口コミ・評判について: 須藤産婦人科医院 (Que sera)

こちらで出産した息子は既に1歳目前(最終評価編集時点ではほぼ3歳半)で、お世話になった時からかなり時間が経ってからのレビュー(コロナが流行る前)ではありますが参考になりましたら幸いです♪

私は里帰り出産で34週以降からお世話なり、担当の先生にお会いするまではとても不安でした。

通い慣れた現住所近くの産婦人科は建物が非常に新しくて綺麗だったので、少々年季の入ったこちらのこじんまりとした待合室を見たときは、向こうで産めたら良かったな…なんて失礼ながら思ったりもしました。

妊婦健診の際は毎回血圧を測りますが、測定する機械が待合室のテレビの横の視線が集まる位置に設置されていて、なんだか緊張して脈拍が上がってしまうのでそれも地味に嫌でした。

あとお会計の際の待ち時間が異様に長いです。身重になってくると少々しんどいですが、決して無駄話をして遅くなったりしているわけではなく怒るようなことでもないので、携帯で漫画を読みながら気長に待ちました。おそらく人というよりもシステムが悪いです。

しかし担当の須藤真功先生がとても頼もしく建物の古さなどすぐにどうでも良くなりました！

真功先生は新しい情報(まだ一般的に知れ渡っていないこと)をたくさんご存知で、説明がとてもわかりやすくご丁寧です。不安なことがあったら何でも質問してみると良いです！

私は初産で、何が分からないかも分からないくらいでそれはもう不安で仕方ありませんでしたが、親身に話を聞いてくださり気持ちがとても救われました。

そして費用も良心的です！

私は出産日を決めて陣痛促進剤を利用したので入院日数が1日長かったと思いますが、出産一時金に数万円プラスしただけでおさまりました。現住所近くの産婦人科だと初産は確か72万円〜とかそんな感じで30万円くらい余計にかかる予定だったので大助かりです。妊婦健診の費用も安かったと思います。

入院したお部屋は最初は2階で2人同室でしたが、すぐに1人になり、途中からは3階の部屋に移りました。そして退院直前まで1人でした。退院直前に同室に移って来られた方とご家族の方がエレベーターがないことに不満を漏らしていらっしゃいましたが、幸いわたしは痛みに強く、急いで移動する必要があるわけでもなかったので特別不満はなかったです。笑

シャワーは入院2日目だか3日目に許可がおりてからだったと思いますが、1人何分と決められているわけではなく、看護師さんと相談して時間を決めます。日中で他の方や沐浴練習などの時間と被らなければわりとのんびりと浴びられます。

そしてなによりもご飯が美味しかったです！バランスの良い家庭料理といった感じでかなり量があり、味付けもしっかりめで揚げ物なども出てくるのでこんな贅沢して良いのかななんて思いました。すき焼きもありました！

看護師さんや助産師さんもとても親切でお話ししやすかったです。

ただちょっとした事件もありました。

私は妊婦検診の際に測る血圧が1回目は毎回高く出てしまい、よく測り直しをしていました。

入院中は部屋まで測りに来てくださるんですが、研修生のような感じの方もいらっしゃり、血圧の数値が高く出ると『え…これ大丈夫？やばいんじゃないかな…』というような顔をされてしまい非常に不安になってしまいました。(実際は心配するほど高いわけではなかったようです。)

そして同日に何度か測り直しに来てくださったんですが、その際に「とにかく安静にしてください」とベッドに寝かせられ、横になると間髪をいれずに血圧を測られました。

安静とはいったい…と思いつつも言う通りにしましたが、数値も心も落ち着くことはなく血圧は測る度に上がりました。

退院3日前くらいから母子同室(夜間は別室で看護師さんがみてくださいます。)になるんですが、その日は血圧の数値が高く出たことを理由にその方に非常に心配され、夜に看護師さんに息子を預ける前の最後の授乳(ミルク)はこちらでやりますと言われてしまいました。

私は息子にミルクをあげることすら出来ない状態なのかと非常に悲しくなり夜遅くまで泣きました。翌日目が腫れてしまったので看護師さんにもご心配をおかけしてしまい事情を説明したところ、夕方に先生がわざわざ部屋まで来てくださり色々と詳しくお話ししてくださいました。

そして退院前日は夜間も母子同室を提案してくださり朝まで息子と共に過ごしました。まだ授乳の仕方やおむつの替え方、沐浴の仕方を知識として取り入れただけで何一つまともにできませんでしたが、母になれた喜びを噛みしめながら眠りました。

施設が古い＝不衛生ではないですし、やはり大切なのは人だと思います。(特に先生や看護師さん)

私は須藤産婦人科で出産できて本当に良かったです！