口コミ・評判について: 両角レディースクリニック (aki yama)

＜良い点＞
・コロナ禍で夫婦揃っての受診が制限される医院が多い中、流行初期から一貫して男性も医師との面談に参加することができた。
・全体を通して夫婦で治療をする意識を高められる工夫があると思う。
採精も院内で採卵日に行うことができ、採卵後の安静時や移植の時に男性が付き添うことができる。女性への負担が集中しがちな不妊治療の長いトンネルを、夫婦で都度都度、状況をリアルに共有しながら歩けるのは、男性の体づくりへの啓蒙になると思う。特に医師が男性側に語りかけると効果は大きいと思う。
・院長の採卵が上手。前院の医師の人柄はとても良かったのだけど、ぶきっちょだったため大変痛みのある採卵を経験したため採卵がとても怖かった。ここでは採卵後の痛みが少なく私の場合は、次の日から少しだけ家事ができた。前院では採卵のたびに３日ほど寝込んだ。
・紹介してもらった他院のラパロの医師の腕が抜群に良かった。
・子宮内膜炎の治療の時に抗生物質と一緒にビオフェルミンを処方してくれた。

＜残念な点＞
・他の方のコメントにも書かれていますが、先生がとにかく忙しく余裕があまりありません。コロナでハワイに行けず、コーピングが足りていないのではないかと心配になります。ブログやyoutubeなどで穏やかな話ぶりと豊富な知識に惹かれて来院される方も多いと思いますが、実際にお会いして何ヶ月か受診していると、なんというか、ジブリアニメの「千と千尋の神隠し」に出て来る「釜爺」と良く似ていることに気がつきます。「ハク」風の印象ですが忙しさでキリキリ舞いの湯屋の機関部にいる職人のおじさんです。お話ししながら手元のテープのりを紙に塗る仕草は、毎回のことですが、まるで釜爺が薬草を調合しながら千尋と話しているみたいです。安くないお金をお支払いしてお会いしている筈なのに、私、「千尋」の立場で会っている？おかしいな？と時々思うのですが、一応、今の所「釜爺」は仕事で結果を出しているので、我慢できる人だけお世話になるという感じで病院をお勧めします。
問診はなるべく他のお姉さん先生や湯婆婆さんたちに任せて、院長は職人としての腕を、釜爺のように湯屋（病院）の機関部（手術室）で活かしてもらったほうがいいのではないか、特別な患者の問診に絞るなど、少しペースダウンする体制を組まれてはいかがかなと老婆心ながら思います。
・刺激と採卵についてはバッチリですが、治療に伴う卵巣の腫れや、つわり、薬の副作用で体調が悪くなったときのサポート体制が脆弱です。状況を伝えてもなぜか伝わりません。卵に特化した専門病院だと思って、通院中は頼りにできる内科や他の婦人科があると安心です。妊娠がわかったら早めに保険診療でかかれる産院の紹介状を書いてもらいましょう。