坂口 健一郎 院長について
Profile
性別:男性
職業:医師
専門:生殖医療、腹腔鏡下手術
出身地:福岡県
趣味:映画鑑賞・釣り
座右の銘:為せば成る 為さねばならぬ何事も
三軒茶屋ARTレディースクリニックの内装について
電話 | 03-6450-7588 |
---|---|
所在地 | 世田谷区 三軒茶屋 1-37-2 三茶ビル5F |
最寄駅 | 三軒茶屋駅 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
WEB | https://sancha-art.com/ |
休診日 | 木曜日 |
domain | 名称 | 三軒茶屋ARTレディースクリニック |
---|---|---|
text_to_speech | 名称(かな) | さんげんちゃやあーとれでぃーすくりにっく |
map | 住所 | 東京都 世田谷区三軒茶屋1-37-2 三茶ビル5F |
train | 最寄り駅 | 田園都市線 三軒茶屋駅 徒歩2分 |
local_parking | 駐車場 | なし |
location_on | 地図 | Google Map を表示する |
call | 電話番号 | 03-6450-7588 |
desktop_windows | 公式サイト | https://sancha-art.com/ |
currency_yen | 支払方法 | 現金、クレジットカード |
対応 | 名称 | 説明文 |
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◎ | ブライダルチェック | ブライダルチェックは、結婚前のカップルが未来の家族計画に向けて、生殖能力や遺伝的リスクを評価する健康診断です。性感染症の検査やホルモン値測定などを含み、健康状態や遺伝子のリスクをチェックします。この検査により、カップルは健康上の問題を早期に把握し、適切な対策を講じることができます。 |
◎ | 卵子凍結 | 卵子凍結は、女性の生殖能力を将来にわたって保存するための手段です。採取した卵子を特別な処理を施し、極低温で凍結保存します。凍結された卵子は、必要な時に解凍し、体外受精によって受精させることが可能です。卵子の質は年齢と共に低下するため、若い時期に凍結することで、将来的な妊娠の成功率を高めることが期待されます。 |
◎ | 体外受精 | 高度生殖医療 のひとつで、排卵前に 採卵 した 卵子 と 精子 の 受精 を体外で行うこと。 人工授精 で妊娠に至らない場合に行うことが多い。シャーレの上で採卵した卵子に精子をふりかけ、精子が自然と入っていくのを待つ方法が一般的。 |
◎ | 顕微授精 | 生殖補助技術 の不妊治療のひとつ。 体外受精 ( IV F)のうち、顕微鏡下で卵子の中に直接精子を注入する方法。 |
◎ | 勉強会・不妊教室 | 妊活・不妊治療等についての情報や医師や助産師などの専門家によるの説明会や勉強会の開催を行う。 |
◎ | 人工授精 | 排卵時期に、人工的に精子を直接子宮内に注入する方法。 精子の数が少ない人、運動率が悪い人、原因不明の人などに適用される。 |
◯ | 凍結保存 | 卵子を冷凍保存すること。受精卵は-196℃の液体窒素内で保管されるが、環境の変化に耐えられるよう耐凍剤と呼ばれる液体に包まれる。 |
◎ | 男性不妊 | 男性に不妊の原因があること。原因の多くは、 精子奇形症 や 無精子症 などの 造精機能障害 と 射精障害 や 勃起障害 などの 性機能障害 。産婦人科や泌尿器科で診断や治療を行う。 |
◎ | 女性医師がいる | 女性の産婦人科医が在籍している。 |
◎ | 卵管鏡下卵管形成術 | 卵管 が狭くなったり、詰まったりして起こる 卵管性不妊 に対して行われる治療。 カテーテル で卵管部を押し広げ、通過性を回復する手術。 |
◎ | 不育症 | 妊娠 はするけれど、2回以上の 流産 、 死産 を繰り返して結果的に子供を持てない状態。原因を精査して特定できれば治療を行い、次回の妊娠時に予防できるようにする。 |
◎ | 助成金 | 助成金の説明、書類などの対応をしている。 |
電話 | 03-6450-7588 |
