口コミ・評判について: 焼津市立総合病院 (麻里崎)

この辺りでは唯一、不妊治療で体外受精と顕微受精が出来る病院です。不妊治療の保険適用前はレルミナを使用したアンタゴニスト法とロング法の選択肢がありましたが、保険適用後はロング法しかありません。AHA(アシステッドハッチング)や高濃度ヒアルロン酸含有培養液の選択肢もあるようですが、患者側が選択するのではなく、主治医が判断して行う感じで患者側に選択肢はないようです。専門ではないので、不妊治療専門クリニックと比べると治療法もトラブルへの対応策も本当に微妙です。保険適用後は専門クリニックと治療費も変わらないくらいなので、不妊治療の為にあえてここを選択するのは余りお勧め出来ません(治療前に専門クリニックをお勧めされますし)。距離が近いから通うのが楽だというのもありますが、1週間以上続く採卵準備の注射だけで、毎日1時間くらい掛かりますし、働きながら不妊治療を考えている方は本当に苦労すると思います。距離なんてどうでも良くなるくらい、待ち時間も長いので。エコー(卵胞チエック)の日には2時間くらい待つ事もあります。採卵前は半日待ちます。採卵時は１日入院で、静脈麻酔しますが、腕の良くない人に当たると麻酔が効く前から刺されて痛い思いをする事があります。採卵後のアフターケアも微妙なので、退院後１日経ってもつらさが残るなら『この程度で…』と考えず、すぐ相談するべきです。OHSS(卵巣過剰刺激性症候群)についての対策が甘く、経験不足なのか、何もかもが後手後手です。卵子が20個近くなど多く採れた際は特に注意すべきなのに、それ専用の処方がありません。また、何人か不妊治療担当の先生がいますが、私を担当した先生は患者に寄り添うタイプではなく、現実を真っ直ぐ伝えるタイプで、長い治療期間の内にこちらが割り切って治療を続けたという感じです。不妊治療で使用する薬は強力なものが多いので、本当に病院選びは慎重になった方が良いです。採卵も重ねれば重ねる程良い訳でもなく、尻すぼみなので、数を重ねれば結果が出るものではありません。回数を明確にして挑むべきです。