千葉県旭市にある櫻井子安神社(さくらいこやすじんじゃ)をご紹介致します。
神社のご由緒を確認すると、683年に左右大神(現在の左右神社)の境外社として今の場所に鎮座したのが始まりとされる、古くからある神社です。
ご祭神は、木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)の三柱で、木花咲耶姫命は天界(高天原)から地上界(葦原中国)に降り立った邇邇芸命(ににぎのみこと)との間に一夜にして身籠ったと神話に残されている神さまで、子宝のご神徳があると云われています。
また、伊邪那岐命、伊邪那美命は、神話の中で国生み・神生みをされた夫婦神として有名で、同じく子宝のご神徳があると云われています。
櫻井子安神社の子宝祈願について
子宝祈願の初穂料は5,000円〜になっています。ご神職が複数の兼務社を持たれており不在になることもあるので、事前に予約されることが推奨されています。
また、ねずみやうさぎがたくさんの子どもを産むことから、子宝祈願は「子(ね)の日」、「卯(う)の日」を勧められているので、事前にお調べになるといいでしょう。(それ以外の日でも子宝祈願は対応いただけるので、ご安心ください)
櫻井子安神社の子宝ご利益スポット
櫻井子安神社の子授け祈願おススメスポットを4つ紹介いたします。
スポット1 「祈願玉」
1つ目はお賽銭箱の隣に置かれている「祈願玉」です。
祈願玉は抱きかかえる、手でなでるなどしながら願い事を祈ることによって叶うと云われています。祈願玉の中には、ご神体の帯として使われている麻を赤く染めたものが入れられています。毎年11月の吉日に神さまのお召し物を新しくする神事が執り行われ、それまでにお召しになっていた赤帯が祈願玉やお守りなどの授与品にも入れられており、縁起がいいものとして有名です。
ご本殿にお参りさせてもらった後、優しく抱きかかえたり撫でたりしながら願い事をお祈りされることがおススメです。
スポット2 「絵馬」
2つ目はご本殿に向かって左壁にかけられた「絵馬」です。
ものすごい数の絵馬が複数の場所にかけられており、多くの方が子宝・子授りを祈願されたことを実感することができます。
もし祈願しても叶うことがなかったら、これだけの方々が祈願し続けることはなかったはずなので、かけられた絵馬の数が子宝のご神徳があることの証明になると言えます。絵馬を奉納して願いが叶った方々がいたことを想像して、自分にも同じことが起きるという予祝をしながら楽しんでいただければ嬉しいです。
スポット3 「ご神木と石祠」
3つ目は鳥居をくぐって境内に入って左手にある「ご神木と石祠」です。
櫻井子安神社の公式HPに『勧請の年月は、詳らかではありませんが極めて古く、当時、どのような形態でお祀りされていたのかは定かではありません』と記載されている通り、現代のようにご本殿が建築される前の状態を明らかにすることは困難です。
ご本殿が建築される前にもご神木や石祠はあったと思われるので、当時の方々が祈ったようにご神木と石祠にお祈りされてみるのはいかがでしょうか?
昔の方々がうまくいった方法を再現してみるという感覚で楽しんでください。
スポット4 「左右神社さま」
4つ目は櫻井子安神社から徒歩15分程度のところにある「左右神社」です。
ご由緒に書かれている通り、683年に左右大神(現在の左右神社)の境外社として鎮座したのが始まり。そこから長い歴史を経て、現代でも立派な神社として存在してくれている。
ただ、左右神社は神職さんが常駐されない神社になっているため、参拝される方が少ない状態になっているようです。
櫻井子安神社の親のような存在である左右神社のご祭神は、伊邪那岐命、伊邪那美命の二柱。神生み・国生みの神さまであるとともに、櫻井子安神社を生んだとも捉えられるので、足を延ばして参拝されることをおススメします
櫻井子安神社の子授かりお守り
子宝御守
子宝御守
700円
祈願玉
祈願玉御守
1000円
櫻井子安神社の基本情報
神社名 | 櫻井子安神社 |
主祭神 | 木花咲耶姫命 (このはなさくやひめのみこと) 伊邪那岐命(いざなぎのみこと) 伊邪那美命(いざなみのみこと) |
住所 | 千葉県旭市桜井1264 |
電話番号 | 0479-68-3387 |
ご祈願受付 | 9:00〜17:00(事前予約推奨) |
駐車場 | 有り |
ご祈祷料 | 5,000円、7,000円、10,000円 |
昇殿参拝対象 | 可 |
郵送祈祷 | 郵送可 |
最寄り | JR総武本線「JR旭駅」から車で15分 JR成田線「JR下総橘駅」から車で15分 |
URL | https://www.kajiro.jp/ |