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所在地 | 世田谷区 三軒茶屋 1-37-2 三茶ビル5F |
最寄駅 | 三軒茶屋駅 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
WEB | https://sancha-art.com/ |
休診日 | 木曜日 |
電話 | 03-6450-7588 |
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所在地 | 世田谷区 三軒茶屋 1-37-2 三茶ビル5F |
最寄駅 | 三軒茶屋駅 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
WEB | https://sancha-art.com/ |
休診日 | 木曜日 |
まずはじめに、 妊活中のみなさまに、一言お願いします。
「不妊治療って、つらそうだからできれば避けたい」「不妊治療を始めたら、夫婦仲が悪くなりそう」など、不妊治療によくないイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
正直にお話しすると、実際に不妊治療を進めていくなかで、つらい思いをされる方や、夫婦仲が悪くなってしまう方はいらっしゃいます。
しかし、私はこうした不妊治療の負の側面は、妊娠や不妊治療についての正しい知識が広まっていないことから起こるものだと感じています。
不妊治療にはどんなステップがあり、どのくらいの時間・費用・痛みが発生するのか、
「子どもをなかなか授からない……」と悩む前に知っていただきたいと考えています。
不妊治療の全体像さえ知っていただければ、ご自身のライフプランに合わせて「不妊治療をするなら、いつからいつまで」と決めることができるので、実際に不妊治療を始めた際のつらさを減らせると考えています。
『妊娠について正しい知識を持ってもらい、適切なタイミングで不妊治療に踏み切ってほしい』
そして、『子どもを授かりたいという願いを、ひとつでも多く叶えたい』
そのためのサポートを誠心誠意、全力で努めたいと思っています。
坂口先生は、なぜ職業の中で医師を目指されたのですか?
私が小学3年生の夏休みでした。親戚があるホテルに集まり、そこで子供たちはプールで泳いでいました。
その時女の子が1人おぼれてしまったのです。周りにいた大人が助け、その子は一命をとりとめたのですが、私はその子がおぼれているのに気づいていたのに、何もできませんでした。
私の父は歯科医師でした。私もそれまでは歯医者さんを目指していたのですが、その出来事を父に話したところ、こう言われました。
「医者になった方が、もっと人を救えるよ」 この道を目指すようになったのは、それからでした。
坂口先生は、なぜ診療科の中で、産婦人科医になったのですか?
産婦人科は、外科だけではなく、内科も診れなくてはなりません。
私が産婦人科医になったのは、「内科外科の両領域で知識と技術が磨ける」という医師としての価値観からの選択でした。
腹腔鏡手術の名医のもとで研修を始めてからは、その分野で実績を積みましたが、腹腔鏡手術で出会う患者さんの多くは、妊娠適齢期の方が多く、治療後の妊娠希望の声を聞いてきました。
並行して大学院で研究を重ねていたころで、顕微鏡に映る胚盤胞の神秘的な輝きから生命の尊さに魅せられ、これから自分が進むべきだと確信し生殖医療という道を歩み始めました。
以前は自分自身のスキルアップを指針として仕事をしていた私に、患者さんの思いを叶えたいという目標に導いてくれたのは、これまで出会った多くの患者さんだったのです。
思えば私は四人兄弟の中で育ち、私自身も四人の子供がいます。
育った環境も今の家庭もわいわいがやがやいつも賑やか。
子供の笑い声は周りを幸せにして、明日へ、そして未来へ希望を与えてくれます。
私のもとに来て下さる患者さんの一人一人に寄り添い夢を叶えることが、これまでのたくさんの出会いへの恩返しに、そして社会への貢献に繋がることを胸に日々頑張っています!
三軒茶屋ARTレディースクリニックを開院されたのはどのような想いからですか?
