卒業生について
性別:女性
年齢:35歳
職業:助産師
趣味:映画鑑賞、旅行
クリニック名: 松本レディースクリニック→杉山産婦人科
※以下のインタビューは、あくまでの卒業生の感想であり、登場する個人・法人に関する感想として、1つの参考情報として頂けましたら幸いです。
インタビュー概要
のあさん、貴重なお話をありがとうございました。
質問:不妊治療を始められたきっかけを教えてください。
治療をしようと思われたきっかけを教えてください。
2019年10月に結婚しましたが、なかなか子どもが与えられませんでした。
わたしたちと同時期に結婚したカップルはほとんど妊娠しているということを妻から言われたり、『35歳になったら妊活を終える』と真剣に言われたりしたことが妊活と真剣に向き合いきっかけになりました。
私も子供がほしかったので、それでは一度不妊治療を始めてみようと思い立ち、自宅の近くにあったレディースクリニックへ妻が最初に行きました。
妻には何も問題なく、今度は私が不妊外来に行って、精液の検査をしました。
そこで、私の精子がWHOの基準を全ての項目で下回っていることがわかり、男性不妊治療が始まりました。
家の近くのレディースクリニックには男性不妊の専門医が平日にしか来ないことが分かったため、土曜日に男性不妊治療ができる病院へも転院しました。
家の近くのレディースクリニックには男性不妊の専門医が平日にしか来ないことが分かったため、土曜日に男性不妊治療ができる病院へも転院しました。
質問:治療の流れを教えてください。
治療の流れについて教えて下さい。
精索静脈瘤の原因として可能性として挙げられたものが、1、自転車による運動、2、サウナや長風呂、3、増量傾向が挙げられました。
自転車による運動は毎週3回ほどバイクエクササイズを90分程度していたものをやめました。
サウナや長風呂に関しても、週1回ほど行っていたサウナに行かなくし、長風呂に関しても、それまでは30分程度湯船に浸かっていたのを、10分くらいで全てを終えて出てくる、というような入浴方法に変えました。
このように好きだったものや、習慣づいていたものについて分析してみると、股間や男性器に対して負担をかけていることばかりしていたと感じます。
また下着はボクサーパンツではなく、医師からトランクスを勧められたので、治療開始とともにトランクスに変えました。
質問:クリニックを選ばれたポイントを3つ教えてください。
クリニックを選ばれたポイント3つとその理由を教えてください。
松本レディースクリニックを選んだ理由は、家から近かったことです。
私は平日は仕事だったので、帰りにも寄れることが嬉しかったです。
妻が夜勤もあるシフト制の仕事であったため、家からの近さが二人とも必須でした。
松本レディースクリニックから杉山産婦人科に転院した理由は、男性不妊外来の専門医による治療を土曜日に受けたかったからです。
松本レディースクリニックは平日の午前中しか男性不妊外来がなかったので仕事をしながら治療をするのは難しいと感じました。
また、妻が乳糖不耐症だったために、松本レディースクリニックで処方される薬の中に乳糖が含まれる薬しかなく、転院を病院側から勧められたため、転院を決意しました。
ただ、転院前に松本レディースクリニックで受けたAIHで受精し、子どもを授かりました。妻はそのまま卒業し、私だけが杉山産婦人科で男性不妊治療を継続しました。
質問:病院の不妊治療以外で取り組んだことはなんですか?
不妊治療以外で取り組んだことはありますか?
まずは下着をボクサーパンツからトランクスに変えました。
これは股間周りをゆるめ、ストレスをなくすのに効果的でした。
また股間に刺激を与える活動として、自転車に乗らない、バイクエクササイズをしない、サウナに入らない、入浴は一日20分まで、を実践して、股間に負担を与えない生活をしました。
Twitterで男性不妊を調べたところ、同じように男性不妊で苦しんでおられた理学療法士の方と知り合い、マッサージをしていただきました。
また、LINEの男性不妊に悩んでる人たちのグループに入ったところ、別の理学療法士の方に出会い、運動を教えていただきました。
ニュースキンのライフパックサプリを飲んで、亜鉛、鉄分、葉酸、コエンザイムQ10を補いました。また病院で補中益気湯を処方していただき服用しました。
質問:ご自身で取り組んだことはなんですか?
