夫の遺産を社会福祉に活かすべく、坂種さんが大正時代に創設された病院。昭和時代に藤田学園の運営に移り、以降教育病院として運用されています。
特定機能病院のため、紹介状なしの初診は基本的に「初診選定療養費」がかかります。(2023年1月現在7700円と高額です。)
古い歴史を持つ病院ですが、近年特に建て替えなどを進めていることもあり、施設はきれいです。
院内1階にはファミリーマートがあり、通常の品揃えの他に、主に入院に役立つ商品も並んでいます。逆にフライヤーがないため揚げ物系はありません。
病院内から入店できる入口がありますが、早朝・夜間、そして外来の休診日は閉鎖されています。(この場合、一度病院から出て外側の入口へと向かう必要があります。外側の入口は少し階段があり、バリアフリーではないので注意が必要です。)
外来受診は、例えば血液検査やレントゲンなどの事前検査がある場合、予約時間よりも少なくとも30分以上は前に来院し、検査を受ける必要があります。(この検査の結果が出るまでは診察室に呼ばれないことになります。)
診察室の混雑具合に関わらず予約時間よりも遅れがちなのは、検査側の混雑もあるかもしれません。
この仕組みに気がつかないと「予約関係無しに待たされる」とイライラする原因に。
来院時に診察券を機械に通すと、受付番号と「今日の受診内容」が記された紙が発行され、紙に書かれた内容を確認して目的の場所へ向かう形です。
全て終わると、会計窓口へ。ここでも順番札を発行する機械を操作して、呼ばれるまで待つことに。支払いは自動精算機になりましたので、以前よりは窓口はスムーズになりました。自動精算機に行列ができているので「時間が短くなった」感じはしないかもしれませんが。なお、支払いは現金もしくはクレジットカードが使えます。
入院は、入院が必要になると、まずは入院説明(そして同意が必要な各種書類の記入)が行われます。必要な品や基本的な日数などの説明がありますので、質問はこのタイミングで。
入院当日は「入院受付窓口」での手続きから始まります。手続きをしたら病棟へ。病棟では現在はコロナの抗原検査をして、陰性ならいよいよ入院です。(ただし、コロナの扱いが変わるので抗原検査はなくなるかもしれません。)
入院は二度、異なる科でお世話になりましたが、看護士さんは若い方からベテランの方まで。手際の良し悪しはありますが、基本的には親切です。少なくとも不快になる対応はおぼえがありません。
病室は、私は2回とも大部屋の利用でした。4人または6人の部屋があると思います。カーテンで仕切られ、よくあるテレビの置かれた可動式の家具のみの収納です。長財布が入る程度の大きさの貴重品保管箱もこの家具の中にあります。
電源は壁のコンセントからになるので、必要に応じてタップなど持ち込みましょう。
食事は、予算内で頑張ってる感じはします。美味しい・不味いについては、薄味過ぎることもなく、舌鼓というものでもなく。根菜系の煮物はよく出てきます。数日に一度は見かけます。ちなみに箸は自前で用意する必要があります。許されるならふりかけを用意すると、少し豊かな気持ちになれます。
医師については、これは個人の資質・気質もあるので詳細は語りませんが、私が担当してもらった医師については、好評価を持っています。
全体的には好感の持てる病院です。
新しい仕組みを積極的に取り入れ、特に事務関連については効率化をはかっています。
藤田医科大学ばんたね病院の関連口コミ
子授かりネットワークの口コミ
comment口コミを投稿-
口コミはまだありません。
Googleの口コミ
-
halさん 2024.10.01 2023年に、三叉神経痛の外科手術でお世話になりました。
三叉神経痛の治療でメディアにも取り上げられている加藤先生がいらっしゃるため、三叉神経痛の外科手術では認知のある病院です。
私の際は実際に手術を担当くださった先生が違う先生で、診察は加藤先生にご担当いただきました。
術後1年ほどは痛みも納まっていましたが、1年経つ頃から再発があり、現在違う病院にて治療しております。
個人的には、加藤先生の診察はかなり流れ作業のように感じます。
診察に来られる患者さんの数が多いのは仕方がないですが、診察室内に3人ほど座り順番を待つ中での診察です。(2023年当時)
完全に他の方の病状、もちろん自身の病状も知らない患者さんに聞かれる環境です。
このシステム、プライバシーの侵害だと感じます。
診察も1分位で終わってしまい、なかなか相談や話が出来る環境では無いと感じました。
入院病棟では個室でしたが、部屋を出ていて戻ったところ知らない患者さんが勝手に入ってしまっていて、私の個室でトイレを使用していました。
とっても怖い思いをしたのですが、それに対するフォローは看護師さんからはなく、退院まで気が気ではなかったです。
また、夜中に点滴交換に来てくださった看護師さんがなかなか上手く針が通らず、シーツに自身の血が流れ、1時間ほどかかり、シーツの取替が終わる頃には2時を回っていました。
その後リハビリでは、担当の方がとても優しい声かけをくださる方で、唯一ほっとできる時間でした。
ただ、診察環境・入院環境は個人的にはあまり良い印象が無く、辛いものとなりました。
外科手術後1年で再発してしまいましたが、こちらについては個人差もあり再発は致し方なく、全力でご対応くださったことは感謝しております。 -
六連昴さん 2024.10.01 皮膚科医に紹介されて以来、総アレ科に1ヶ月間隔で通院しています。担当医はY先生です。他の書き込みで少し悪く書かれていましたが「いつもお待たせしてすみませんね」診察終了時には「また一月後、お大事にされて下さい」と言われます。
私はひどいことは言われていませんが「少し姉御肌的」な感じもあり、他の患者さんはそうしたやり取りになってしまったのかも。
時に外来患者が他診療科に入室する時に遭遇します。担当医の「お待たせしました」「お疲れ様です」等々の声掛けはなされており、そのような教育や人材育成に注視されているように感じました。もしそうならば、藤田全体でそれを徹底されたいと感じます。
愛知には医学部のある大学が4校あり、県がんセンターもあります。たまたまかもしれませんが、医師の人間教育がなされていないと思えることが多く、心が傷んだこともありました。特に大学病院や総合病院ではそのような部分が「遅れている」と感じています。
患者さんが「誠意を持って診てもらえる」と思われる病院を目指してほしいですね。