
・病院で行われる説明会に出た
・無痛分娩体験者のレポートをいくつか読んだ
・親など周囲の人が心配しないように説明
体調管理や説明会への参加、周囲の説明など準備も必要です。
無痛分娩に関する正しい知識を身に着け、ご自身はもちろん周囲の方にも理解してもらうことで、無痛分娩はよりしやすくなるかもしれません。
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無痛分娩にしてよかったことやハードルになったこととは
先程の調査で無痛分娩を選択したきっかけはわかりましたが、実際に無痛分娩にして良かったことは何なのでしょうか?
「無痛分娩にしてよかったことは何ですか?(複数回答)」と質問したところ、『出産時の痛みが緩和できた(70.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『気持ちが楽になった(46.6%)』『産後の体調の回復が早かった(33.9%)』『計画的に出産できた(22.6%)』『出産時のリスクの軽減が出来た(14.6%)』『その他(2.5%)』と続きました。
痛みはもちろん、メンタル面で気持ちが楽になったという方がいると分かりました。
出産の痛みへの不安は大きいと思いますが、無痛分娩という選択を取ることで、少しでも不安を解消するというメリットはあると言えるかもしれません。
一方、無痛分娩を選ぶ際にハードルとなったことは何なのか伺っていきましょう。
「無痛分娩を選ぶ際にハードルになったことはなんですか?(複数回答)」と質問したところ、『費用が高い(57.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『麻酔への心配(43.4%)』『実施している産院が少ない(38.6%)』『リスクに対する不安(18.3%)』『家族からの反対など(7.3%)』『その他(3.3%)』と続きました。
無痛分娩は通常健康保険が適用されず、全額自己負担となっております。
そのため、産院によっては費用が高くなってしまうこともあるかと思います。
無痛分娩を選択する際は、様々な病院を参考に自身に合った費用や口コミ、説明などを受けて選ぶことをおすすめします。
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9割以上の方が無痛分娩をして満足していると回答!
先程の調査で無痛分娩を選ぶ際のハードルは“費用が高い”と回答した方が多いとわかりました。
2023年4月1日以降、国民健康保険の被保険者が出産した場合、出産育児一時金を1児につき50万円に増額することが決まりました。
このように出産育児一時金が増額すれば、無痛分娩の検討はしやすくなると思うか聞いてみました。
「出産育児一時金が増額したら、無痛分娩の検討をよりしやすくなりますか?」と質問したところ、7割近くの方が『しやすくなる(67.7%)』と回答し、『どちらでもない(27.8%)』『しやすくならない(4.5%)』と続きました。
現状は費用面を考え、無痛分娩を選択できないという方も一定数いると思われますが、
出産育児一時金の増額によって、無痛分娩の選択はしやすくなるかもしれません。
また、産院選びはどのようなことを重視しているのでしょうか?
「産院選びは、どのようなことを重視しましたか?」と質問したところ、『実績の多さ(25.5%)』『病院の大きさや規模(20.0%)』『先生と合うかどうか(14.3%)』『入院する部屋の設備、雰囲気(11.8%)』『分娩・入院費用はどのくらいかかるか(9.4%)』『立ち合い出産ができるかどうか(6.8%)』と続きました。
リスク面の不安も考えられるため、実績の多さや病院の規模がで選んだという方が多いようです。
しっかり下調べや先生とお話しし、自身に合う産院を選びましょう。
最後に、無痛分娩をして満足しているか調査しました。
「無痛分娩をして満足していますか?」と質問したところ、9割以上の方が『非常に満足している(48.2%)』『満足している(45.8%)』と回答し、一方『満足しなかった(6.0%)』と回答しました。
出産は人生の中でも大きな出来事の1つです。
無痛分娩は出産の痛みを軽減しますが、それに伴う不安も様々あるかと思います。
周りの方や産院の先生に相談し、自身に合った出産方法を選んでください。
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【まとめ】出産に関する情報を取捨選択し、自身にとって良い出産方法を選びましょう
今回の調査で9割以上の方が無痛分娩をして満足していることがわかりました。
無痛分娩に関して、それぞれ思うことがたくさんあるかと思います。
無痛分娩をしたことで、出産時の痛みの緩和や、気持ちが楽になったというメリットがある一方、費用への懸念や麻酔への心配など不安に思うことはあることはあるかと思います。
今回の調査では、無痛分娩をした9割以上の方が満足しているという結果となりました。
無痛分娩を検討している方は、しっかりと産院の先生と相談し、自身のお悩みを払拭することが大切です。
無痛分娩は出産に関する選択肢の1つなので、
様々な情報を取捨選択し、自身にとって良い出産方法を選んでください。
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森永産婦人科 概要
【医療法人 森永産婦人科】
理事長 医学博士:森永康文(もりなが やすふみ)
日本産婦人科学会専門医 母体保護法指導医
住所:486-0836 愛知県春日井市八事町3-46
電話:0568-81-1303
診療時間:午前/8:30~12:00、午後/7:00~19:00
休診日:火木土の午後、日、祝日
WEBサイト:https://www.morinaga-mc.jp/
公式instagram:https://www.instagram.com/morinaga_maternityclinic/
【診療科目】
・産科診療/妊娠検査、里帰り出産、4D超音波、羊水検査、助産師外来、1ヶ月検診
・婦人科診療/婦人科疾患、月経異常・ホルモン系疾患、避妊相談、不妊症、更年期障害、子宮がん検診、乳がん検診
・新生児、小児科検診/申請時の1ヶ月検診、新生児聴覚検査、各種予防接種
・母乳外来