前職では1日に百十数人の患者さんを医師4−5人で診察していました。
多くの方を診察することで、学べることも多く、毎日がとても充実していました。
ただどうしても、クリニック全体の運営を考えながら診察をすることが求められるので、一人一人にかけられる時間に限りがありました。
経過が順調な患者様は、そのスタイルで問題ないのですが、そうでない患者様の対応にどう向き合ったら良いのか悩んでいました。
大きなクリニックではできない、小さなクリニックだからこその『一人ひとりの患者様に向き合った診療』ができればと思い、開業を決意しました。
開業前は、勤務医でしたので、自分や家族のことを考えて日々過ごしていましたが、雇用主となった今は、スタッフのみなさんのことを第一に考えています。
なぜならスタッフが、明るく笑顔で働いてもらう事で、それが患者様への対応にも影響があると思うからです。
不妊治療は治療だけでなく、メンタル、経済面、仕事の両立など、痛みや悩みを感じやすいものです。
通院するのも辛く感じることもあります。患者さんのそんな気持ちにいつも寄り添えるクリニック、スタッフであることが、患者さんと一緒に歩むために最も大切なことだと考え、そのリーダーシップをとることを責務と自分自身に課しています。
また、近江商人の経営哲学の中で「三方良しの考え方」というものがあります。
「商売において売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそよい商売といえる」という考え方です。
私のクリニックに例えると、売り手とはクリニックのこと、買い手とは患者様のこと、そして3つ目が社会に貢献すること、これが良い経営とされていますが、最近では働き手良しを1つ加えて四方良しの考え方も普及しています。
クリニックのため患者様のために働いてくれるスタッフがいてくれるからこそ、患者様に良い医療、サービスを提供できるのだと思います。
クリニック一丸となって日本の出生率をあげるという目標に向かって日々の診察を行っています。
世田谷区 三軒茶屋で開院を決めた理由を教えて下さい。
世田谷区は、比較的若い夫婦が多いエリアになります。また区が子育て支援に力を入れており妊娠から出産、子育てまで応援していることに注目しました。
今回、令和4年4月から生殖補助医療(体外受精)の保険適用が始まり、多くの方が治療を受ける機会を得ましたが、子供が欲しくても出産後のサポートがないことに不安を感じている方も多く、そうした方は、なかなか治療に踏み切れないでいるのではないかと感じております。
私は、経営理念のなかにある「街中に子ども達の笑い声が溢れ、笑顔の絶えない豊かな社会(地域)」を目指していますが、世田谷区は出産したあとのサポートに力を入れている区であり、『不妊治療の不安は当院で、産後の不安は世田谷区で』
というように一緒にご夫婦を応援することで、ご夫婦の夢をはやく実現できるのではないかと考え、世田谷区から業界を変え、日本の少子化を変えていこうと世田谷区で開業を決めました。
三軒茶屋ARTレディースクリニックの特徴をお聞かせください。
働く女性の治療を妨げるさまざまなことがらを解決したいと考え、
施設面では、
①駅が近く通いやすい、
②お仕事帰りにも通院できるよう平日は遅い時間まで診察、
③休日も診察
に致しました。
治療面では、
当院の理念でもある小さなクリニックだからこその『一人ひとりの患者様に向き合った診療』に基づき、患者さんそれぞれに症状や背景が違う不妊治療の個々に応じた治療をご提案します。
また、治療途中で他院へ転院することなく、当クリニックのみで子宮鏡手術、卵菅鏡手術、流産手術などの治療ができることは患者さんの不安を取り除くことと取り組んでいます。
患者様はどんな方が通っていらっしゃいますか? また通ってほしいですか?
当クリニックは20−40代の共働きの女性が多く通われています。
一人ひとりに寄り添った治療計画を立てておりますので、計画に沿った治療を受けることができる方に通っていただきたいです。
治療中には計画通りに進まずに、不安や焦りを感じることもあるかと思いますが、その都度、一緒に考えていきますので、ご夫婦ともに治療に前向きになれる方にはぜひ通っていただきたいと思います。
反対に、どんな方には通ってほしくないですか?
治療を進めるにあたって、患者さんと医師、スタッフが一丸となって取り組むことが何より大切です。そのため、互いに信頼を失うような遅刻をする方、人の話を聞かない方には通ってほしくないです。
また、不妊治療はクリニックによって治療方針が違います。当クリニックでは中刺激、高刺激など注射を使った刺激を用いる治療を行うため、この方法を好まない方にはおすすめできません。
患者様で印象に残っている方のお話をお聞かせください。
当院開院から受診していただいた患者様です。
スクリーニング検査を行いましたが、原因不明であり、人工授精を3周期行いました。ご夫婦としては体外受精を希望されていましたが、当院がまだ認定施設となっていなかったため、ステップアップをお待ちいただく状況でした。
本来であれば、すぐにでも次に治療に移りたかったかと思いますが、「大丈夫です。これまでの坂口先生の診療や治療の進め方の具体的なお話、スタッフさんの笑顔や気遣いに何度も助けられ、夫婦で心から信頼しているこちらで治療をしたいので待ちます」と言っていただきました。
2周期ほどお待ちいただいたのですが、ようやく体外受精治療を開始し、1回目の移植で無事妊娠、卒業され、出産報告もいただきました。また二人目を希望され、1年半ぶりに受診をしていただき現在治療をされています。幾多あるクリニックの中で、当院を選んでいただき、かつ信頼していただいたことは、本当に嬉しいことです。
もうお一人は、私が最初の不妊クリニックで勤務しているときに担当させてもらった方です。
多嚢胞性卵巣症候群 で 一般不妊治療 では、排卵 までのコントロールが困難なため、体外受精に ステップアップ しました。
体外受精治療にて無事良好胚盤胞が獲得でき、移植、妊娠、卒業とスムーズに治療は行きました。その後、私は他のクリニックに移動しましたが、その方は私の診察を希望されて、凍結している胚を移送して治療を受けられました。こちらでも治療はスムーズで妊娠、卒業されました。
今後は私が開業した後に、来院され、3人目を希望されました。
そちらの治療もスムーズでした。一度お子さまを連れてこられた際に、子供たちに会ったのですが、すごく親しみを感じました。
クリニックを移動するというのは、大変なストレスがあったかと思いますが、2回も転院していただき、私の診察を受けに来ていただいたことは本当に感謝しかありません。
その理由をお聞きしたところ「安心してお願いできたから」と仰いました。当クリニックに来院される方にも、安心して治療を任せていただけるよう日々精進してまいりたいと考えております。
坂口先生が、妊活で最も大切なことはなんだと思いますか?
