【学校法人としては日本初】郁文館「女性の働きやすい職場づくり」のさらなる推進に向けた新たな福利厚生として低用量ピルの助成制度を導入

 学校法人郁文館夢学園(以下、郁文館)では、教職員がやりがいを持って活き活きと働き続けられる環境づくりに取り組んでいます。その一環として、さらなる女性活躍推進に向けた低用量ピルの助成制度を導入することをお知らせいたします。

 郁文館は、子どもたちの幸せの根底には子どもたちを支える “教職員の幸せ” があると考え、その考えのもと2020年4月に「人材開発室」という組織を発足しました。人材開発室は、教職員の “働きがい” を第一に考え、男性の育休取得や、介護や子育てのための時短勤務制度等の運用実績など、やりがいを持って働き続けるために必要な環境の整備に取り組んできました。2023年3月には「人権宣言」を策定し、働く大人たちの幸せになる権利や成長する権利を守るとともに、学ぶ子どもたち、学校教育活動に関わる全ての人々の人権を尊重していくことを宣言しました。

 宿泊行事や海外出張が多い郁文館の教育活動の中で、「月経、妊活、更年期等の健康課題が原因で、普段と同等のパフォーマンスを発揮できないことがある」といった女性教職員から上がった現場の声を尊重し、女性特有の健康課題への解決を支援することを目的としています。男女問わずパフォーマンスを最大限に発揮できる職場づくりをさらに推進するための施策として、学校法人としては日本初※となる低用量ピルの助成制度を導入する運びとなりました。(※郁文館独自の調査による)

 この取り組みを通して、女性の健康課題の解決に向けたサポートをさらに充実させることで、より女性が働きやすく活躍できる職場環境の実現を目指すだけでなく、男性にとっても女性の健康課題や働き方について知識を深めるきっかけとなることを目指します。

■女性の働きやすい職場づくり推進策

①女性疾患と職場支援について専門家による講演を実施

月経困難症・PMS対策として低用量ピルの助成

■女性の働きやすい職場づくり推進策の詳細

①女性疾患と職場支援について専門家による講演を実施

専門家をお招きし、女性特有の健康課題である月経困難症、PMS、更年期障害等についての理解を深めることを目的とした講演会を実施します。この講演会は、職場支援を促進するため、男女関係なく参加をすることができます。職場や家庭に限らない周囲のサポート向上に期待するものです。

②月経困難症・PMS対策として低用量ピルの助成

女性教員を対象とし、低用量ピルの半額補助制度を導入します。さらに、万が一起こりうる副作用に対しての支援を強化するため、次年度より「婦人科学校医」兼「産業医」として産婦人科専門医を専任し、サポートを充実させる計画です。宿泊行事・海外に引率するために月経周期や不調のコントロールを支援することを目的とした女性への新たな福利厚生制度です。

■学校法人郁文館夢学園

 創設134年の伝統ある中高一貫校として、郁文館中学校・高等学校と郁文館グローバル高等学校、広域通信制/単位制高校としてID学園高等学校を運営。現在生徒数は約2200名(2023年3月時点)。「子どもたちの幸せのためだけに学校はある」という理念の下、生徒が夢を持ち、夢を追い、夢を叶えるための実践的なプログラムを提供しています。SDGs教育や探究学習など各種アクティブラーニングの他、生徒は一人一台PCを所持し、プログラミング教育やオンライン英会話、AIを活用した学習にも取り組んでいます。また、経営者が教壇に立つ高校生版MBA「起業塾」も開講しています。

所在地:東京都文京区向丘2丁目19-1

理事長兼校長:渡邉美樹

URL:https://www.ikubunkan.ed.jp/hs/

【本件に関するお問い合わせ】

学校法人郁文館夢学園 募集広報室

Tel:03-3828-2206

Email:info@ikubunkan.ed.jp