ベビカム株式会社(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:安西正育)は、「妊娠・子育てとAIに関する意識調査」を2024年3月に実施しました。その結果の概要をお知らせします。
妊娠・育児という人生の大切な時期を支えるテクノロジーとして、AI(人工知能)の可能性に焦点を当てた本調査では、現時点においての、妊娠・育児中のママたちから得られた率直な意見を集めました。AIに対する期待と現実、そして将来への夢を探るこの調査から浮かび上がった、ママたちのリアルな声の一部をご紹介します。
AIへの興味と期待
AIに対する興味を聞いたところ、「とても興味がある」が約34%、「少し興味がある」が約48%で、合わせると80%以上のママたちが興味を持っています。
ママたちの間では、AIに対する関心が高く、その理由は多岐にわたります。
AIに対するイメージとしては、「AIには日々の生活を楽にしてくれる可能性があるから」「業務効率できる、これからの時代にはなくてはならない存在」など、多くの期待が寄せられていました。
一方で、「興味はない」と答えたママもいますが、その大半は「使い方が分からない」「具体的なメリットが見えない」といった理由から来ていることがわかりました。
AIの現状利用
実際に、現時点で、使ったことがあるAIツールについて(複数回答)質問したところ以下の結果となりました。
全く使ったことがない: 107人 (70.86%)
ChatGPT(OpenAI): 39人 (25.83%)
CoPilot(Microsoft): 3人 (1.99%)
Gemini(google): 2人 (1.32%)
その他: 3人 (1.99%)
約70%がAIを全く使ったことがなく、まだママたちの間では広がっていない現状がわかります。ただし、現在AIを利用しているママからは、「文章作成や知りたいことの検索に使っている」、「SNSの文書作成に役立てている」といった意見のように、AIの便利さを実感しているユーザーがいることも明らかになりました。
なお、利用者の中では、ChatGPTが圧倒的に使われていることがわかりますが、今後、さまざまな形で新しいAIツールがリリースされたり、各ツールが進化していく過渡期でもあるため、ママたちの間では何がスタンダードになるか、興味深いところです。
妊娠・育児におけるAIの活用希望
80%近くのママが「AIは妊娠・子育てに役立つと思う」と肯定的に回答。具体的なコメントとしては、「物を運んでくれるロボットがあれば、家事の負担が減る」「すぐに行ける医療機関の検索やおすすめがあれば、緊急時に役立つ」といった期待が寄せられました。
また、「孤独と不安の解消をしてほしい」「子どもの症状を伝えると、どんな病気でどう対応すればいいか教えてくれる機能が欲しい」など、不安を解消してくれるような活用への期待や、その他にも、さまざまな声があり、AIに対する具体的な期待と可能性が見えてきます。
今後の展望
この調査からは、妊娠・育児中のママたちがAI技術に対して抱く大きな期待が明らかになりました。まだ実際に利用しているママたちは少ないものの、AIが妊娠・子育てにおいての生活の質を向上させる具体的なツールとして機能することを望んでいます。
ベビカムでは、これまで25年以上のコミュニティ運営において蓄積された、ユーザからのメッセージのやり取りや悩み・アドバイスなどの膨大なデータ等も活用し、AI技術の育児支援への応用や、妊娠・育児中のママたちが抱える課題解決に向けて、現在、研究開発を進めています。
<参考資料>
『妊娠・子育てとAIについて』に関する意識調査
■ アンケート開催期間
2024年3月6日~2024年3月12日
■ 調査方法
妊娠・育児サイト「ベビカム」にて募集し、Webフォームより回答
■ 調査対象
ベビカムメールマガジン会員およびサイト訪問者
■ 回答数
151名
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今回のアンケートの調査項目
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【フェイス項目】
性別・年齢・妊娠・子ども人数など
【Q】AIに興味はありますか?
◯とても興味がある ◯少し興味がある ◯興味はない
【Q】AIに対して、どのようなイメージをお持ちですか?ご自由にお書きください。
【Q】使ったことがあるAIを教えてください(いくつでも)
◻︎全く使ったことがない ◻︎ChatGPT ◻︎CoPilot ◻︎Gemini ◻︎DALL-E ◻︎Stable diffusion ◻︎Mid journey ◻︎その他
【Q】現在、よく使っているAIはありますか?(いくつでも)
◻︎特にない ◻︎ChatGPT(無料版) ◻︎ChatGPT plus(有料版) ◻︎CoPilot(無料版) ◻︎CoPilot Pro(有料版) ◻︎Gemini(無料版) ◻︎Gemini advanced(有料版) ◻︎DALL-E ◻︎Stable diffusion ◻︎Mid journey ◻︎その他
【Q】現在、AIをよく使っている方は、どのような目的で使っていますか?
【Q】AIは妊娠・子育てにも役立つことがあると思いますか?
【Q】AIを使って、妊娠・子育てに関連して、将来、こんなことができたらいいな…と思うことがあれば、どんなことでも教えてください。
夢のようなことでも結構です。
【Q】AIを利用した妊娠・子育てに役立つツールやサービスができるとしたら、最も重要だと思うことは何ですか?
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今回の調査のほか、ベビカムで実施した調査や活動については以下のページからご覧ください。
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ベビカムで実施したアンケート調査のデータや関連するグループインタビュー動画の一部は、「子育てボイス データショップ」で購入可能です
ベビカム子育てボイス データショップ
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【ベビカム株式会社について】
1996年創立。
1998年、 妊娠・出産・育児の不安を楽しみに変えるためのコミュニティサイト「ベビカム」を開設。 現在会員数は約35万人で日本最大級。
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2023年11月15日に妊娠・出産・育児に関わる誰もが参加できる、みんなのコミュニケーションひろば『ベビカムひろば』をオープン。 おしゃべり(投稿)を通して、毎日がもっと楽しくなる『おしゃべりカフェ』や、口にしづらいお悩みも匿名で相談できる『相談室』も。そのほか、 専門家にも協力を得ている大百科的コンテンツ、 膨大な体験談などを提供。
さらに、ユーザーのニーズに合った生活情報、 商品情報の提供や、セミナー・イベント等も行うとともに、自治体とも提携して、子育て中の女性の就業支援に関わる事業も展開している。
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ベビカムでのリサーチの活動は、 キッズデザイン賞 審査委員長特別賞・社会貢献メディア賞を受賞しており、各分野の大手企業との商品開発やマーケティング等のコラボ活動も手がけている。
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コロナ禍においては、いち早くオンラインで両親学級を開催し、病院にもその仕組みを提供。さらに、妊婦さん&ママたちに向けて、オンラインによるLIVEや、RADIOの配信を行ない、初めての子育てに戸惑うママたちと繋がり、不安を安心に変えられる場として展開中。
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また、 本田技研工業のコミュニティ企画・運営をはじめ、 数多くの企業に向けて、 コミュニティの企画コンサルティング、 制作、 マーケティング、 運営サービス等も提供する。
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ベビカム Webサイト https://www.babycome.ne.jp/ja/
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会社名: ベビカム株式会社
設立:1996年2月20日
資本金:8000万円
代表者: 代表取締役 安西正育
所在地: 東京都千代田区麹町2-10-3 エキスパートオフィス麹町
ホームページ: https://company.babycome.jp
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【本リリースに関するお問い合わせ先】
ベビカム株式会社 担当:竹内真由美
TEL:03-4405-1938
E-Mail:bcpress@babycome.jp