多くの患者さんを診察させていただいた経験から3つのポイントがあります。
①正しい知識を身に付ける
②原因を特定し、原因に対応した治療を行う
③原因が不明な場合は、体外受精に速やかにステップアップするといった強い意思
それぞれの理由としては
① 情報が多く溢れている時代だからこそ、間違った情報や知識に振り回され、知識不足や間違った解釈をしてしまい、不安や心配が増えてしまうものです。
正しい知識を身につけることこそが、妊活のストレスを減らし、積極的な治療ができるからです。
② 一人ひとりにあった妊活の仕方、治療方法でおこなっていくことが妊娠のための近道です。 実際の治療は人によってさまざまなケースがあり、進め方もまったく違います。原因の特定をし、原因にあった治療を行うことが何より重要なことです。検査は誰でも不安なものですが、そこから妊娠への道は開かれます。
③ 妊娠にはタイムリミットがあるのが事実です。タイムリミットを過ぎてしまうと、何もできなくなってしまいます。医師とともに治療の方針を合わせ、不安を解消しながら、迷わずに体外受精のに進むことが、最短最速で希望のライフプランを実現することになります。
坂口先生、いろいろとお答えいただきまして、ありがとうございました。
最後に、皆様にメッセージをお願いします。
日々、生殖医療に携わるなかで、たくさんのカップルに出会います。 赤ちゃんがほしいと望む人が三軒茶屋ARTレディースクリニックのもとを訪ねてくれる以上、患者さんの期待にこたえられるように努めていますが、治療をおこなっても妊娠しない方がいるのも事実です。
これまでにお伝えしたように、妊娠・出産においては現代医学でもわかっていないことが多くあり、なぜ妊娠し ないのか原因がわからないケースもあります。 インターネットやメディアでは、妊活に関するあらゆる情報が発信されていますが、ある人がおこなって成功したやり方を別の人が真似して妊娠できるわけではありません。
一人ひとりにあった妊活の仕方、治療方法でおこなっていくことが妊娠のための近道ですし、治療について患者さん自身が正しい知識を持つことても大切です。
最近では、卵子の老化という現象についても知られるになようになってきました。ただその知識があったとしても赤ちゃんを望む人はたくさんいます。
「もしかしてすぐに妊娠しないのかも」と気づいた人はどうすればいいのか。私たちに頼っていただくと、どんなことができるのか。このことを知ってほしくて本も執筆しました。(妊活パーフェクトガイド:クロスメディア・パブリッシング出版)
本書では、妊娠や不妊治療の大枠の部分を記しましたので、詳しくは、そちらをご確認下さい。
実際の治療は人によって実にさまざまなケースがあり、進め方もまったく違います。
まずは一度クリニッ クに来ていただきたいと思います。
専門家として、その人の身体の状態にあわせてアドバイスできることが必ずあるので来ていただければそれだけ妊娠に近づきます。
不妊治療専門クリニックの扉を叩くのはとても勇気がいることだと思います。 私も、 新しい患者さんにお会い するたびにドキドキが伝わってきて、新鮮な気持ちで治療に挑んでいます。 勇気を持って来てくださった患者さんのために最善を尽くすことをお約束します。
名称 | 料金 |
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