干菜県指定文化財 玉前神社社殿
附棟札(貞享四年三月・貞享四年八月在銘)
平成八年三月二十二日指定
玉前神社は、接歓婚命を祭神とする「延害式」神名帳にも見える古社で、一三代実録」にも記録される由緒ある神社である。
鎌倉時代には上総一宮としての格式を保っており、北条氏、里見氏の天正の変で罹災し、天正十年(一五八二)里見義頼により再建されたと伝える。
現在の建物は、江戸中期の貞享四年(一六八七)に、本殿が大工棟梁大沼権兵衛、拝殿と幣殿は井上六兵衛によって竣工された。
本殿は、桁行三間、楽間二間、一間の形を付ける入母屋造りである。
拝殿は、桁行五間、梁間二間の入母屋造りで、正面に向唐破風を付ける。
幣殿は、本殿と拝殿をつなぐ建物で、桁行四間、楽間一間の規模である。
全体が複合社殿(権現造)となっており、屋根は寛政十二年(一八〇〇)に現在に見られるような版葺に改められている。
県内でも余り例を見ない様式を残す社殿は、社格とその歴史を今に伝えている。
平成八年十一月
千葉県教育委員会
一宮町教育委員会
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ペンテリコンさん 2024.08.14 駅から近く清々しい気に満ちていました。御朱印も月替わりのキレイなものもあるし、お守りやおみくじもたくさんの種類があって嬉しいです。 -
N. N.さん 2024.08.14 上総国一之宮玉前神社
旅行の途中で立ち寄った神社。子宝や縁結びで知られるそうです。
印象に残っていたのが2つありました!
まずは入口近くにある「茅の輪」。指定の順番でくぐると、心身についた罪や穢を清め神々の御加護を祈る神事。
くぐり方を覚えるのに時間かかりましたが、実行できました。
(イラスト付きで説明があるので皆さんは時間かからないと思います笑)
もう一つが「はだしの道」。名の通りはだしになって神木?の周りの砂利道を歩くというもの!
1周で無垢となり、2周で気を入れて、3周で気を満たす。
こちらも時間かかりましたが、なんとか3周まわりました!
気が満ちたかはわかりませんが脚から血のの巡りが良くなったのは確か笑
他にもお守りのご案内があったり、一宮町指定文化財の説明がありました。
皆さんも「はだしの道」通ってみればなと思います。