排卵 が起きた後に黄体から十分なホルモンの分泌がなく、子宮内膜の厚みの変化が起きないことを言います。黄体は排卵後の 高温期 の 黄体ホルモン ( プロゲステロン )の分泌にも重要で、子宮内膜を厚くして 受精卵 の 着床 を維持します。 黄体機能不全 は 不妊症 や 習慣流産 、 不正出血 、 頻発月経 の原因となります。ホルモン値の測定や、基礎体温で高温期が10日未満の方は注意が必要です。注射や飲み薬による 黄体ホルモン補充療法 があります。
【参考サイト】 日本生殖医療研究協会 日本産科婦人科学会 一般社団法人 日本生殖医学会