ご自身が取り組まれたことはどんなことでしたか?
まずは下着をボクサーパンツからトランクスに変えました。
これは股間周りをゆるめ、ストレスをなくすのに効果的でした。
また股間に刺激を与える活動として、自転車に乗らない、バイクエクササイズをしない、サウナに入らない、入浴は一日20分まで、を実践して、股間に負担を与えない生活をしました。
Twitterで男性不妊を調べたところ、同じように男性不妊で苦しんでおられた理学療法士の方と知り合い、マッサージをしていただきました。
また、LINEの男性不妊に悩んでる人たちのグループに入ったところ、別の理学療法士の方に出会い、運動を教えていただきました。
ニュースキンのライフパックサプリを飲んで、亜鉛、鉄分、葉酸、コエンザイムQ10を補いました。
また病院で補中益気湯を処方していただき服用しました。
質問:大変だったことはどんなことでしたか?(検査・治療・お金・メンタル・仕事・・・)
検査・治療・お金・メンタル・仕事などで大変だったことはどんなことでしたか?
私の場合は妻に何も問題が無かったことから、義理の家族への説明をしなくてはならないのではないかと大変気を揉みました。
しかし妻は義理の家族には説明することもなく、優しく見守ってくれたので落ち着いて治療に取り組むことができました。
大好きだったサウナやバイクエクササイズをお休みしなくてはならなくなったのも大変苦しかったです。
それまで習慣になっていたことをやめるのは相当の決意が必要です。
不妊治療というとお金が大変かかるイメージですが、私たちの場合は、人工授精を3回したら、体外受精を最大3回までにしようと決めていたので、あらかじめ予算を立ててから治療しました。
お互いに働いていたので、半分ずつお金を出し合いプールしておきました。また東京都在住のため、5万円の補助が出るのは大変嬉しかったです。
質問:治療を続ける秘訣を教えてください。
治療を続ける秘訣を教えてください。
通いやすさと支えてくれる妻や仲間の存在が大きいと思います。
質問:不妊治療についてご夫婦でどんなことを話し合われましたか?
ご夫婦で話し合ったことはどんなことでしたか?
35歳までで妊活を終えると言われていました。
また男性不妊が判明した頃からは、AIHで3回ほど試した後は、体外受精を3回ぐらいして、それでもダメならやめておこうと話をしました。特別養子縁組も調べました。
質問:不妊治療についてご夫婦のコミュニケーションで意識していたことはなんですか?
コミュニケーションで意識していたことはなんですか?
いつも一緒にいて、何でも二人でやるようにしました。
とても仲が良いので、特に喧嘩などをすることなく治療をすることができました。
質問:奥様のサポートで嬉しかったことはなんですか?
奥様のサポートで嬉しかったことはどんなことですか?
不妊治療を始める前は、同期が妊娠した話などをしてきましたが、始めた後は、誰かが妊娠したとか、出産したとかそういう話をせずに、いつもリラックスさせてくれたことです。
誰よりも子供がほしかったはずなので、妻は本当に我慢してくれていたと思います。
質問:治療中のストレス解消方法について教えてください。
ストレス解消のコツを教えてください。
お互いの好きな旅行ができれば良かったですが、コロナのためできませんでした。
時々、ミュージカルを見に行ったり、お出かけをしたりして、ストレス発散をしました。
質問:お仕事との両立について教えてください。
仕事との両立はいかがでしたか?
土曜日に治療だったので、特に問題はありませんでした。
勤務先の支援体制はいかがでしたでしょうか?
勤務先に相談することはありませんでした。
質問:これから不妊治療を検討している人へのアドバイスをお願いします。
不妊の治療をされている方や検討されている方へのアドバイスをお願いします。
奥様だけが行くのではなく、身に覚えがなくても、旦那さんも精液検査を必ず受けることをお勧めします。
原因がわかれば適切な治療が受けられます。
そして、晩婚化の今、35歳を超えての妊娠は初産は高齢出産となるため、35になるまでに一度不妊治療を始めることは大変お勧めです。
また、不妊治療以上にお金がかかるのは出産費用や子育てだと思います。
予算をあらかじめ話し合って、無理のないように進めると良いと思います。
子どもがいると家庭は明るくなります。また子どもは神様からの贈り物です。落ち着いて、じっくりと取り組んでください!