口コミ・評判について: 青森県立中央病院 (A M)

里帰り出産で産婦人科に入院しましたが、おすすめしません。会計・受付から医師・看護師に至るまで説明・案内不足で、ホスピタリティの無さが目立ちます。特に○○長とつくような年配の男性医師は、回診の際でも苛々そわそわして患者の相談に耳を傾ける余裕すらない様子で、かなり雑な扱いを受けました。また、OGTTの採血の時間がズレてしまってもそのまま検査に出したり、患者が妊娠糖尿病にもかかわらず生理食塩水と間違えてブドウ糖を点滴に使ったり、医療事故レベルのミスをする看護師がいるので要注意です。謝罪もありましたが、上から押し付けがましく形ばかりのものだったり、へらへら笑いながらだったり、点滴の取り違えについては当の看護師の謝罪だけなかったり、病院側が事の重大さを理解していないようでした。基本的に、起こった事に対して疑問を感じ説明を求めても、頑なに謝罪を繰り返すばかりで、患者を馬鹿だと思っているのか、納得させる気もないようで全く誠意が感じられませんでした。
色々あってうんざりしていたところ緊急手術となり、手術場に運ばれた際にLDRに私物を何点か置き忘れられました。今でも悲しいのは、学生時代の思い出がつまった札幌よさこいソーラン祭りの団扇を無くされたことです。産後、探して欲しいと看護師にお願いしましたが、備品管理もろくにしていないのか、「見当たらない」の一点張りで、立ち会って探させてもらうこともできず、結局見つからないまま退院しました。
退院もベッドが足りないという理由で早まり、特に説明もありませんでしたがお祝い膳も出されず、追い出されるように退院しました。退院時のアンケートもなかったですし、上に苦情を言われそうな患者にはそういう対応をしているのかもしれません。
１ヶ月健診の請求書も届くと言われた日には届かず、里帰りから戻ってから大幅に１週間以上も遅れて実家に届き、大変不便な思いをしました。
東京には良い病院が沢山あるのに何故ここで産むことにしてしまったのか、産後の今でも後悔しており、次は絶対里帰りしないと決めております。都会の病院に比べると全体的にかなりレベルが低いので、里帰りの方はその点覚悟して受診した方がショックが少ないです。(第二子妊娠中は、東京ではどこにでもあるような近所の総合病院に通いましたが、嫌な助産師はいたものの最低限のホスピタリティはありましたし、同じ妊娠糖尿病でも毎回内科の診察後に栄養士による個別指導があったり、良い意味で対応の違いに驚きました。県病では通院中も入院中も栄養指導どころか栄養士に会ったことすらありませんでしたので…青森が短命県な理由がわかった気がします)

あと私の話ではなく、別の科に入院して一時危篤になったため気管切開をした身内もおりますが、病院側が抜糸の日程の予約を忘れており、退院後に喉がひきつれた状態になってしまいました。問い合わせたところすぐ外来に来るように言われ抜糸してもらいました。病院のミスなのでお金はいらないと言われましたが、未だに喉には引っ掛かりが残っています。こんな病院でも最後の砦で縋らねばならない青森の家族が心配です。
(追記)上記の身内は、先日再入院した際に、病院側がカテーテルを入れっぱなしで何日も抜くのを忘れていたために酷い感染症を起こし、最終的に肺炎で亡くなりました。まだ40歳でした。驚くことに担当スタッフ達からは謝罪や説明も全くなく、知らんぷりでしたが、良心が咎めたのか最後にたった1人の医師が医療ミスを認め謝罪に来たそうです。付き添いの家族は元医療従事者で現場の知識がありましたのでさすがに誤魔化せないと思ったのかもしれません。他にも、家族の同意が必要な処置を看護師が勝手に事後承諾にしたり等、入院中は不安になる点が色々あったそうです。私自身は許せない気持ちが大きいですが、家族は元医療従事者で病院側の立場が想像できるということもあり、告発したらあの謝罪に来た先生の将来を奪ってしまう、故人も生き返るわけじゃない、と公にするのを諦めました。退院してからのリハビリ計画も立てて、まだまだ生きる気力はあったのに、本当に無念です。
今回の医療ミスは救急経由で入院した際に起こったものです。救急で処置した医師と入院した病棟での担当医は当然異なりますが、救急での処置が何故か病棟では忘れ去られており、前回の気管切開の件と同様に、責任を持って最後まで看る人間がいなかったのです。患者の診療情報は今は便利な電子カルテになっていますが、使う人間が責任感もなく、情報共有意識も低いとなれば意味がありません。救急経由で入院する際はご注意下さい。