口コミ・評判について: 武蔵境いわもと婦人科クリニック (トマトさん)

こちらに1年以上通い、合計５回の良好胚盤胞移植を受けましたが一度も着床すらしませんでした。移植した胚盤胞は合計８個でした。

他院で検査を受けたところ、こちらで致命的な見逃しがあったことが分かり、他院転院直後の移植であっさり妊娠することができました。

こちらの院長は結果が出ないと、ご自身のそれまでの主張を後から覆し、その後も言い逃れを繰り返すばかりで、原因に向き合おうとすることなく一方的に転院を勧めてきました。

患者に治療の細部を決定させる「オーダーメイド医療」を謳っている割に、患者が決断の根拠とする医師からの情報提供に一貫性がないのは、あまりにも無責任だと感じました。

SNSで精力的に知識を披露されている割に、月経周期が不規則、内膜がやや厚くなりにくいなどの問題がある患者への現場対応が苦手なようです。採血はすべて外部委託なのでホルモンの数値を当日知ることもできず、改変自然周期移植では排卵予測がとことん外れ、移植キャンセルも多めでした。

技術面においては、肝心の移植で慣れない看護師さんが腹部エコーを担当するためか、エコーの描出不良で移植が度々中断したり、長引いたりすることも大変不安に感じました。

他にも、患者に何の説明もなく診察に外部の見学者を同席させたり、診察室や採血室で他の通院患者の個人情報がいつもPCモニターに表示されっぱなしになっていたり、「夫婦で臨む不妊治療」を謳いながらコロナを理由に数年に渡り配偶者同席不可を貫いていらしたりと、他院と比べると患者の権利保護に対する意識が極端に乏しい印象を受けました。

培養士さんの腕が良いだけにもったいないです。

他の方のコメントにもあるように、院長は言うことが辛辣です。患者を根拠なく侮辱するような発言でも、治療に活かして結果につなげていただけるなら許容できるかもしれませんが、何の結果にもつながらなければ普通にハラスメントと受け取れるレベルです。診察室では基本的に院長と1対1、看護師相談外来もコロナを理由にストップしており、院長以外のスタッフに落ち着いて相談できる場もありませんでした。

移植2～3周期でうまく行かず、院長のハラスメントや言い逃れが本格化する前に早めに転院すれば良かったと大変後悔しています。

なお、こちらのクリニックが公開している過去の治療成績に私のような患者のデータは反映されておらず、他にも同様のケースがある可能性を踏まえると、あまり信用のおけるデータだとは思えません。

不妊治療というデリケートな現場で、治療経過が良いときもそうでないときも、誠実かつ冷静な医師による対応を期待する方にはお勧めできないクリニックです。