口コミ・評判について: 町田市民病院 (Gaming funny)

初めての入院は貴重な体験でした。

付近の胃腸内科で、市民病院に入院したい旨を伝えて診察していただきました。その病院では患者の気持ちに寄り添いながら、丁寧に細やかに診ていただきました。さらに迅速に市民病院に連絡をして、すぐ診察していただけるよう手配をしてくださりました。

タクシーで市民病院に到着し、入り口ではすぐスタッフが対応して、内科の診察窓口まで案内していただけました。痛みと脱水症状（その時は自覚症状はありませんでした。）のため座っていることもままならない私の様子を診て、看護師の方が車椅子を用意し、廊下の奥の横になれるスペースまで移動してくださいました。

その場所で待機しながら、問診票の記入、レントゲン撮影、血液検査等手際よく行ってくださいました。まもなくして、別室のベッドで点滴を受け始めました。一連のスムーズなご対応により、午後には入院することができました。

胃腸がうまく機能していなかったので、トイレを頻繁に利用することが必然となりました。その上でも病室が個室でよかったと思いました。

主治医は、基本的に朝と夕方に病室に来ていただきり、話をすることができました。私からの聞き忘れ、伝え忘れがありましたが、日をおいて随時解決することができました。

ほとんど時間、点滴をすることが多く、そして動ける体力もあまりなかったで買い物に困りました。そんな中、担当の看護師に伝えると病院内の販売所で代理に買い物をしてくださるサービスがあることを知り、非常に助かりました。

べッドは様々な形にリクライニングすることができました。数回利用しました。また枕元にナースコールボタンがあり、初めの頃はよく利用させていただきました。

看護師のみなさんの迅速な対応に感謝するとともに、一方でその業務の多さと過密なスケージュール、対応の大変に驚きました。夜勤も含めて、その過酷な労働の実情に対して、入院しているこちらの方が心配になりました。

点滴の即効性、有効性を体感し、一瞬の注射の痛さなど少しも気にならなくなってきました。入院から数日経つと、ある程度元気になってきました。流動食の食事療法が始まり、今までになくよく噛んで、または唾液を混ぜてから飲み込むように気を付けました。

少し動けるようになった頃、食後の消化促進のために院内を歩くようにしました。同じ階には眺めの良い談話室があり、気分転換にもなりよかったです。端の方には携帯電話で話ができる個室もありました。また共用の冷蔵庫や電子レンジがあり、飲み物を温めて飲むことができてありがたかったです。

入院後半は、シャワー室を利用するようになりました。看護師の方が、停留針が濡れないようにラップやビニールを巻いてくださいました。
シャワー室には椅子があり、患者としてとてもありがたかったです。また地下にある床屋を利用しましたが、想像以上の温かい雰囲気や技術力の高さに感心しました。

顕著な回復が見られるようになり、大部屋に移動することになりました。ベッドごと移動するので割とスムーズでした。思ったより快適でした。

一つだけ困ったのは、就寝時間21時半前までの部屋の照明の眩しさでした。仕切りカーテンの上にバスタオルが取り付けられ、多少眩しさを和らげてはくれました。ただ元々病室内に設置された照明が、店舗で使用するような明るさなので、ルール上消灯前に消すこともできず、これには閉口しました。

無事に退院の日を迎え、患者の立場を配慮した病院の全般的な対応がよかったことを改めて感じました。

大部屋の同室の方と、病気の話をする中で、定期検診の大切さを身にしみて感じました。これからもこの体験を活かして、健康維持、増進に努めていきたいと思います。

病院内の多くの職員の皆様に、大変お世話になりました。ありがとうございました。