東京都豊島区にある鬼子母神堂(きしもじんどう)をご紹介します。
鬼子母神堂の正式名称は、法明寺というお寺になります。
上記写真の通り、鬼子母神の「鬼」という漢字には、一画目がありません。これは角のない鬼を表現していると云われております。
昔、鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリテイモ)と呼ばれており、千人もの子だくさんだったとされています。ただ、性格は残虐で近隣の幼児を食べてしまうと恐れられていました。
お釈迦さまが訶梨帝母を救うために千人の子どもの末っ子を隠したところ、訶梨帝母が嘆き悲しんだ際に「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」と戒められたとされています。
その後、訶梨帝母はお釈迦さまに帰依し、安産・子育の神になることを誓い、人々に崇敬されるようになったといわれています。
引用元)鬼子母神の公式HP
鬼子母神堂の子授け祈祷について
子授けのご祈祷は、事前に電話予約する必要があります。その際、子どもを授かりたいという願いが叶いますようにとの願意である「授産福子」でお申込みされると伝わりやすいです。ご祈祷料は5,000円〜になっています。
鬼子母神堂の子宝ご利益スポット
氷川神社の子授け祈願おススメスポットを4つ紹介いたします。
スポット1 「鬼子母神像」
1つ目はご本堂左横にある「鬼子母神像」です。
お釈迦さまに末っ子を隠されたことをきっかけに改心し、お釈迦さまに帰依した鬼子母神が優しい表情で合掌している像です。
この由来を意識しながら、合掌している鬼子母神像を拝むことで、安産・子育の神になると誓った鬼子母神の祈りを感じられることでしょう。
スポット2 「鬼子母神の公孫樹」
2つ目も境内入って左手にある「鬼子母神公孫樹」です。
公式HPでは樹齢700年以上と紹介されている大公孫樹は、境内にある唯一の雄株です。
境内に多数ある雌株の公孫樹が秋口に、たわわに銀杏を実らせる生殖力から子授けのチカラを感じられるスポットです。
スポット3 「大黒天」
3つ目は大黒堂の中にある「大黒天」です。
おせんだんごを提供する大黒堂の店内におられる大黒天は、鬼子母神の夫でインドから伝来されたと云われています。
千人もの子どもの父親として、子孫繁栄のご利益があると知られています。
鬼子母神の子授かり絵馬
絵馬
絵馬
1000円
ご自宅に持ち帰り、枕元に置くことで子授けのご利益があるとも云われているので、境内に掲げられた絵馬は十枚弱でした。
鬼子母神堂の基本情報
正式名称 | 法明寺 |
ご本尊 | 鬼子母神 |
住所 | 東京都豊島区雑司ヶ谷3-15-20 |
電話番号 | 03-3982-8347 |
ご祈願受付 | 9:00-17:00(要事前予約) |
駐車場 | なし |
ご祈祷料 | 5,000円〜 |
昇殿参拝対象 | パートナーと一緒可 |
郵送祈祷 | 郵送不可 |
最寄り | JR「池袋駅」下車 徒歩15分 東京メトロ副都心線「雑司ヶ谷駅」下車 徒歩5分 都電荒川線「鬼子母神前駅」下車 徒歩5分 |
URL | https://www.kishimojin.jp/index.html |